タマンラセット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
タマンラセット空港
タマンラセットの家畜市

ラマンラセットアラビア語تمنراست )はアルジェリア南部にあるタマンラセット県の県都でオアシスの町である。 アハガル山地の中腹にあり標高1,320m、経緯度は東経5度31分22秒、北緯22度47分6秒である[1]。 この一帯に分布するトゥアレグ人のアルジェリア側の中心都市である。 2008年4月14日の人口は8万1752人[1]

歴史[編集]

通路に佇む女性(1916年)

サハラ砂漠交易の拠点として、カノチャド湖ガオアガデスザンデールと繋がっていた[2]

フランス領アルジェリア時代に軍事郵便局が設置された。

1916年12月1日シャルル・ド・フーコーが恐らくサヌーシー教団によって暗殺された[3]

1920年フランソワ・ヘンリー・ラプリンヌ英語版将軍が近くの砂漠で亡くなった事から、この都市はラプリンヌ要塞と名付けられた。

1960年2月13日アルジェリア戦争の最中に、フランスは最初の核実験であるジェルボアーズ・ブルー(青い跳鼠)を、約800km南西のサハラ砂漠で行った[4]

1962年5月1日、150km北でフランスの地下核実験が失敗し、放射性ガスが大気中に放出された。 きのこ雲は2600m上空まで上がり、放射線は数百kmの範囲に広がった。 約100人のフランス人兵士や役人(2人の大臣を含む)が被爆した。 アルジェリア人被爆者の人数は不明である。

2003年3月6日アルジェリア航空6289便英語版の離陸が失敗し、乗客102人が死亡した。

2010年AQIM(イスラーム・マグリブ諸国のアル=カーイダ機構)に対抗する統合軍の本部が置かれた。 統合軍にはアルジェリアの他にマリ共和国ニジェールモーリタニアが参加し、サヘル地域における軍事行動を調整した[5]

交通[編集]

陸路[編集]

空路[編集]

外交[編集]

市内にマリニジェール領事館がある。

地図と衛星写真[編集]

北緯22度47分6秒 東経5度31分22秒 / 北緯22.78500度 東経5.52278度 / 22.78500; 5.52278

脚注[編集]

  1. ^ City Population閲覧日:2017年12月12日
  2. ^ John Gunther, "Inside Africa" Hamish Hamilton, page132
  3. ^ Fleming, Fergus. The Sword and the Cross: Two Men and an Empire of Sand. New York: Grove Press, 2003.
  4. ^ French Senate report #179: The first French tests in the Sahara
  5. ^ “Saharan states to open joint military headquarters”. BBC News. (2010年4月21日). http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/8633851.stm 2011年3月1日閲覧。 

外部リンク[編集]