マルティン・クリザン
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2019年全仏オープンでのマルティン・クリザン | ||||
| 基本情報 | ||||
| 愛称 | クリチコ(Klizko) | |||
| 国籍 |
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| 出身地 |
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| 生年月日 | 1989年7月11日(36歳) | |||
| 身長 | 191cm | |||
| 体重 | 75kg | |||
| 利き手 | 左 | |||
| バックハンド | 両手打ち | |||
| デビュー年 | 2007年 | |||
| 生涯獲得賞金 | 5,524,410アメリカ合衆国ドル | |||
| ツアー経歴・シングルス | ||||
| ツアー通算 | 6勝 | |||
| 自己最高ランキング | 24位(2015年4月27日) | |||
| 4大大会最高成績・シングルス | ||||
| 全豪 | 3回戦(2014) | |||
| 全仏 | 3回戦(2014・19) | |||
| ウィンブルドン | 2回戦(2012) | |||
| 全米 | 4回戦(2012) | |||
| ツアー経歴・ダブルス | ||||
| ツアー通算 | 4勝 | |||
| 自己最高ランキング | 73位(2015年5月4日) | |||
| 4大大会最高成績・ダブルス | ||||
| 全豪 | 2回戦(2013) | |||
| 全仏 | 1回戦(2013-17・19) | |||
| ウィンブルドン | 2回戦(2014) | |||
| 全米 | 1回戦(2012-16) | |||
| 4大大会最高成績・混合ダブルス | ||||
| ウィンブルドン | 3回戦(2014) | |||
| 2024年6月3日現在 | ||||
マルティン・クリザン(Martin Kližan, 1989年7月11日 - )は、スロバキア・ブラチスラヴァ出身の男子プロテニス選手。これまでにATPツアーでシングルス6勝、ダブルス4勝を挙げている。身長191cm。左利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。自己最高ランキングはシングルス24位、ダブルス73位。
選手経歴
[編集]2006年 ジュニア時代
[編集]3歳からテニスを始める。ジュニア時代は2006年全仏オープンのジュニアシングルスで優勝。ジュニア世界ランキング1位を記録。
| 大会 | 2006 | 2007 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ジュニアグランドスラム | |||||||||
| 全豪オープン | A | 3R | |||||||
| 全仏オープン | W | A | |||||||
| ウィンブルドン | 1R | 1R | |||||||
| 全米オープン | 2R | A | |||||||
2007年 プロ転向
[編集]2007年にプロに転向。同年からデビスカップスロバキア代表選手に選ばれている。
2010年 グランドスラム初出場
[編集]4大大会では2010年全米オープンで予選を勝ち上がり初出場し1回戦でフアン・カルロス・フェレーロに1-6, 3-6, 0-6で敗れた。
2012年 ツアー初優勝 最優秀賞新人賞
[編集]クリザンは2012年に躍進した。チャレンジャー大会で4勝を挙げ、ロンドン五輪でオリンピックに初出場した。シングルスでは1回戦でアメリカのアンディ・ロディックに、ルカシュ・ラツコと組んだダブルスでも1回戦でセルビアのヤンコ・ティプサレビッチ/ネナド・ジモニッチ組に敗れた。
2012年全米オープンでは1回戦でアレハンドロ・ファジャを6-4, 6-1, 6-2で、2回戦では世界ランキング6位で第5シードのジョー=ウィルフリード・ツォンガを6-4, 1-6, 6-1, 6-3で、3回戦ではジェレミー・シャルディーを6-4, 6-4, 6-4で破り4回戦に進出した。4回戦ではマリン・チリッチに5-7, 4-6, 0-6で敗れた。サンクトペテルブルク・オープンではツアーで初めての決勝に進出し、ファビオ・フォニーニを6-2, 6-3で破り初優勝を果たした[1]。2012年年頭の117位から29位までランキングを上げ2012年度のATPワールドツアー最優秀新人賞(Newcomer of the Year)を受賞した[2]。
2013年 ツアーダブルス初優勝
[編集]2013年7月の クロアチア・オープンではダビド・マレーロとのダブルスで優勝し初のダブルスタイトルを獲得した。
2014年 ツアー単複2勝目
[編集]2014年4月のBMWオープンシングルスでは予選から勝ち上がり、決勝でファビオ・フォニーニを2-6, 6-1, 6-2で破りシングルス2勝目を挙げた。5月のニース・オープンでは、フィリップ・オズワルドと組んだダブルスの決勝で、ロハン・ボパンナ/アイサム=ウル=ハク・クレシ組を6-2, 6-0で破り、ダブルス2勝目を挙げた。全仏オープンでは1回戦で第9シードの錦織圭を7–6(4), 6–1, 6–2で破る。結果自己最高の3回戦まで進める。9月のチャイナ・オープンは準々決勝で第2シードのラファエル・ナダルに6–7(7), 6–4, 6–3で勝利した。
2016年 ツアー5勝目
[編集]2016年のABNアムロ世界テニス・トーナメントで500の大会では初めての決勝進出を果たす。決勝でガエル・モンフィスに6-7(1), 6-3, 6-1で勝利し、500の大会初優勝。その後、怪我のため欠場と低迷が続いた。しかし、7月のドイツ国際オープンでは決勝でパブロ・クエバスを6-1, 6-4で破り、500の大会で2勝目を挙げた。
2021年 引退
[編集]スロバキアテニス委員会を通して、ウィンブルドン選手権を最後に引退を発表した。ウィンブルドン予選2回戦を最後に現役を引退した。
2023年 復帰
[編集]引退後、スロバキアのペトルジャルカ市長選挙に立候補し、スロバキアテニス協会会長に立候補したが、どちらも落選した。引退後の余暇時間にはかつての試合を観返していた。[要出典]2014年のチャイナ・オープン準々決勝でラファエル・ナダルに勝利した試合を再び観た後、プロテニスへの復帰について考え始め、2023年9月から、IMGアカデミーで復帰の準備とトレーニングをしながら過ごし、ITF男子サーキットで復帰戦を飾った。[要出典]
ATPツアー決勝進出結果
[編集]シングルス: 7回 (6勝1敗)
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| 結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 優勝 | 1. | 2012年9月23日 | ハード (室内) | 6–2, 6–3 | ||
| 優勝 | 2. | 2014年5月4日 | クレー | 2–6, 6–1, 6–2 | ||
| 優勝 | 3. | 2015年4月12日 | クレー | 6–2, 6–2 | ||
| 優勝 | 4. | 2016年2月14日 | ハード (室内) | 6-7(1), 6-3, 6-1 | ||
| 優勝 | 5. | 2016年7月17日 | クレー | 6-1, 6-4 | ||
| 優勝 | 6. | 2018年8月4日 | クレー | 6–2, 6–2 | ||
| 準優勝 | 1. | 2018年9月23日 | ハード (室内) | 3–6, 1–6 |
ダブルス: 4回 (4勝0敗)
[編集]| 結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 優勝 | 1. | 2013年7月28日 | クレー | 6-1, 5-7, [10-7] | |||
| 優勝 | 2. | 2014年5月24日 | クレー | 6–2, 6–0 | |||
| 優勝 | 3. | 2015年2月22日 | クレー | 7–6(3), 6–4 | |||
| 優勝 | 4. | 2016年7月23日 | クレー | 6-4, 6-2 |
成績
[編集]- 略語の説明
| W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
| 大会 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 通算成績 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 全豪オープン | LQ | A | A | 1R | 3R | 2R | 1R | 1R | A | 1R | 3–6 |
| 全仏オープン | LQ | A | 2R | 2R | 3R | 2R | 1R | 2R | 2R | 3R | 9–8 |
| ウィンブルドン | A | LQ | 2R | 1R | 1R | 1R | 1R | 1R | A | 1R | 1–7 |
| 全米オープン | 1R | A | 4R | 1R | 2R | 2R | 1R | A | A | 1R | 5–7 |
大会最高成績
[編集]| 大会 | 成績 | 年 |
|---|---|---|
| ATPファイナルズ | A | 出場なし |
| インディアンウェルズ | 2R | 2013, 2015-2017, 2019 |
| マイアミ | 2R | 2013, 2015 |
| モンテカルロ | 2R | 2019 |
| マドリード | 1R | 2013, 2015, 2019 |
| ローマ | 1R | 2013, 2015 |
| カナダ | 2R | 2013 |
| シンシナティ | 2R | 2015 |
| 上海 | 2R | 2012, 2014, 2015 |
| パリ | 1R | 2012, 2015, 2016 |
| オリンピック | 1R | 2012 |
| デビスカップ | Z1 | 2009-2012, 2017, 2018 |
脚注
[編集]- ^ “世界45位の新鋭クリザンがツアー初優勝◇サンクトペテルブルグOP”. tennis365.net. (2012年9月24日)
- ^ “Djokovic, Federer, Bryan Brothers Scoop Pair Of ATP World Tour Awards”. ATP World Tour. (2012年11月5日)
外部リンク
[編集]- マルティン・クリザン - ATPツアーのプロフィール
- マルティン・クリザン - デビスカップのプロフィール
- マルティン・クリザン - 国際テニス連盟
| 受賞 | ||
|---|---|---|
| 先代 |
ATP年間最優秀新人賞 2012 |
次代 (ATP Star of Tomorrow) |