ミズタマソウ属

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ミズタマソウ属
Circaea mollis 6.JPG
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : アオイ類 malvids
: フトモモ目 Myrtales
: アカバナ科 Onagraceae
: ミズタマソウ属 Circaea
学名
Circaea L. [1]
タイプ種
C. lutetiana L.[2]
  • 本文参照

ミズタマソウ属(ミズタマソウぞく、学名:Circaea 、漢字表記:水玉草属)は、アカバナ科の1つ[1]

特徴[編集]

多年草は細長く、は単葉で対生し、葉柄があり、縁に鋸歯がある。は2数性。小さい花は両性花で、ふつう白色、茎先または上部の葉腋に総状花序をつける。裂片は2個。花弁は2個あり、筒状の花床から出る。雄蕊は2個あり、花弁と互生する。かぎ状毛のある子房は下位で、1-2室あり、花柱は糸状で、柱頭は頭状になる。果実はかぎ状の刺毛が残る堅果で、開裂しない。各室に1個の種子がある[1]

分布[編集]

日本に5種あり、世界に約12種分布する[1]

日本に分布する種[編集]

和名および学名の記載はYListによる。

  • ミヤマタニタデ Circaea alpina L. subsp. alpina - 深山や高山に生え、草丈が5-18cmと低い[1]
    • ケミヤマタニタデ Circaea alpina L. subsp. caulescens (Kom.) Tatew.
  • エゾミズタマソウ Circaea canadensis (L.) Hill subsp. quadrisulcata (Maxim.) Boufford(シノニムCircaea quadrisulcata (Maxim.) Franch. et Sav.) - 全草ほとんど無毛。葉の基部はやや心形になる[3]。花柄には短い腺毛が密生する[1]
  • ウシタキソウ Circaea cordata Royle - 全体に毛が多く、葉柄が長く、葉の基部が卵状心形になる[1]
  • タニタデ Circaea erubescens Franch. et Sav. - 花柄は無毛で、茎の節部と葉柄は紅色を帯びる[1]。葉の基部が丸い[3]
  • ミズタマソウ Circaea mollis Siebold et Zucc. - 茎に下向きの細毛があり[1]、茎の節部が多少紅色を帯びる[3]。葉の基部はくさび形になる[4]
    • ミヤマミズタマソウ Circaea mollis Siebold et Zucc. f. montana Hiyama
自然交雑種
  • ミズタマタニタデ Circaea erubescens Franch. et Sav. × C. mollis Siebold et Zucc. - タニタデ×ミズタマソウ
  • タニタデモドキ Circaea × decipiens Boufford - タニタデ×エゾミズタマソウ
  • オオタニタデ Circaea × dubia H.Hara - タニタデ×ウシタキソウ
  • マルヤマタニタデ Circaea × mentiens Boufford - ミヤマタニタデ×タニタデ
  • ヒロハノミズタマソウ Circaea × ovata (Honda) Boufford - ウシタキソウ×ミズタマソウ
  • ハヤチネミズタマソウ Circaea × skvortsovii Boufford - ウシタキソウ×エゾミズタマソウ
  • ヤマタニタデ Circaea × sterilis Boufford - ミヤマタニタデ×エゾミズタマソウ

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i 『日本の野生植物草本II離弁花類』pp.268-269
  2. ^ Circaea L. Tropicos
  3. ^ a b c 『新牧野日本植物圖鑑』pp.488-489
  4. ^ 『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』p.303

参考文献[編集]

  • 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本II離弁花類』、1982年、平凡社
  • 牧野富太郎原著、大橋広好・邑田仁・岩槻邦男編『新牧野日本植物圖鑑』、2008年、北隆館
  • 門田裕一監修、永田芳男写真、畔上能力編『山溪ハンディ図鑑2 山に咲く花(増補改訂新版)』、2013年、山と溪谷社
  • 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)