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前田日明 対 ドン・中矢・ニールセン戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
前田日明 対 ドン・中矢・ニールセン
INOKI 闘魂 LIVE
開催日 1986年10月9日
認定王座
開催地 東京都
会場 両国国技館
観衆 11520人(超満員札止め)
リングアナ 田中秀和
放送局 テレビ朝日
実況・解説 古舘伊知郎藤波辰巳
視聴率 平均視聴率18.9%
瞬間最高視聴率29%
主催 新日本プロレスリング

前田日明 対 ドン・中矢・ニールセン
比較データ
27 年齢 26
日本の旗大阪府大阪市 出身地 アメリカ合衆国の旗カリフォルニア州ロサンゼルス
戦績
192cm 身長 188cm
115kg 体重 85kg
プロレスリング 特徴 マーシャルアーツ
シーザー武志 指導者 ブリンキー・ロドリゲス
評価

結果 5R 2:26 逆片エビ固めで前田の勝利
主審 山本小鉄
副審 ジョン・トロスヒロ・マツダミスター高橋柴田勝久

前田日明 対 ドン・中矢・ニールセン戦(まえだあきら たい ドンなかやニールセンせん)は、1986年10月9日に新日本プロレス興行「INOKI 闘魂 LIVE」のセミファイナル(第7試合)として行われたプロレスマーシャルアーツ異種格闘技戦である。

格闘スタイルプロレスで新日本プロレスを席捲するUWFのリーダー・前田日明初の異種格闘技戦として注目を集めたこの試合は、メインイベントのアントニオ猪木vsレオン・スピンクス戦もかすむ名勝負となり、ドン・中矢・ニールセン逆片エビ固めで勝利した前田日明が「新・格闘王」の称号を得た。

ルール

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1.1R3分 10R制 インターバル1分

2.ニールセンは10オンスグローブを使用。前田はグローブを使用せず

3.ニールセンはマーシャル・アーツ衣およびシューズ、前田はレスリング用タイツおよびシューズ

4.ラウンド中、何回倒れても試合は続行、ただし選手が戦闘不能と見た場合レフェリー権限でストップ。ノックアウトは10カウント

5.関節技投げパンチはOK

6.ロープ・ブレイクは行なう。5カウント以内に技の解除

7.殴られたり、蹴られたりして場外に落ちた場合、10カウントで場外ノックアウト。

8.ヒジ(エルボー)は禁止

9.ヒザ(ニー)は認める

10.ジャッジは2人1組(ジョン・トロスヒロ・マツダ組、ミスター高橋柴田勝久組)で行なう。採点は10点法

11.その他はレフェリー判断による

その他

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1Rにニールセンの強烈な左ストレートをもらった前田は、そこから記憶が定まらないまま試合を続けた。この後遺症で前田は新日本プロレスの次期シリーズ興行を欠場した。

ニールセンのファイトマネーは1万ドル。当時のレートで約155万円[1]

脚注

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  1. ^ 『逆説のプロレスVol.9 新日本プロレスvsUWF「禁断の提携時代」マット秘史』P27(2017年、双葉社ISBN 4575456969

関連項目

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