初音舞
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初音舞(はつね まい、本名:板橋史子(いたばし ふみこ)、1978年12月25日 - )は、競技麻雀のプロ雀士。東京都出身、血液型はB型。過去に最高位戦日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀協会に所属。現在はフリーで活動中、愛称は「ドラゴン・レディー」(未来戦士21杯出場時のキャッチフレーズ)。
来歴
2002年、第1回さんクイーンカップにおいてオーラスの最後の1牌という瀬戸際の状態からリーチ・一発・ツモ・タンヤオ・裏ドラ1の2000・4000を和了り逃げ切り態勢だった崎見百合を大逆転、片山まさゆき・馬場裕一が実況席で驚愕の声を発するほどのドラマを演じて優勝を勝ち取る[1]。
同年8月に東京の神田にある雀荘「竹の子」で行われた「世界麻雀選手権女流棋士日本代表選考会」に出場。4位以内に入れず敗退した[2]。
同年10月23日に開催された2002世界麻雀選手権大会で個人部門で優勝し、2002年は一気に飛躍の年とした。麻雀のタイトルとして文字通り「世界チャンピオン」のタイトルを獲得したプロは初音のみであったため、以後各種メディアにおいて「初代世界チャンピオン」と呼ばれるようになった。
2005年6月25日からオランダのナイメーヘンで2日間に渡って開催された「第1回オープンヨーロッパ麻雀選手権」に出場。2位になった。[3]。
2005年12月31日に開催された年越し麻雀番組「麻雀バトルロワイヤル2006」に「女流MONDO21チーム」として出場。優勝した。
人物
- 最高位戦でプロデビューした当時は、本名の「板橋史子」で活動していた。「初音舞」の名前の由来は日本プロ麻雀協会への移籍時、本人が好きな言葉を一つずつ並べて付けた。一時お笑い芸人を目指していた事(コンビであったと言われていて、ツッコミであったとされる。)もある。
- お笑い芸人を辞めた今も、自称『麻雀界のお笑い芸人』や『麻雀界の芸人評論家』と名乗っている。
- かなりの偏食で、地方・海外のイベントでは苦労が絶えないらしい。ちなみに、好きな食べ物はチョコレート・砂糖。
- 最近、おバカさん扱いされている。理由は、名前に『舞』を使用している為、里田まいに響きが近いからと言われている。
- 現在は新聞メディア等での執筆活動の他、国際公式ルールの第一人者として普及活動を行っている。
- 本人が「好きな手役は『リーチ裏3』」と言う様に、テレビ対局の中で見せる強運が彼女の雀風とも言える(もっともそれに準ずる技術の高さから来るものではある)。過去の対局では四暗刻単騎を放銃するなど最高位戦日本プロ麻雀協会の茅森早香に相当な相性の悪さを見せているが、実際は非常に仲が良く(池袋の某店で一緒に勤務していた時期もある)、またはこてんパラダイスなどで華のあるコメントの掛け合いを見せている。
獲得タイトル
- 個人
- 第1回麻雀さんクイーンカップ優勝
- 2002世界麻雀選手権大会個人部門 優勝(2002年10月23日)
- 第1回オープンヨーロッパ麻雀選手権 2位(2005年10月23日)
- 団体
- 麻雀バトルロワイヤル2006優勝 (2006年1月1日)
著書
- 「世界チャンピオン初音舞の世界に勝つ—麻雀国際公式ルール戦術本」(2005年 竹書房)
出演
出典
関連項目
外部リンク
- 世界チャンピォン初音舞☆舞ペースな日常☆ (2008年5月30日迄、ライブドアブログ)
- 世界チャンピオン初音舞☆舞ペースな日常☆ (上記同日から、アメーバブログ)