今沢カゲロウ
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今沢 カゲロウ | |
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生誕 | 1970年2月15日(54歳) |
出身地 | 日本,北海道江別市 |
学歴 | 早稲田大学人間科学部 |
ジャンル | ジャズ,ロック |
職業 | ベーシスト,作曲家,昆虫画家,昆虫食開発者,大学教授 |
担当楽器 |
エレクトリックベース 5弦ベース 6弦ベース フレットレスベース |
活動期間 | 1986年 - |
レーベル | キングレコード |
公式サイト | "BASSNINJA" Quagero Imazawa page |
今沢 カゲロウ(いまざわ かげろう、1970年2月15日 - )は、北海道江別市出身のベーシスト、作曲家、昆虫画家、昆虫食開発者、四国大学特認教授。江別市立大麻東小学校、江別市立大麻東中学校、北海道札幌北高等学校、早稲田大学卒業[1]。6弦エレクトリックベースを使用し、両手両足そして口、身体の動く部分を総動員したベースソロパフォーマンスが特徴。ベース一本による一人多重演奏やスピード感のある演奏から、「BASSNINJA(ベースニンジャ)」というニックネームで呼ばれる。1年間に250本を超える公演活動を続けている。
バイオグラフィー
[編集]- 13歳の頃にベースを手にする。ベーシストのみならず、ジョン・コルトレーン、ジョン・マクラフリン、エドワード・ヴァン・ヘイレンなど、様々な楽器の奏者のフレーズや自作曲を通じて、ベースの持つ可能性とオリジナリティーを追求。
- 早稲田大学人間科学部在学中にプロ活動を始めるが、そのスタイルは国内では理解を得られず、卒業後には主に海外で演奏活動を行う。
- ヨーロッパでは、最初はセッションベーシストとしての活動を行っていたが、楽器奏者以外にも、DJ、ダンスカンパニー、映像などとのコラボレーションを精力的に行う。1995年頃より曲展開のめまぐるしい音楽から、反復性のある音楽にスタイルが徐々に変化。
- その過程で、DJの代わりにフロアを盛り上げるようなベースソロのアプローチや、サンプラーを使わずにベース一本で表現するサウンド・エフェクト風のアプローチのユニークさが話題となり、ドイツを中心とした欧州ソロコンサートツアーを精力的に行うようになる。
- 2008年9月、「ベースマガジン」(リットーミュージック)誌にて連載コラム「徒然昆虫記」開始。昆虫画の挿絵も同時に掲載。
- 2010年3月、「TIMES of India」に特集記事が掲載される。
- 2011年11月、不慮の事故により左足を3箇所複雑骨折。60日間の公演活動休止。従来のエフェクトさばきが困難な左足の為に新システム導入、活動再開。
- 2016年4月、四国大学特認教授に就任。
- 2017年9月、早稲田大学招聘講師として、自身考案の瞬間作曲療法を音楽以外の心理学(カウンセリング)の大学講義に導入開始。
- 2017年10月、愛媛県久万高原町立久万美術館に昆虫絵画(鳴き声楽譜付)展示。
- 2018年9月、北海道胆振東部地震により、初の国内レコーディングであった6thアルバム「II」の録音現場が震源地至近になった事を受け、現地の支援活動開始。
- 2018年10月、【オール北海道復興支援】をテーマに、地震1か月後からクラウドファンディングにより、バンドメンバー、エンジニア、スタジオなど全ての製作スタッフをオール北海道キャストに依頼し 5人編成のバンドレコーディングによってアルバム制作を開始。
- 2020年8月、東京代々木上原hako galleryにて個展『彩加速』。
- 2021年1月、SHOWROOM公式ライバーとして活動開始。2020年11月から公演会場で開始した、多彩な技巧の演奏と同時に行うライヴペインティングが特色。
- 2021年11月、昆虫食開発者として活動開始。第1弾はアフリカで考案したワタリバッタ入りコーヒー(自身の絵画、音源付)を12月に発売。
- 2021年12月、1年間365日連続で通算700本の公演(オンライン、オフライン合わせて)を完遂。連続公演は2020年12月以降継続。
- 2022年8月、映画『仮面ファイター』(小楠健志監督)音楽監督に就任。
- 2022年10月、映画『BASSNINJA vs The Blue Shark(仮題)』(小楠健志監督)主演。
- 2024年5月、アメリカ・イリノイ州スプリングフィールドにて、素数ゼミの鳴き声を取り入れたアルバムを制作。同年7月よりイギリスBBC放送によるインタビュー取材を受ける。
ディスコグラフィー
[編集]ソロアルバム
[編集]- 「STOMUTATION」 (1997年)ニューヨーク・ニッティングファクトリーでのライブ音源
- 「Sci-Fi Basso」 (1998年)ベルリンでのライブ音源
- 「PSYBASS METALOOP」(1999年)
- 「4 PHUSION」 (2000年)
- 「cyborg OM」 (2001年)
- 「II」 (2002年)
- 「SNATCH!」 (2003年)
- 「TAPIRUS」 (2003年)ミニアルバム
- 「Amplified」 (2004年)
- 「Folks」 (2005年)
- 「BassDays」 (2006年 KICJ-512キングレコード)
- .「Bassist, Electric」 (2008年 KICJ-537キングレコード)
- 「STANDARDS」 (2009年 KICJ-568キングレコード)
- 「Hansa」 (2011年)ミニアルバム
- 「superlight」 (2012年)
- 「HOPE」 (2013年)
- 「spin, spin...」 (2014年)
- 「QUAI」 (2015年)
- 「Blue Moon」 (2016年)
- 「兆(kizashi)」 (2019年)
- 「takteq reta」 (2020年)
- 「masked fighter」 (2023年)サウンドトラック
DVD
[編集]- 「BassNinja DVD」 (2007年 KIBM-148キングレコード)
コンピレーション
[編集]ムック(CD、DVD付)
[編集]- 「絶対役立つベース超絶テクニック〜指弾き、スラップ、エフェクト術――世界が認めた低音奥義のすべて 」 (2010年 リットーミュージック)
昆虫食(絵画、音源付)
[編集]- 「ワタリバッタコーヒー」 (2021年)
- 「エゾイナゴフライト」 (2022年)
- 「セミゴンゴ」 (2023年)
映画音楽
[編集]- 「仮面ファイター 総合格闘技は日本から生まれた 1985」 (2023年)
- 「君はなぜ戦うのか?仮面ファイター2 初代タイガーマスク最後の弟子」 (2024年)
- 「Fight of The Ring 10周年記念大会 プロレスThe Movie Vol.1」 (2024年)
脚注
[編集]- ^ “今沢カゲロウ/ BASSNINJA @quageroimazawa”. Twitter. 2022年1月9日閲覧。