ジョン・ターニー

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ジョン・ターニー
John Turney
基本情報
国籍 イギリスの旗 イギリス
出身地 日本の旗 日本東京都
生年月日 (1972-02-16) 1972年2月16日(52歳)
身長
体重
187 cm
90 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
コーチ歴

ジョン・アラン・ターニーJohn Alan Turney[1]1972年2月16日 - )は、日本出身のアスレティックトレーナー、野球指導者、通訳者

父は日本文学研究者アラン・ターニー

経歴[編集]

東京都生まれ[1]横浜インターナショナルスクール卒業後、渡米してピュージェットサウンド大学などで学ぶ。

1998年から2000年までは横浜ベイスターズで球団職員として勤務した後、2001年からコンディション担当コーチを任され2009年まで務めた。

2009年11月に読売ジャイアンツの一軍トレーニングコーチに就任。巨人がオーストラリアン・ベースボールリーグに選手を派遣した際に同行、通訳などの仕事もした。2011年に球団の国際部に異動になり、2012年から外国人選手の通訳を務めていたが、2016年は再び一軍トレーニングコーチを務め、2017年から二軍トレーニングコーチに配置転換された。2019年シーズンからは再び一軍トレーニングコーチ[注 1]に配置転換された。2022年は三軍トレーニングコーチに配置転換された[4]2024年からはトレーニングコーチはコーチ登録されなくなった[5]

人物[編集]

  • トレーニングの専門家で、プロ選手経験はない。
  • 子供の頃から野球が大好きで地元の大洋ホエールズファンで、友の会にも入っていた。
  • 日本のプロ野球の選手、監督、コーチの中では唯一のイギリス国籍である。
  • 英語日本語バイリンガル。ファンに対して「日本語が普通に喋れるのでもっと話しかけて欲しい」と語っている。
  • NHKの英会話番組(『ステップ&ジャンプ ジャンプ・英語』1990年7月12日放送分)に出演経験があり、そのことを『ズームイン!!サタデー』内の『プロ野球熱ケツ情報』で話すと、2010年11月20日放送回で当時の映像が紹介された(大学の英文学・日本文学の教師だった父アランが番組を担当していたことがきっかけに親子共演)。局の垣根を越えてまで日テレが映像を探すと思っていなかったジョン本人は、「ポロっと言っちゃったらダメですね」と苦笑いだった。

詳細情報[編集]

背番号[編集]

  • 70(2001年 - 2009年)
  • 120(2010年)[注 2]
  • 100(2011年)
  • 98(2016年)
  • 106(2017年 - 2018年)
  • 90(2019年)

※2020年からは背番号なし

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2020年からは「S&C(ストレングス&コンディショニング)コーチ」に役職名変更[2]されたが、2021年には「トレーニングコーチ」の呼称に再び変更されている[3]
  2. ^ 就任時に発表された背番号は「95」だったが、1月26日に背番号変更が発表された。

出典[編集]

  1. ^ a b ウェイン・グラシック『2002 JAPAN PRO BASEBALL - 英語版 日本プロ野球メディアガイド』日本洋書販売、2002年、ISBN 9784901178778
  2. ^ トレーニング担当コーチの契約について”. 読売ジャイアンツ (2019年12月25日). 2020年8月21日閲覧。
  3. ^ 来季のコーチングスタッフについて”. 読売ジャイアンツ (2020年12月2日). 2021年3月21日閲覧。
  4. ^ 来季のコーチングスタッフについて”. 読売ジャイアンツ (2021年11月15日). 2021年12月28日閲覧。
  5. ^ 来季のコーチングスタッフ について”. 読売ジャイアンツ (2023年10月16日). 2023年10月23日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]