バーンパーワーイ駅

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バーンパーワーイ駅
บ้านป่าหวาย
Ban Pa Wai
バーンクラップ (5.72 km)
(5.37 km) ロッブリー
地図
所在地 タイ王国の旗 タイ王国
ロッブリー県
ムアンロッブリー郡
北緯14度45分34秒 東経100度38分35秒 / 北緯14.75944度 東経100.64306度 / 14.75944; 100.64306
駅番号 1048
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 三等駅
所属路線 北本線
キロ程 127.44 km(クルンテープ駅起点)
電報略号 ปว.
駅構造 地上駅
ホーム 3面3線
開業年月日 1901年4月1日
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バーンパーワーイ駅(バーンパーワーイえき、タイ語:สถานีรถไฟบ้านป่าหวาย )は、タイ王国中部ロッブリー県ムアンロッブリー郡にある、タイ国有鉄道北本線である。

概要[編集]

バーンパーワーイ駅タイ王国中部ロッブリー県県庁所在地で、人口約25万人が暮らすムアンロッブリー郡にあり、駅の正面側は北東向きである。クルンテープ駅バンコク)より127.44km地点に位置し、最速の普通列車利用で2時間40程度である。

三等駅であり1日当たり16列車(8往復)が発着し、その全てが普通列車である。当駅を含むバーンパーチー駅より次駅のロッブリー駅までは、複線区間である。

かつては当駅より南本線スパンブリー駅クルンテープ駅より157.65km地点)までの接続計画もあったが、実現せずに今日に至っている[1][2]

歴史[編集]

1897年3月26日にタイ官営鉄道最初の区間が、クルンテープ駅 - アユタヤ駅間に開業した[3]。それから2回目の延伸開業時の1901年4月1日に当駅を含むロッブリー駅まで延長されそれに伴い当駅も開業した[4]

  • 1897年3月26日 【開業】クルンテープ駅 - アユタヤ駅 (71.08km)
  • 1897年5月1日 【開業】アユタヤ駅 - バーンパーチー駅 (18.87km)
  • 1901年4月1日 【開業】バーンパーチー駅 - ロッブリー駅 (42.86km)

駅構造[編集]

相対式ホーム及び島式1面の複合型ホーム3面3線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。

脚注[編集]

  1. ^ 『タイ鉄道旅行』 p.286
  2. ^ 『タイ国鉄4000キロの旅』 p.336-p.337
  3. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.25
  4. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.27

参考文献[編集]

  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目[編集]