丸藤亮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
丸藤亮
遊☆戯☆王デュエルモンスターズGXのキャラクター
登場(最初) TURN-1「遊戯を継ぐ者」
作者 高橋和希
声優 前田剛
薛宏美(幼少時)
プロフィール
別名 デュエルアカデミアの帝王(カイザー)
カイザー亮
ヘルカイザー亮
性別
親戚 丸藤翔(弟)
テンプレートを表示

丸藤 亮(まるふじ りょう)は、アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』およびその派生作品である漫画『遊☆戯☆王GX』の登場人物で、架空の人物である。

概要[編集]

サイバー流デッキ、裏サイバー流デッキを使用する。デュエル・アカデミアを卒業したプロデュエリストであり、丸藤翔の兄である。一人称は「俺」だが、第65話の冒頭でのモンキー猿山との会話とデュエリストパックのCMでは「私」と言っている。また幼少期は「ボク」。

学園中随一のデュエル技能を持ち、優れた人格者であったことから学生間では「デュエル・アカデミアの帝王(カイザー)」「カイザー亮」と呼ばれていた。しかしプロデュエリストになってから、あるデュエルをきっかけに勝利に執着することに目覚め「ヘルカイザー亮」となった。主人公である遊城十代を倒すほどの実力者であり、学生時代最後に行った卒業記念模範デュエルでも引き分けになり、最後まで十代に敗れることはなかった。天上院吹雪とはライバル兼親友関係にあり、彼の妹の明日香共々頭を悩ませている。弟の翔に対しては、亮本人は厳しく接しつつも弟として大切に想っている。

たまに天然とも取れる発言をする。普段のクールな外見からは想像できないが、デュエルとなると徐々に熱い一面が現れてくるといった、遊城十代に似た面もある。

一期目[編集]

明日香と共に陰ながら吹雪の行方を捜し、灯台で吹雪の情報を交換していた。十代からの挑戦を受けデュエルを行い圧勝し、そのデュエルを見ていた翔の成長を促した。

その後、鮫島校長から七精門の鍵を預けられ、クロノスを侮辱したカミューラと対戦するも翔を人質に取られたため、僅かだが勝機のあったデュエルを捨てて人形にされる。十代がカミューラに勝利したことで元に戻り、セブンスターズ事件解決の後、十代と卒業模範デュエルを行なった。最初から最後まで「カイザー」の名の通りアカデミアの頂点に位置し続けた。

二期目[編集]

アカデミアを卒業しプロリーグに参戦するようになる。プロになってからも圧倒的な実力と対戦相手をリスペクトする精神が人気を呼びカイザーの名で親しまれた。しかしエド・フェニックスに敗れて以来、調子を落としてしまい、スポンサーからも見限られてしまう。そして、辿り着いた地下デュエルで窮地に追い詰められた彼は、対戦相手では無く勝利を尊重するようになってしまい「ヘルカイザー」と呼ばれるようになる。その変貌ぶりは、かつて亮を破ったエドさえも戸惑わせるものがあった。そして幼少時に入門していた「サイバー流道場」で恩師にあたるマスター鮫島を倒し、ついには「サイバー流裏デッキ(サイバーダークシリーズ)」を持ち出す。ジェネックスでも圧倒的な力で次々と勝利を収めるがそれでも満たされず、ついには挑戦されたデュエルを放棄した(ちなみにジェネックスで最後に挑まれ、放棄したデュエルの相手はかつて自分に憧れていたレイ)。その後、デュエル・アカデミアとの関係を絶ったかのように姿を消し、行方不明となる。

三期目[編集]

「レインボー・ドラゴン」を異世界へ送るためのデュエルの相手としてエドが彼にヨハンの相手を頼み、衝撃の再登場。ヨハン・アンデルセンと決闘、ヨハンを苦戦させた事で、その強さを再認識させた(決闘は宝玉獣とサイバー・エンド・ドラゴンの激突で発生したエネルギーによる通信装置の故障によって中断されている)。

その後、エドと共に、強者と戦うために異世界へと飛び、エドと組んでオブライエンと共に覇王軍を強襲するなどの活躍を見せる。十代を保護した後は、地下デュエルにより全身が蝕まれ余命が短いと感じたため、戦いの中に死地を求めた。そしてユベルに取り付かれたヨハンを最後の相手として選んだ結果、最高の充実感を味わい、己の命を燃やし尽くして最高の輝きを見せた。

その後、皆が元の世界に戻ってきた事と並行してアカデミア校の海岸に打ち上げられていた所を救助された。

四期目[編集]

表向きは失踪中となっているが、現在はデュエルアカデミアで休養している。決闘をすると心臓に激痛が走る後遺症が残っている。過去に行なったヘルデュエルの影響と思われていたが、実はサイバー流デッキを扱う時に必要な精神力の影響であった。サイコ流継承者の猪爪誠とのデュエル中に倒れ、その時に「もう自分の追い求めるデュエルはない」とまで口にした。その後デッキを受け継いだ翔のデュエルを見たとき、自分でも気付けなかった戦術を展開して猪爪を倒した翔に、自らのサイバー流デッキを託した。そして新たなデッキを作る事と、翔と共に自ら新しいプロリーグを発足することを誓った。本人のアニメ本編での出番はこれが最後となったが、その後、翔の幻想世界の中で登場した。

使用カード[編集]

サイバー・ドラゴン
詳細は上記項目を参照。

サイバー・ダーク[編集]

サイバー流の「陰」を成すカード群。ヘルカイザーとなった亮が鮫島を倒して奪った。墓地のカードを利用し強化していくのが特徴。切り札は「鎧黒竜(がいこくりゅう)-サイバー・ダーク・ドラゴン-」。

声優[編集]

漫画版における丸藤亮[編集]

11月1日生まれ。身長178cm、体重57kg。[1]

オベリスクブルー所属の三年生。翔の兄で「カイザー亮」という異名を持つ。吹雪と共にアカデミアの双璧として知られている。海外短期留学中だったが留学が終り帰国。アニメ版と違うエースカードを使うキャラが多い中、唯一エースカードがアニメと同じ「サイバードラゴン」である。これは、ファンから丸藤亮というデュエリストとサイバーデッキが切っても切り離せないものとして考えられているためであると思われる。しかし、完全に同じデッキというわけではなくカードモチーフにりゅう座など天体に絡んだ名称のカードが追加されており切り札もサイバー・エンド・ドラゴンではなくサイバー・エルタニンという別のカードになっている。しかし、第一巻ではサイバー・エンド・ドラゴンがアカデミアニュースの画像にあったので普段使っている可能性も十分にある。アカデミア火口特設決闘場で万丈目準と対決し、全くライフを削られることなく圧勝し、その実力を見せつけた。 最終話でも登場していたが、ヘルカイザー時に着ていた黒い服を着ていた。

補足[編集]

  • コナミからは「デュエリストパック-ヘルカイザー編-」が発売されていた(現在は絶版)。
  • オフィシャルカードゲームでは、2008年9月1日の禁止・制限改定により「サイバー・ドラゴン」が制限カードとなり、「サイバー流デッキ」ならではの戦術が大きく制限されていた。その後「サイバー・ドラゴン・ツヴァイ」の登場によって従来のコンボを再現することができるようになり、2010年3月の改定では「サイバー・ドラゴン」が準制限へと緩和され、サイバー流デッキはほぼ全盛期の力を取り戻した。2010年9月の改定では遂に「サイバー・ドラゴン」の制限が解除され、サイバー流は完全復活を果たしたと言える。その後、マスタールール4の導入によって運用方法が大きく変わっていくことになる。
  • さらにはオフィシャルカードゲームにおいて、2013年12月に販売された「ストラクチャーデッキ-機光竜襲雷-」において多くのサイバー・ドラゴンとサイバー収録、新しい効果を持ったサイバー・ドラゴン、サイバー・ドラゴン用のサポートカード、GX中では存在しなかったエクシーズモンスターがパッケージモンスターになる等が収録されている。CM中では「サイバー流は進化した」と言う言葉通りにサイバー流は事実上パワーアップしている。また、機光竜襲雷のCMのナレーションは亮の担当声優である前田剛が担当している。
  • 遊戯王ARC-V』116話の融合次元のデュエルアカデミアの授業では、「オーバーロード・フュージョン」を使用したアカデミアの伝説のデュエリストとして名前が登場している。

脚注[編集]

  1. ^ 9巻のプロフィールより。