台風第14号
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(台風14号から転送)
台風第14号(たいふうだい14ごう)もしくは 台風14号(たいふう14ごう)は、その年の14番目に発生した台風の名称。
過去の主な台風14号
[編集]- 昭和29年台風第14号 - 1954年(昭和29年)9月12日に発生した台風。国際名は「Lorna(ローナ)」。9月18日に静岡県御前崎付近に上陸。三浦半島を通過して千葉県銚子市の沖合に抜けた。死者36人、行方不明者14人、床上浸水6224戸、床下浸水2万4700戸などの被害[1]。
- 昭和32年台風14号 - 1957年(昭和32年)9月18日に発生した台風。9月26日に沖縄県、奄美諸島に接近した後、紀伊半島南方を通過した。沖縄県で死者52人、行方不明者79人、倒壊家屋約2万戸[2]。
- 宮古島台風(昭和34年台風第14号) - 1959年(昭和34年)9月12日に発生した台風。国際名は「Sarah(サラ)」。気象庁によって「宮古島台風」と命名された。
- 昭和37年台風第14号 - 1962年(昭和37年)8月20日に発生した台風。国際名は「THELMA」。8月26日に三重県南部に上陸、滋賀県、福井県を通過して日本海へ抜けた後に温帯低気圧となり、津軽海峡から太平洋へと移動した。死者・行方不明者11人、全壊住宅131棟、床上浸水272棟、床下浸水1万1226棟などの被害[3]。
- 昭和60年台風第14号 - 1985年(昭和60年)8月28日に発生した台風。国際名は「Ruby(ルビー)」。台風第12号・第13号・第14号の3つの台風が互いに影響を及ぼしあいながら本土に接近した。この台風は、8月30日に神奈川県横須賀市付近に上陸。
- 昭和61年台風第14号 - 1986年(昭和61年)8月16日に発生した台風。国際名は「Wayne(ウェイン)」。極めて複雑な進路を取った。
- 平成2年台風第14号 - 1990年(平成2年)8月17日に発生した台風。国際名は「Zola(ゾラ)」。8月22日に広島県広島市付近に上陸。
- 平成7年台風第14号 - 1995年(平成7年)9月16日に発生した台風。国際名は「Ryan(ライアン)」。9月24日に鹿児島県阿久根市付近に上陸[4]。
- 平成12年台風第14号 - 2000年(平成12年)9月2日に発生した台風。アジア名は「Saomai(サオマイ)」。
- 平成15年台風第14号 - 2003年(平成15年)9月6日に発生した台風。アジア名は「Maemi(マエミー)」。
- 平成17年台風第14号 - 2005年(平成17年)8月29日に発生した台風。アジア名は「Nabi(ナービー)」。
- 平成19年台風第14号 - 2007年(平成19年)9月30日に発生した台風。アジア名は「Lekima(レキマー)」。
- 平成20年台風第14号 - 2008年(平成20年)9月19日に発生した台風。アジア名は「Hagupit(ハグピート)」。
- 平成28年台風第14号 - 2016年(平成28年)9月10日に発生した台風。アジア名は「Meranti(ムーランティ)」。
- 令和2年台風第14号 - 2020年(令和2年)10月5日に発生した台風。アジア名は「Chan-hom(チャンホン)」。
- 令和3年台風第14号 - 2021年(令和3年)9月7日に発生した台風。アジア名は「Chanthu(チャンスー)」。
- 令和4年台風第14号 - 2022年(令和4年)9月14日に発生した台風。アジア名は「Nanmadol(ナンマドル)」。
備考
[編集]1951年の統計開始以降、最も早い日時に発生した台風14号は1971年の14号(7月10日に発生)[5]、最も遅い日時に発生した台風14号は1998年の14号(11月24日に発生)となっている[6]。
脚注
[編集]- ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、100頁。ISBN 9784816922749。
- ^ 『日本災害史事典 1868-2009』p123
- ^ 『日本災害史事典 1868-2009』p163
- ^ “下関地方気象台”. www.jma-net.go.jp. 2020年7月16日閲覧。
- ^ “デジタル台風:台風リスト”. agora.ex.nii.ac.jp. 2020年7月10日閲覧。
- ^ “デジタル台風:台風リスト”. agora.ex.nii.ac.jp. 2020年7月10日閲覧。