マイケル・ボイス (ボイス男爵)

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ボイス男爵
マイケル・セシル・ボイス
Michael Cecil Boyce
Baron Boyce
Admiralmboyce.jpg
2002年のボイス
生誕 (1943-04-02) 1943年4月2日(75歳)
Flag of South Africa (1928–1994).svg 南アフリカ連邦
所属組織 Naval Ensign of the United Kingdom.svg 王立海軍
軍歴 1961年 - 2003年
最終階級 名誉海軍元帥英語版
除隊後 貴族院議員2003年-現職)
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ボイス男爵、マイケル・セシル・ボイス: Michael Cecil Boyce, Baron Boyce, KG, GCB, OBE1943年4月2日)は、イギリスの海軍軍人、一代貴族、政治家。

潜水艦の艦長などを経て、1998年から2001年まで第一海軍卿を務め、さらに2001年から2003年まで統合参謀総長英語版を務めた。2003年に一代貴族「ボイス男爵(Baron Boyce)」に叙され、貴族院議員に列する。

経歴[編集]

1943年4月2日、海軍軍人ヒュー・ボイスとその妻マデリン(旧姓マンリー)の間の長男として南アフリカ連邦に生まれる[1][2]

ハーストピアポイント・カレッジ英語版を経て海軍兵学校に入学[3]

1961年王立海軍に入隊[3][2]1965年12月10日中尉英語版[4]1966年8月30日大尉英語版に昇進した[5]

1973年潜水艦司令官コース英語版を修め[6]1973年から1974年にかけて潜水艦「HMSオベロン英語版」の艦長を務め[3]1974年1月8日には少佐英語版に昇進[7]

1974年から1975年にかけては潜水艦「HMSオポッサム英語版」の艦長を務める[3]1976年6月30日中佐英語版に昇進[8]

1979年から1981年にかけて原子力潜水艦「HMSサパーブ」の艦長を務める[3]1982年6月30日大佐英語版に昇進[9]

1983年から1984年にかけてフリゲート艦HMSブリリアント英語版」の艦長を務める[3]

1988年防衛学王立大学英語版で学ぶ[2]1989年から1991年の間、国防省海軍参謀長官を務める[2]。その後、少将英語版に昇進し、フラッグ・オフィサー・シー・トレーニング英語版を受けた[2]1992年11月から1994年1月までNATOの対潜水艦部隊の司令官を務めた[2]

1994年2月に中将英語版1995年5月25日大将英語版に昇進するとともに第二海軍卿英語版に就任した[2]1997年から艦隊司令長官英語版とNATOの北ヨーロッパ連合軍英語版司令官を務めた[2]

1998年から2001年にかけては第一海軍卿を務める[3]

2001年から統合参謀総長英語版に就任[3]。在任中にイラク戦争が勃発し、英軍の総指揮を執った。ボイスは開戦直前にイラク攻撃が合法であることを政府が公的に保証することを求めていた[10]2003年6月16日に一代貴族「シティ・オブ・ウェストミンスターにおけるピムリコのボイス男爵(Baron Boyce, of Pimlico in the City of Westminster)」に叙せられ[11]貴族院入りした。貴族院内における党派は中立派である[12]2003年11月7日に統合参謀総長を退任した[13]

2011年4月23日に女王エリザベス2世によりガーター勲章勲章士(KG)に叙せられた[14]

2014年女王誕生日叙勲英語版の際に名誉海軍元帥英語版に昇進した[15]

栄典[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ Lundy, Darryl. “Commander Hugh Boyce” (英語). thepeerage.com. 2014年10月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h Profile: Admiral Sir Michael Boyce”. BBC News (2001年10月8日). 2014年10月16日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h Lundy, Darryl. “Admiral Michael Boyce, Baron Boyce” (英語). thepeerage.com. 2014年10月16日閲覧。
  4. ^ The London Gazette: no. 43836. p. 11545. 1965年12月10日2012年8月19日閲覧。
  5. ^ The London Gazette: no. 44099. p. 9588. 1966年8月30日2012年8月19日閲覧。
  6. ^ Profile: Admiral Sir Michael Boyce”. BBC News (2001年10月8日). 2012年8月19日閲覧。
  7. ^ The London Gazette: (Supplement) no. 46174. p. 264. 1974年1月7日2012年8月19日閲覧。
  8. ^ The London Gazette: (Supplement) no. 46953. p. 9281. 1976年7月5日2012年8月19日閲覧。
  9. ^ The London Gazette: (Supplement) no. 49047. p. 9145. 1982年7月12日2012年8月19日閲覧。
  10. ^ Iraq war inquiry: Top admiral told 'regime change not the goal' by Blair”. The Guardian (2011年1月27日). 2014年10月16日閲覧。
  11. ^ a b The London Gazette: no. 56977. p. 7693. 2003年6月20日2014年10月16日閲覧。
  12. ^ Lord Boyce”. www.parliament.uk. 2014年5月28日閲覧。
  13. ^ The London Gazette: (Supplement) no. 57019. p. 13881. 2003年11月11日2014年10月16日閲覧。
  14. ^ a b “Lord Phillips and Admiral Boyce made Knights of Garter”. BBC News. (2011年4月23日). http://www.bbc.co.uk/news/uk-13168587 2014年10月16日閲覧。 
  15. ^ 2014 Birthday Honours for service personnel and defence civilians”. Ministry of Defence (2014年6月13日). 2014年6月22日閲覧。
  16. ^ The London Gazette: (Supplement) no. 49008. p. 5. 1982年6月11日2014年10月16日閲覧。
  17. ^ The London Gazette: (Supplement) no. 53893. p. 2. 1994年12月30日2014年10月16日閲覧。
  18. ^ The London Gazette: (Supplement) no. 55513. p. 2. 1999年6月12日2014年10月16日閲覧。
  19. ^ The London Gazette: no. 57496. p. 15732. 2004年12月15日2014年10月16日閲覧。
軍職
先代:
サー・マイケル・レヤード英語版
Naval Ensign of the United Kingdom.svg 第二海軍卿英語版
1995年1997年
次代:
サー・ジョン・ブリッジストック英語版
先代:
サー・ピーター・アボット英語版
Naval Ensign of the United Kingdom.svg 艦隊司令長官英語版
1997年 - 1998年
次代:
サー・ナイジェル・エッセンハイ英語版
先代:
サー・ジョック・スレーター英語版
Naval Ensign of the United Kingdom.svg 第一海軍卿
1998年2001年
次代:
サー・ナイジェル・エッセンハイ英語版
先代:
サー・チャールズ・ガスリー英語版
統合参謀総長英語版
2001年2003年
次代:
サー・マイケル・ウォーカー英語版
名誉職
先代:
エリザベス皇太后
Lord Warden Cinque Ports (Lord Boyce).svg 五港長官英語版
2004年 – 現在
次代:
現職
紋章
先代:
サー・ブライアン・ケニー英語版
バス騎士団のキング・オブ・アームズ英語版
2009年 – 現在
次代:
現職