リスのピーナッツ

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リスのピーナッツ
Working for Peanuts
監督 ジャック・ハンナ
脚本 ロイ・ウィリアムズ
ニック・ジョージ
製作 ウォルト・ディズニー
出演者 クラレンス・ナッシュ
音楽 オリバー・ウォレス
配給 RKO Radio Pictures
公開 アメリカ合衆国の旗 1953年11月11日
上映時間 約7分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
前作 クマの命びろい
次作 ドナルドのボクシング・チャンプ
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リスのピーナッツ』(原題:Working for Peanuts)は、ウォルト・ディズニー・プロダクション(現:ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ)が製作したアニメーション短編映画作品。1953年11月11日公開。ドナルドダック・シリーズの第110作である。 この作品で世界初の短編アニメーションで3Dで公開されたのである。

2006年にはデジタル3D用にリマスター化され、2007年にはウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの映画「ルイスと未来泥棒」のディズニーデジタル3-D版の同時上映として再公開された。またドナルドダックの短編映画がスクリーンで上映されたのはアメリカで1990年再公開の「ドナルドのじゃじゃ馬ならし」以来17年ぶりのことである。

あらすじ[編集]

冬に備えてドングリを集めていたチップとデールは、偶然ピーナッツを見つける。そのピーナッツは、動物園ゾウ、ドロレスに与える餌用であった。2匹はそれを集めようとするが、動物園の館長を務めるドナルドによって邪魔され、挙句にはピーナッツをマシンガンのように発射されたので、結局ピーナッツはひとつも取れなかった。そこで二匹は、体に白いペンキを塗って白リスに化けて、動物園で飼われることになった。そこで、ドロレスが二匹にプールを用意した。デールが飛び込もうとして、チップが止めるも時すでに遅く、下半身のペンキが落ちてしまった。バレそうになるが、デールがサスペンダーだと誤魔化した。作戦が成功してほっとする、チップとデール。しかし、デールのサスペンダーが本物になって、不思議がるチップだった。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

キャラクター 原語版 旧吹き替え版 新吹き替え版
ドナルドダック クラレンス・ナッシュ 関時男 山寺宏一
チップ ジェームズ・マクドナルド 土井美加 滝沢ロコ
デール デジー・フリン ? 稲葉実
ナレーション - 江原正士 -

日本での公開[編集]

収録[編集]

その他[編集]

この短編はディズニーブルーレイ3Dの宣伝用ブルーレイに入っており、家電量販店などで見ることができる。