川原毛地獄

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川原毛地獄(2009年6月)

川原毛地獄(かわらげじごく)は、秋田県湯沢市にある霊場青森県恐山富山県立山と並ぶ日本三大霊地の一つと言われている。近くに川原毛大湯滝がある。標高は約800m。ゆざわジオパークのジオサイトに認定されている。

川原毛地獄の歴史[編集]

807年(大同2年)に月窓和尚が霊通山前湯寺を建立したことが霊場としての始まりである。恐山立山と共に日本三大霊地として数えられ、女人禁制修験の地であった。月窓和尚が周辺の奇岩や池を血の池地獄や針山地獄など、136ヵ所の地獄に見立てたことが「川原毛地獄」の名称の由来になったとされる[1]

829年(天長6年)には、円仁(慈覚大師)が当地を訪れ、法螺蛇地蔵と自作のお面奉納した。

1393年(明徳4年)、前湯寺が梅檀上人により三途川の十王坂に移築。さらに同寺は小野寺氏によって、1459年(長禄3年)に現在の湯沢市稲庭町字小沢に移築され、寺号を「嶺通山広沢寺」と改めた[1]

1623年(元和9年)から久保田藩硫黄採掘場として採掘を開始。以来、1966年(昭和41年)まで硫黄を採掘していた[1]

1987年(昭和62年)に川原毛地蔵菩薩が建立される。

ギャラリー[編集]

アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『東北学08』p.192 - 193

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]