バンビ (童話)

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バンビ』(Bambi, ein Leben im Walde )は、オーストリアの作家フェーリクス・ザルテン1923年に発表した動物文学小説。ノロジカの雄の子供バンビの誕生と母との別れ、困難の中で成長する物語をバンビの視点から描いている。それまでの動物文学と異なり、人間と異なる動物の視点から周囲の動物や環境、人間を見るまなざしを巧みに表現した点が画期的な作品であった。

この作品は、現在日本では知名度が少ないのに対し、ディズニー・アニメ版『バンビ』の方が一層知られている。

童謡[編集]

『子鹿のバンビ』は1951年に発表された坂口淳作詞・平岡照章作曲の童謡。ディズニー・アニメ版『バンビ』が同年、日本で公開されヒットしたことにあやかり、ビクターレコードの童謡担当の庄野正典ディレクターが企画した。レコードは童謡歌手古賀さと子が歌い、大ヒットとなった[1]

その後、同じ作詞・作曲・歌手による続編『バンビの誕生日』が発表されたが、こちらはヒットしなかった[1]

漫画[編集]

1952年手塚治虫著で描き下ろし単行本として鶴書房から出版された。2005年に約50年ぶりに復刻され、日の目を見ることとなった。復刻版なので、昔の仮名遣いのままである。

  • 『バンビ(鶴書房)』全1巻
  • 『手塚治虫のディズニー漫画 バンビ・ピノキオ講談社)』全1巻

脚注[編集]

  1. ^ a b 長田暁二『昭和の童謡アラカルト―戦後編』ぎょうせい、1985年、66-67頁。ISBN 4324001243