デジャヴ (映画)

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デジャヴ
Déjà Vu
監督 トニー・スコット
脚本 テリー・ロッシオ
ビル・マーシリイ
製作 ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮 マイク・ステンソン
チャド・オーマン
テッド・エリオット
テリー・ロッシオ
バリー・ウォルドマン
出演者 デンゼル・ワシントン
ヴァル・キルマー
ポーラ・パットン
ブルース・グリーンウッド
アダム・ゴールドバーグ
ジム・カヴィーゼル
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
撮影 ポール・キャメロン
編集 クリス・レベンゾン
製作会社 タッチストーン・ピクチャーズ
ジェリー・ブラッカイマー・フィルムズ
スコット・フリー・プロダクションズ
配給 アメリカ合衆国の旗 ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ
日本の旗 ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)
公開 アメリカ合衆国の旗 2006年11月22日
日本の旗 2007年3月17日
上映時間 127分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $75,000,000[1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $64,038,616[1]
世界の旗 $180,557,550[1]
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デジャヴ』(原題: Déjà Vu)は、2006年に公開されたアメリカSFサスペンス映画。プロデューサーはジェリー・ブラッカイマー、監督はトニー・スコット

あらすじ[編集]

2006年2月28日マルディグラの日、ニューオリンズカナルストリートで543名もの犠牲者を出す大規模なフェリー爆発事故が発生。現場を捜査した結果、爆発がテロによるもので、爆発現場の近くで発見された女性死体が殺人によるものだということも判明した。

アメリカ連邦捜査機関ATFのダグ・カーリンは、FBI特別捜査班への協力を要請される。そこで「スノーホワイト」(Snow White)[注 1]と名付けられた監視システムにより記録された4日と6時間前の映像を見せられる。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
ダグ・カーリン(ATF捜査官) デンゼル・ワシントン 大塚明夫
クレア・クチヴァー(爆発の被害者) ポーラ・パットン 安藤麻吹
ポール・プライズワーラ(FBI捜査官) ヴァル・キルマー 木下浩之
キャロル・オースタッド(テロの犯人) ジム・カヴィーゼル てらそままさき
アレクサンダー・デニー博士 アダム・ゴールドバーグ 鉄野正豊
ガナース エルデン・ヘンソン 櫻井章喜
シャンティ エリカ・アレキサンダー 鈴木佳由
ジャック・マクレディ(FBI捜査官) ブルース・グリーンウッド 谷口節
アビー エル・ファニング 根本圭子
ラリー・ミヌーティ(ATF捜査官) マット・クレイヴン 水内清光
ケヴィン・ドネリー(ATF捜査官) マーク・フィンニー 後藤敦
スタルハス(捜査官) リッチ・ハッチマン 清水明彦
クレアの父 エンリケ・カスティーロ 世古陽丸

スタッフ[編集]

評価[編集]

批評家の感想は賛否両論だった。Rotten Tomatoesでの平均は55% (5.9/10)。[2]映画サイトMetacriticでの32人のプロの評論家の平均も59点。[3]ABCニュースJoel Siegelは、映画の技術面では「よくできている」が、タイムトラベルの科学的説明は「お馬鹿で退屈」と評した。[4][5]

その他[編集]

本作、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』、『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』のブラッカイマー製作3作品の日本公開応援プロジェクト・総合プロデューサーをタレント・新庄剛志が務めた[6]

映像ソフト[編集]

2007年8月3日Blu-ray DiscDVDで発売。発売元・販売元はウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン。Blu-ray Disc版、DVD版ともに本編の他に特典映像も収録。特典内容は共通で、各シーンのメイキングを収録。さらに、監督によるコメンタリ付きの未公開シーンや追加シーンも収めている。

  • デジャヴ(DVD、2007年8月3日発売、VWDS-3311)
  • デジャヴ(Blu-ray Disc、2007年8月3日発売、VWBS-1026)
  • デジャヴ(DVD、2010年3月17日発売、VWDS-2201) - 廉価版
  • デジャヴ(Blu-ray Disc、2010年9月22日発売、VWBS-1146) - 廉価版

関連項目[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ GPSのように7つの衛星を利用することから「7人のドワーフ」を連想させている

出典[編集]

  1. ^ a b c Deja Vu (2006)”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2021年3月13日閲覧。
  2. ^ Deja Vu Movie Reviews, Pictures - Rotten Tomatoes”. Rottentomatoes.com. 2021年3月13日閲覧。
  3. ^ Deja Vu (2006): Reviews”. Metacritic. CNET Networks, Inc. (2006年). 2021年3月13日閲覧。
  4. ^ Siegel, Joel (2006年11月22日). “Joel's Thanksgiving Weekend Movie Guide”. https://abcnews.go.com/Entertainment/JoelSiegel/story?id=2673530 2021年3月13日閲覧。 
  5. ^ Dargis, Manohla (2006年11月22日). “MOVIE REVIEW - 'DÉJÀ VU' - After a Big Bad Boom, Clues Lead Anywhere, Even Back in Time”. The New York Times. 2021年3月13日閲覧。
  6. ^ SHINJO&ブラッカイマーがLAで共同会見。「デジャヴ」など3作品をPR”. 映画.com (2007年2月9日). 2021年3月13日閲覧。

外部リンク[編集]