天王寺公園
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天王寺公園 | |
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分類 | 動植物公園 |
所在地 | |
座標 | 北緯34度38分59.46秒 東経135度30分40.003秒 / 北緯34.6498500度 東経135.51111194度座標: 北緯34度38分59.46秒 東経135度30分40.003秒 / 北緯34.6498500度 東経135.51111194度 |
面積 | 28.2ha |
設備・遊具 | 植物温室、大阪市立美術館、慶沢園 |
駐車場 | あり |
告示 | 入園料:なし,休園日:なし |
天王寺公園(てんのうじこうえん)は、大阪府大阪市天王寺区茶臼山町にある市立公園。
上町台地の西端に位置しており、総面積は約28万m²。園内には大阪市天王寺動物園や植物温室、大阪市立美術館、慶沢園を擁する大阪を代表する都市公園である。かつては天王寺図書館や天王寺公会堂、野外音楽堂もあった。池上四郎第6代大阪市長の銅像が園内に建つ。
歴史
- 1903年 第5回内国勧業博覧会が開かれる(第1会場が天王寺、第2会場が大浜)。
- 1909年 会場跡地の東側を公園として整備し、「天王寺公園」が開園(通天閣を含む西側が新世界となった)。
- 1909年 大阪市電の天王寺公園前停留場が開業。
- 1913年 内国勧業博覧会で使用した集会施設を天王寺公園に移設し「天王寺公会堂」となる。同様に「勧業館」も大阪市が施設運営を引き継ぐ。
- 1913年 「明治記念拓殖博覧会」を開催。
- 1914年 住友家の本邸が鰻谷から茶臼山に移転する。
- 1915年 上野(東京)、岡崎(京都)に次いで国内3番目の大阪市天王寺動物園が開園。
- 1917年 内国勧業博覧会で使用した美術館を改装し「大阪市立市民博物館」として開館(大正天皇大典事業の一環)。
- 1918年 住友家本邸内に庭園「慶沢園」が完成。
- 1918年 大阪市電の天王寺公園南口停留場が開業。
- 1920年 大阪市会が市立美術館の設立を議決。
- 1921年 住友家が美術館建設を条件に、茶臼山の本邸寄付を大阪市に打診。
- 1923年 「大阪市電開業20年交通博覧会」を開催。
- 1925年 「大大阪記念博覧会」(大阪毎日新聞社主催)を開催。
- 1925年 住友家の本邸が兵庫県武庫郡住吉村(現・神戸市東灘区)に移転。
- 1928年 「大礼奉祝交通電気博覧会」を開催。
- 1930年 公園内に全国初のラジオ塔を設置。
- 1936年 旧住友家本邸跡地に大阪市立美術館が開館。庭園の慶沢園も開放。
- 1936年 天王寺公会堂が閉鎖され、跡地は天王寺動物園の敷地になる。大阪市の集会施設は中之島の中央公会堂に一本化。
- 1938年 大阪市営地下鉄御堂筋線の動物園前駅・天王寺駅が開業。
- 1944年 戦時体制下の終日急行運転実施のため、大阪市電の天王寺公園前・天王寺公園南口両停留場を廃止。
- 1947年 天王寺公園前停留場が復活。
- 1949年 天王寺公園南口停留場が復活。
- 1950年 天王寺公園南口停留場が動物園前停留場に改称。
- 1952年 「講和記念婦人とこども大博覧会」開催。
- 1952年 公園内に大阪市立図書館(本館)開館。
- 1961年 大阪市立図書館が大阪市立天王寺図書館に改称。同年開館した大阪市立中央図書館の分館扱いとなる。
- 1966年 大阪市電の霞町玉造線廃止に伴い、動物園前停留場の営業終了。
- 1968年 大阪市電の西道頓堀天王寺線廃止に伴い、天王寺公園前停留場の営業終了。
- 1969年 大阪市営地下鉄堺筋線の動物園前駅が開業。
- 1980年 天王寺野外音楽堂が閉鎖(現・天王寺動物園「コアラ館」付近。毎年春に名物コンサート「春一番」が行われていた)。
- 1985年 大阪市立天王寺図書館が上之宮町に移転。
- 1987年 天王寺博覧会開催に伴い、園内を再整備。安藤忠雄設計の映像館(マルチイメージシアター)などを設置する(閉幕後、公園主要部分はフェンスで囲われ、入場が有料となった。あいりん地区に近いため、公園内にはホームレスが多かったが、有料化と夜間が閉園となったことにより野宿ができなくなった)。
- 1989年 天王寺公園に多目的ドームの建設計画が浮上し、動物園の移転を含めた検討委員会が組織される。
- 1990年 多目的ドーム建設検討委員会が、天王寺公園をドーム建設候補地の一つに選定。動物園を南港に移転・新設するプランが示される。
- 1990年頃 公園敷地内の公道に「青空カラオケ」と称する露店が並ぶ(公園内に大音量で響き渡る演歌や道路で踊る酔客には、市民や観光客からの苦情が多かった)。
- 2003年 大阪市によって露店撤去。
- 2003年 あべちかと天王寺公園地下駐車場を結ぶ連絡通路が完成。
- 2012年 第1回「あべの・天王寺イルミナージュ」を開催。
- 2014年10月30日 近畿日本鉄道を公園の管理運営事業者に選定。
- 2014年12月2日 入園料が公園工事に伴い無料になる。
- 2015年4月1日 条例改正に伴い、休園日がなくなり、入園料は、慶沢園のみ有料、その他は無料となる。
- 2015年10月1日 公園南東部のエントランスエリアを再整備。サッカーコートやレストラン・カフェ、ドッグランなどの施設が備わった「てんしば」エリアとしてリニューアルオープン[1]。
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温室
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美術館前、慶沢園から茶臼山公園への道
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入口からの眺め
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噴水
公園内の施設
周辺情報
アクセス
外部リンク
- ^ 。生まれ変わる天王寺公園エントランスエリア 愛称は「てんしば」に決定 近鉄不動産プレリリース 2015年7月15日