ワニワニパニック

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ワニワニパニック

ワニワニパニック』は、ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)のアーケードゲーム(エレメカゲームマシン)。

概要[編集]

1988年稼働開始。開発は後にバンダイナムコゲームスの代表取締役社長となり、現在はバンダイナムコホールディングス代表取締役会長を務める石川祝男による。5匹並んだワニをハンマーで叩いて撃退するというモグラ叩きゲームの亜種だが、一定のラインまでワニが進むと噛まれたことになり減点したり、得点により難易度が変化するなどといった要素が追加されている。ゲーム後半はワニが「怒った」ことでスピードが上がるのも特徴。制限時間は50秒で、40匹以上叩くと10秒間延長される。叩いたことを示すセンサーはハンマー側ではなくワニ側に設けられているため、例えば素手で叩いても得点が得られる。その日のハイスコアは「本日のスゴウデ」として記録される。また、ワニ達にはプレイ状況に応じた台詞が用意されており、声は渡辺久美子が担当している。

ロングセラーとなり、続編や派生ゲームが出ているほか、児童向け玩具や携帯ゲームにアレンジした簡易版が多数発売されるなど、業務用に留まらず幅広く製品展開がなされた。また、ナムコがデイサービス事業へと参入した際には、高齢者向けの「リハビリテインメントマシン(リハビリテーション支援エンタテインメント機器)」としてアレンジされた、『ワニワニパニックRT』『ドキドキへび退治RT(II)』がリリースされた[1]

『ワニワニパニック』並びに、国内で発売された続編・派生作品の筐体の修理サポートは、リハビリテインメントマシンとホープがバンダイナムコエンターテインメントから許諾を受けて製造・販売している『ワニワニパニック3』を除き、部品調達難に伴って2017年10月に終了した [2][3][4]

続編・派生作品[編集]

特記が無い製品の販売は全てナムコ、バンダイナムコゲームスおよびバンダイナムコエンターテインメントによる。

業務用アーケードゲーム[編集]

  • ワニワニパニック (1988年) - 2月1日稼働。
  • Wacky Gator(1990年) - 本作の海外版。販売はデータイースト
  • カニカニパニック(1991年) - 2月1日稼働。
  • サメサメパニック(1994年) - 6月1日稼働。
  • ワニワニパニック2(1996年) - 3月1日稼働。
  • Dino Bonk(1995年) - 海外のみ稼働。タイトル通り恐竜版『ワニワニパニック』である。
  • たこいかぱにっく(1995年) - 1月1日稼働。赤(タコ)と白(イカ)に塗り分けられた的を使用し、スピーカーから指示された的(プレイヤー側を向いた色)を殴るゲーム。的を間違えると減点される。
  • ワニワニパニック3(2007年) - 販売はホープ
  • WHACK'EM FUNKY GATORS(2016年) - 2月稼働。いわゆる物理的なもぐら叩き方式の旧エレメカではなく、大型液晶+5ボタンのビデオゲーム。

業務用リハビリテインメントマシン[編集]

  • ワニワニパニックRT(2003年) - 10月稼働。リハビリサポートマシン。
  • ドキドキへび退治RT(2006年) - 12月稼働。リハビリサポートマシン。
  • ドキドキへび退治II(2013年) - 2月28日稼働。リハビリサポートマシン。

パチンコ遊技機[編集]

  • CRワニワニパニック(2000年) - 11月稼働。販売は大一商会
  • CRワニワニパニック2(2008年) - 11月稼働。販売は大一商会。
  • パチスロワニワニパニック~キミのハートをワニづかみ~(2010年) - 9月稼働。販売は大一商会。

玩具・テレビゲーム[編集]

  • ワニワニパニック (1990年) - オリジナル版のミニチュア電子玩具。販売はバンダイ
  • ワニワニパニック アクションボードアイランド(1990年) - ワニワニパニックのキャラクターを使用したボードゲーム。販売はバンダイ。
  • みんなで遊ぼう!ナムコカーニバル(2007年) - 12月6日発売。Wii用ゲームソフト。国内販売に先駆け、北米において『Namco Museum Remix』のタイトルで発売された。アトラクションの1つとして『ワニワニパニック REMIX』(パックマンがハンマーがわり)を収録。

携帯ゲーム[編集]

携帯電話用アプリケーション[編集]

  • ワニワニパニック(2001年) - ナムコによる携帯電話用アプリ配信サービス『アプリキャロット』よりオリジナル版をフィーチャー・フォン向けにアレンジ移植し配信。NTT docomoimode」、auezweb」、JフォンJ-SKY」の3キャリアに対応。
  • ワニワニパニック(2010年) - 5月24日配信開始。オリジナル版をスマートフォン向けにアレンジしたiPhoneアプリケーション。オンラインランキング、トロフィーに対応。
  • ワニワニパニック(2012年) - 9月配信開始。auスマートパスにて提供。iPhone版をベースとしたアンドロイド端末向け移植版。
  • LINE ワニワニパニック(2014年) - 3月27日配信開始。LINE GAMEにて提供されたアンドロイド端末/iPhone向けアプリケーション。サブタイトルは『ラインハンターズ』。オリジナル版にはない新規キャラクターやルールが多数追加された。2015年11月30日をもってサービスは終了している。発売はLINE

関連項目[編集]

  • もぐら叩き - ナムコ製品としては、本作以前にも1981年稼働開始のもぐら叩きゲーム「おかし大作戦」があった。
  • コズモギャングズ - 1990年稼働開始のエレメカ。ワニワニパニック式モグラ叩きを発展させたガンシューティングゲーム。
  • 太鼓の達人 - 『ワニワニパニック』と同様にRT(リハビリテインメントマシン)化された。
  • 小路啓之 - 旧ナムコ製品をテーマにした単行本『ナムコクラシックアンソロジー』(バーズコミックススペシャル)にてコミック『ワニワニパニック』を執筆した。
  • 川島明麒麟) - 『ワニワニパニック』の音・声まねを得意としており、漫才などで披露する事がある。

脚注[編集]

  1. ^ ナムコがデイサービスセンター"かいかや"をオープン!!ファミ通.com 2004年9月30日
  2. ^ 『弊社商品の保守対応終了について』バンダイナムコエンターテインメント 2015年7月
  3. ^ 『弊社商品の保守対応終了について』バンダイナムコエンターテインメント 2016年1月
  4. ^ 保守終了一覧バンダイナムコテクニカ 2017年10月1日

外部リンク[編集]