ストロンボリ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ストロンボリ島
DenglerSW-Stromboli-20040928-1230x800.jpg
座標 北緯38度47分38秒 東経15度12分40秒 / 北緯38.79389度 東経15.21111度 / 38.79389; 15.21111座標: 北緯38度47分38秒 東経15度12分40秒 / 北緯38.79389度 東経15.21111度 / 38.79389; 15.21111
面積 12.6 km²
最高標高 926 m
所在海域 ティレニア海
所属諸島 エオリア諸島
所属国・地域 イタリアの旗 イタリア シチリア州
メッシーナ県 リーパリ
地図
ストロンボリ島の位置(イタリア内)
ストロンボリ島
ストロンボリ島
ストロンボリ島の位置
テンプレートを表示

ストロンボリ島イタリア語: Isola di Stromboli, シチリア語: Struògnuli, 古代ギリシア語: Στρογγύλη Strongulē) は、地中海ティレニア海エオリエ諸島に属する島で、行政的にはシチリア州メッシーナ県リーパリに属する。

ストロンボリ島には400人近くが居住する。北東部に島と同名のストロンボリ、ピシタ(Piscità)、サン・バルトロ(San Bartolo)とサン・ヴィンチェンツォ(San Vincenzo)、南西部にジノストラGinostra)というフラツィオーネ(分離集落)がある。北東部とジノストラの間の移動は、海岸に道がないことから船に頼っている。

エオリア諸島、本島は右上

火山島であるストロンボリ島の火山体は海面下にも2000mも続く。火山活動を始めてから1万3000年ほどと推測され、北西部には3回山体崩壊を起こした跡のシアーラ・デル・フオーコ(Sciara del fuoco, イタリア語で「火走り」)という海底まで伸びる深い谷がある。

溶岩を火口周辺に吹き上げる噴火が特徴で、火山学では同様の噴火形式をストロンボリ式噴火と名づけた。夜間でも噴火のために目立ち、「地中海の灯台」とも呼ばれている。通年途切れなく活動しており、2013年現在も噴火は継続している。そのため、噴火を間近で見ようと訪れる観光客も多い。だが、約10年に一度の割合で、溶岩を数km先まで噴き上げる激しい噴火を起こしたり溶岩流を噴出することがある。2013年1月14日の噴火では溶岩流が発生した[1]

島の北東3km近くにはストロンボリッキオという小島があり、これはストロンボリが活動する前に存在した火山の名残(岩頸である)。この小島には海軍灯台が建っているが現在は無人で、立ち入り禁止となっている。

ジュール・ヴェルヌ1864年に出版した小説『地底旅行』において地底からの脱出口をストロンボリに設定した。1950年に、この島を舞台にした映画『ストロンボリ/神の土地』(Stromboli)がイングリッド・バーグマン主演、ロベルト・ロッセリーニ監督で撮影された。この時二人が滞在した家は現在も保存されている。

また、アメリカでは、この島からヒントを得て、ピザをロール状に巻いたストロンボリという名前の軽食が生まれた。

脚注[編集]

  1. ^ イタリアの火山島ストロンボリが噴火、住民への危険はなしフランス通信社2013年1月15日、2013年2月24日閲覧

参考資料[編集]

外部リンク[編集]