ブロブ/宇宙からの不明物体
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| ブロブ/宇宙からの不明物体 | |
|---|---|
| The Blob | |
| 監督 | チャック・ラッセル |
| 脚本 |
チャック・ラッセル フランク・ダラボン |
| 製作 |
ジャック・H・ハリス エリオット・カストナー |
| 製作総指揮 | アンドレ・ブレイ |
| 音楽 | ミヒャエル・ヘーニッヒ |
| 撮影 | マーク・アーウィン |
| 編集 |
Terry Stokes Tod Feuerman |
| 配給 |
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| 公開 |
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| 上映時間 | 95分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 英語 |
| 興行収入 | $8,247,943[1] |
『ブロブ/宇宙からの不明物体』(ブロブ うちゅうからのふめいぶったい、原題:The Blob)は、1988年のアメリカ映画。アメリカの田舎町、アーバーヴィルに出現した粘液状の生命体ブロブと人間の戦いを描くSFホラー。1958年の映画『マックイーンの絶対の危機』のリメイク。
ストーリー
[編集]とある山間の田舎町の森に、ある晩火の玉が墜落する。目撃したホームレスの老人が好奇心から現場に向かうと、落下物から出てきた粘液状の物体に腕に取りつかれてしまう。
そこへデート中のメグとポールが通りかかり、老人を病院へ運ぶが、老人は物体に喰い尽くされ、ポールも犠牲となる。目撃したメグは一部始終を訴えるが信じてもらえず、保安官は町の不良少年ブライアンの仕業だと疑う。メグがブライアンに助けを求めると、最初は相手にしなかったブライアンだったが、レストランでコックが物体に襲われる現場を目の当たりにし事態を理解。
その間にも物体は次々に人々を飲み込んでゆき巨大化していった。間もなくメドウス博士率いる政府の科学調査団が救助に到着。物体は宇宙からの飛来物であると説明されるが、胡散臭さを感じたブライアンは単独行動に移ると、彼らが救助チームなどではなく、細菌生物兵器として物体を開発した張本人である事を知り、追われる立場となる。
一方、メグは弟が映画館に行っている事を知り急行すると、そこは物体の大量捕食現場となっていた。下水道に逃げ込むも追い詰められるが、ブライアンが救出に駆け付ける。
メドウスはメグやブライアンもろとも物体を下水道に閉じ込めようと試みるが、物体は既に科学チームをもってしても制御できるような相手ではなくなっており、ついに町を呑み込んでしまう勢いで暴走し始めた。物体が寒さに弱い事に気付いたブライアンとメグは、町のスキー場で使うためのスノーメーカー(人工造雪車)で物体を凍らせる作戦に出る。
登場人物
[編集]- ブライアン・フラッグ
- 演 - ケヴィン・ディロン
- ほとんどの町民から敬遠されている一匹狼の不良少年で、ホームレスの次に物体を目撃した。助けを求めてきたメグをあしらっていたが、レストランでコックのジョージが物体に襲われる光景を見たことで事態を理解。また政府の救助チームに疑いを持つと、その秘密を知り命を狙われてしまう。終盤にはレストランの冷凍庫で物体が凍り付くのを嫌がっていたことを思い出し、スノーメイカーを用いて物体を凍らせる作戦に打って出る。
- メグ・ペニー
- 演 - ショウニー・スミス
- 高校のチアリーダー。ポールとの初デート中に、物体に取りつかれたホームレスを病院に連れて行ったことがきっかけとなり、ポールが犠牲になってしまう。物体の存在を訴えるも誰にも信じて貰えないため、物体の存在を目撃しているブライアンに助けを求める。その後、弟とその友達を守ろうと孤軍奮闘するなど、物体との戦いに身を投じていく。終盤にはブライアンのスノーメイカーを用いた物体凍結作戦の際、横転したスノーメイカーに乗っていたブライアンを助けるために、捨て身の行動に出る。
- ポール・テイラー
- 演 - ドノヴァン・リーチ
- アメフトチームのエースで、メグをデートに誘う。しかしその初デート中に物体に取りつかれたホームレスを病院に連れて行くが、ホームレスの身体が食い尽くされたことで警察に電話するも、自身も物体に襲われ右腕を残して食われた。
- メドウス博士
- 演 - ジョー・セネカ
- アメリカ政府の科学者で、科学調査団の責任者だが、実は細菌生物兵器として物体を開発し一連の事件を引き起こした張本人。そのことを知られたブライアンを始め、作戦のためなら市民や部下までも犠牲にする事を厭わない。最後は真実を伝えようとするブライアンの口封じようと、ハーギス大佐が持つ銃を使ってブライアンを射殺しようとするが、その直後に物体に襲われ絶命。
- ミーカー牧師
- 演 - デル・クローズ
- アメフトチームの応援にも熱心な、酒好きな牧師。最終決戦では軍隊が暴発させた火炎放射器を浴び、大火傷を負うが生還。レストランの冷凍庫で凍った物体の一部を拾い、瓶に入れていたが、一連の事件を経て「もうすぐ審判の日が来る」と信仰するようになり、その瓶を保管している。
- ハーヴ・ゲラー
- 演 - ジェフリー・デマン
- 町の保安官。ポールの死亡直後は、直前に居合わせていたブライアンを疑う。この夜はフランとはデートの約束を取りつけていたが、フランが助けを求めるために公衆電話から連絡した時は、すでに物体に食われた後だった。
- ビル・ブリッグス
- 演 - ポール・マクレーン
- 町の副保安官。普段から不良のブライアンを嫌い、調査団の話を鵜呑みにするなど、ブライアンに最も理解がない人物だったが、ブライアンを抹殺しようとするメドウスのことは制止する。物体の暴走後は町民の避難を先導し、逃げ込んだ教会内でも率先して指示を飛ばすが、本棚の隙間から入り込んだ物体に捕まり、体を逆向きに折りたたまれながら吸い出されていった。
- フラン・ヒューイット
- 演 - キャンディ・クラーク
- レストランの経営者。町民の多くがブライアンを嫌う中、ブライアンが閉店時間に来店しても、残り物のサンドイッチを与えるなど、理解を示す数少ない人物。この夜は保安官ハーブとのデートを予定していた。コックのジョージが物体に襲われる光景を目撃後、ハーヴに連絡を取ろうと公衆電話に駆け込むも、襲撃してきた物体の中にハーヴの死体を目撃、絶望の中で自身も物体に捕食されてしまう。
- ジョージ・レイ
- 演 - クレイトン・ランディ
- レストランのコック。詰まった排水溝を直そうと作業をするが、その排水溝から現れた物体に、排水溝に引きずり込まれた。
- Mr.ペニー
- 演 - アート・ラフルー
- メグの父。薬剤師で、薬局で働いている。
- ケビン・ペニー
- 演 - マイケル・ケンワーシー
- メグの弟で、友達のエディと一緒に、親からは禁止されているホラー映画を観に行く。物体の襲撃を受けるが、エディや助けに来たメグと共に逃走。逃げ込んだ下水道からの脱出にも成功し、最終的に生還を果たす。
- エディ・ベックナー
- 演 - ダグラス・エマーソン
- ケビンの友達で、親からはホラー映画に行くことは禁止されていたが、映画館で働いている兄の根回しで入館。いつもヘッドホンをしていて、映画鑑賞中でさえ着けている。物体の襲撃からケビンやメグと共に下水道に逃げ込むが、脱出する目前で物体に捕まり、水中に引きずり込まれてしまい、助けようとメグが引き返したときには手遅れだった。
- アントニー・ベックナー[2]
- 演 - ジェイミソン・ニューランダー
- エディの兄で、映画館に勤めているため自身の根回しで弟とケビンを入館させる。物体の襲撃から2階へ避難した後、下水道へ逃げ込むエディたち3人を見かけ、科学調査団の兵士に保護された際に、3人の救出を兵士に訴える。
- ハーギス大佐
- 演 - ジャック・レーダー
- 政府の科学調査団に所属する軍の大佐。市民や部下を犠牲にするメドウスの命令には、抵抗心を持ちながらも従う。メドウスの死後は物体を始末しようと銃撃や爆弾を用いるも、物体の暴走したことにより、自身の死を悟ると物体の道連れを狙って手榴弾のピンを抜くが、既に巨大化していた物体には無力であった。
- モズ・ウッドレイ
- 演 - ボー・ビリングスリー
- 町の自動車修理工。スキーシーズン前のため、スノーメイカーや圧雪車の修理や点検に多忙。ブライアンをバイトとして雇ったこともあり、ブライアンが自身のバイクの修理のために工具を借りに来た。最終決戦では消火器を用いて物体の侵入の阻止に奔走し、最終的に生還。自身が修理したスノーメイカーが事件を解決させたことには鼻が高い様子。
- スコット・ジェスク
- 演 - リッキー・ポール・ゴールディン
- ポールとはアメフト部のチームメイトで悪友。コンドームの購入の際は、ポールの物だと吹聴する。大勢の彼女がおり、口説き落とすためのネックレスも大量に所有している。そのうちの1人であるヴィッキーとカーセックスに及ぼうとしたが、ヴィッキーの体内に潜んだ物体に襲われ、何もできずに食われていった。
- ヴィッキー・デ・ソト
- 演 - エリカ・エレニアック
- スコットの彼女で、夜に車でデートをするが、彼がそばを離れた瞬間に物体に襲われ、戻ってきたスコットを道連れにする形で物体に食われていった。
- フィル・ホッブス
- 演 - フランク・コリソン
- 町の映画館に勤める映写技師。エアコンの効きが悪いことに気づきタグトと調べるが、映画館のオーナーが見つけた時には、物体によって原形がとどめていない状態で食われた後だった。
キャスト
[編集]| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| フジテレビ版 | ||
| ブライアン・フラッグ | ケヴィン・ディロン | 坂上忍 |
| メグ・ペニー | ショウニー・スミス | 佐々木優子 |
| ポール・テイラー | ドノヴァン・リーチ | 井上和彦 |
| メドウズ博士 | ジョー・セネカ | 加藤和夫 |
| ミーカー牧師 | デル・クローズ | 坂口芳貞 |
| ハーヴ・ゲラー保安官 | ジェフリー・デマン | 池田勝 |
| メグの父親 | アート・ラフルー | 加藤正之 |
| メグの母親 | シャロン・スペルマン | 寺島信子 |
| ビル・ブリッグス保安官 | ポール・マクレーン | 納谷六朗 |
| ハーギス大佐 | ジャック・レーダー | 大宮悌二 |
| フラン・ヒューイット | キャンディ・クラーク | 駒塚由衣 |
| スコット・ジェスク | リッキー・ポール・ゴールディン | 島田敏 |
| モス・ウッドレイ | ボー・ビリングスリー | 麦人 |
| ケビン・ペニー | マイケル・ケンワージー | 増田裕生 |
| エディ・ベックナー | ダグラス・エマーソン | 石川匡 |
| ジェニングス | ロバート・アクセルロッド | 小島敏彦 |
| フィル・ホッブス | フランク・コリソン | |
| 医師 | ジャック・ナンス | |
| ホームレス | ビリー・ベック | |
| 映画マニア | ウェイド・メイヤー | 金尾哲夫 |
| ヴィッキー・デ・ソト | エリカ・エレニアック | 亀井芳子 |
| 兵士 #2 | ビル・モーズリー | 宮本充 |
| 役不明又はその他 | N/A | 丸山詠二 塚田正昭 磯辺万沙子 さとうあい 梅津秀行 種田文子 |
| 演出 | 河村常平 | |
| 翻訳 | 九鮎子 | |
| 効果 | リレーション | |
| 制作 | 東北新社 |
- フジテレビ版:初回放送1991年8月10日『ゴールデン洋画劇場』※ソフト未収録
- 吹替はノーカット。ただし元ソースはPAL版のため放送尺に収まるように冒頭にダイジェスト(3分)が入る。
スタッフ
[編集]- 監督:チャック・ラッセル
- 製作:ジャック・H・ハリス、エリオット・カストナー
- 撮影:マーク・アーウィン
- 編集:トッド・フォアマン、テリー・ストークス
- 音楽:ミヒャエル・ヘーニッヒ
- 脚本:チャック・ラッセル、フランク・ダラボン
- 特殊メイク & アニマトロニクス効果監修:トニー・ガードナー
- 特殊効果スーパーバイザー:フィリップ・バルトコ
- 視覚効果:ホイト・イエトマン
- 特殊クリーチャー効果:ゲーリー・プラテック
- パペッター:ジュリアン・レッシャー
- クリーチャー効果:ライル・コンウェイ
- クリーチャー製作:マーク・シーゲル
- ブロブ製作 & 操作:AJ・ワークマン
- ブロブムーブメントデザイン:トレイ・ストークス
- SFX:アルテリアン・スタジオ、メイクアップ & エフェクツ・ラボラトリーズ社
- 日本語字幕:稲田嵯裕里
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ↑ The Blob - Box Office Mojo
- ↑ エディの兄であることから、ラストネームである「ベックナー」がつけられているが、クレジットではアントニーとなっている。