ジャン2世 (ブルボン公)

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ブルボン公ジャン2世

ジャン2世(Jean II, 1426年 - 1488年4月1日)は、ブルボン公およびオーヴェルニュ公(在位:1456年 - 1488年)、クレルモン伯。ブルボン公シャルル1世の長男。母はブルゴーニュ公ジャン1世(無畏公)の娘アニェス

百年戦争中の1450年イングランド軍がノルマンディーに上陸して南下した際、義理の伯父(母方の伯母マルグリットの夫)のアルテュール・ド・リッシュモン大元帥からの合流命令を待たずフランス軍を率いてイングランド軍と対決した。兵数が少ないため敗北寸前だった所をリッシュモンの救援で持ち応え、最終的に勝利を収めた(フォルミニーの戦い)。戦後リッシュモンと行動を共にしカーンを包囲、陥落させた[1]

1447年にフランス王シャルル7世の娘ジャンヌ1435年 - 1482年)と結婚したが、子供をもうけないまま死別した。

1484年ヌムール公ジャック・ダルマニャックの娘カトリーヌと結婚したが、1487年に1男ジャンを出産後間もなく、母子ともに死去した。

1487年にブルボン家傍系のヴァンドーム伯ジャン8世(フランス王アンリ4世の父方の高祖父)の娘ジャンヌ1465年 - 1511年)と結婚し、1488年に1男ルイをもうけたが、同年にルイもジャン2世本人も死去した。

嗣子を残さなかったため、シャルル2世、次いでピエール2世と弟2人が継承者となった。

脚注[編集]

  1. ^ エチュヴェリー、P275 - P286、ペルヌー、P273。

参考文献[編集]

  • ジャン=ポール・エチュヴェリー著、大谷暢順訳『百年戦争とリッシュモン大元帥』河出書房新社、1991年。
  • レジーヌ=ペルヌー、マリ=ヴェロニック・クラン著、福本直之訳『ジャンヌ・ダルク』東京書籍、1992年。
先代:
シャルル1世
ブルボン公
1456年 - 1488年
次代:
シャルル2世