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三島聡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

三島 聡(みしま さとし、1958年 - )は、日本の刑事法学者。大阪市立大学大学院法学研究科教授博士(法学)。元法務省刑事施設視察委員会副委員長。

人物・経歴

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北海道生まれ。1986年一橋大学法学部卒業。旧司法試験に合格し最高裁判所司法研修所司法修習生を経て、1995年一橋大学大学院法学研究科博士課程単位修得退学。2011年一橋大学博士(法学)村井敏邦門下[1]

1995年大阪市立大学法学部助教授リーズ大学法学部刑事司法研究センター客員研究員を経て、2007年大阪市立大学大学院法学研究科教授[2]。この間、法務省刑事施設視察委員会副委員長、日本刑法学会理事、日本犯罪社会学会理事、法と心理学会理事等も務めた[3]

著書

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  • 『刑事法への招待』現代人文社、2004年
  • 『性表現の刑事規制』有斐閣、2008年
  • 『刑事司法改革とは何か―法制審議会特別部会「要綱」の批判的検討』(川崎英明共編著)現代人文社、2014年
  • 『裁判員裁判の評議デザイン 市民の知が活きる裁判をめざして』(編著)日本評論社、2015年
  • 『2016年改正刑事訴訟法・通信傍受法条文解析』(川崎英明,渕野貴生共編著)日本評論社、2017年

脚注

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  1. ^ 「著者略歴」『刑事法への招待』
  2. ^ 「教員紹介 - 三島 聡 教授 -」大阪市立大学
  3. ^ 「三島 聡(ミシマ サトシ)MISHIMA Satoshi」大阪市立大学