悪魔の追跡
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| 悪魔の追跡 | |
|---|---|
| Race with the Devil | |
| 監督 | ジャック・スターレット |
| 脚本 |
R・L・フロスト ウェズ・ビショップ |
| 製作 | ウェズ・ビショップ |
| 製作総指揮 | ポール・マスランスキー |
| 出演者 |
ピーター・フォンダ ウォーレン・オーツ |
| 音楽 | レナード・ローゼンマン |
| 撮影 | ロバート・ジェサップ |
| 編集 | ジョン・F・リンク |
| 配給 | 20世紀フォックス |
| 公開 |
|
| 上映時間 | 89分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 英語 |
| 興行収入 | $1,745,000[1] |
『悪魔の追跡』(あくまのついせき、原題:Race with the Devil)は、1975年制作のアメリカ映画。
1970年代に到来したアメリカン・ニューシネマブームおよびオカルト映画ブームの潮流に乗って制作されたサイコ・ホラー映画作品。『オーメン』や『エクソシスト』の様なスピリチュアル要素およびおどろおどろしいスプラッター映画表現は無いが、サイコロジカルホラーをベースにしてカーアクションや銃撃戦も織り込んだロードムービー的雰囲気も醸しだしているB級映画である。
あらすじ
[編集]共同でバイク工場を経営するロジャーとフランクは、休暇を取って各々の妻ケリーとアリスを伴い、新しく購入したキャンピングカーに乗ってコロラドへ向かった。
しかし途中、テキサスの人里離れた荒野で1泊した夜、ロジャーとフランクは悪魔崇拝者集団が生贄として少女を殺害する儀式を目撃、それを集団に気付かれてしまう。
地元の警察に駆け込んでも相手にされず、行く先々にて根付いている社会コミュニティーの嫌がらせを受けたロジャー達は、銃を購入して応戦する事を決断し、執拗な追跡を退けながら逃げるが、その先には衝撃の結末が待っていた。
キャスト
[編集]| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| TBS版 | ||
| ロジャー | ピーター・フォンダ | 山田康雄 |
| フランク | ウォーレン・オーツ | 羽佐間道夫 |
| アリス | ロレッタ・スウィット | 藤夏子 |
| ケリー | ララ・パーカー | 北島マヤ |
| テイラー保安官 | R・G・アームストロング | 塩見竜介 |
| 不明 その他 |
糸博 前田敏子 浅井淑子 納谷六朗 上田敏也 平林尚三 島田彰 | |
| 演出 | 山田悦司 | |
| 翻訳 | ||
| 効果 | ||
| 調整 | 杉原日出弥 | |
| 制作 | トランスグローバル | |
| 解説 | 荻昌弘 | |
| 初回放送 | 1978年6月26日 『月曜ロードショー』 | |
※ノーカットで日本語吹替がDVD版に収録されている。
関連項目
[編集]- カルト
- サタニズム
- クー・クラックス・クラン - 本作に登場する悪魔崇拝者集団は彼らを暗喩したものといわれる。
- 福音派教会 - 米国民の4人に1人が信者とされているキリスト教保守派。「本作に登場する悪魔崇拝者集団」とは本来真逆であるべき宗教団体ではあるが、かつて白人至上主義や奴隷制度を教義上で認めていた歴史や、テレビ伝道師手法を真っ先に手掛けたり現世利益を勧誘で強調する等といったポピュリズム傾向の強さ、銃規制に反対する全米ライフル協会との歴史的に密接な関係やクー・クラックス・クラン発祥母体とされている点、(本来、異教徒であるユダヤ教徒で構成されるイスラエル右派を支持する米国政治家など)好戦的な右派外交政策の支持をしばしば行う等、実際の揶揄対象ともされている。更に(幾多のテロ事件を起こした)強硬派は「キリスト教原理主義」或いは「(アメリカ合衆国における)宗教右派」と称される。
- イージー・ライダー - 本作の主演であるピーター・フォンダが主演した映画(兼脚本・製作)。似通ったような雰囲気がある。
- レッド・ステイト - 2011年公開のアメリカ映画。監督が「悪魔の追跡に影響を受けた」と語っている。但し本作では「悪魔崇拝者集団」ではなく「キリスト教原理主義集団(福音派教会)」の暴走・集団犯罪を描いている。