シャシリク

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シャシリク(ロシア語:Шашлыкシャシュルィークウクライナ語:Шашликシャシュルィーク) はロシアウクライナなど旧ソ連圏で人気のあるバーベキューの串焼き、焼肉料理、ロースト料理である。中央アジアでは、バザール屋台で盛んに食べられるいわばファーストフードでもある。日本ではシャスリック、シャシュルィク、シャシュリック、シャーシリク、シィシルゥィクなど、さまざまに表記される。またカボブ(ケバブ)と呼ぶ地域もある。ロシア語でも、トルコ系の言語に従ってシシュ・ケバブ(шиш-кебабシシカバブー)と呼ばれることがある。

シャシリクを焼いているところ
シャシリク

概要[編集]

起源はカフカス地方のケバブが、サハリンを含む旧ソ連各地域・各国など全域に広がったとされる。シャシリクに用いる肉はもともとはラムやマトンの腎臓や肉であったが、牛肉豚肉肉(ラムやマトン)、鶏肉、さらにはチョウザメなどの魚肉まで、さまざまな肉類で、地方ごと、あるいは宗教や伝統に応じて食べられている。レシピも多く、家庭に伝わる秘伝がある場合もある。

共通する特徴は、ワインオリーブオイルなどを混ぜたものに、ニンニクタマネギ、黒胡椒、クローブなどの香辛料ハーブなどを調味料として長時間漬け込んだものを用いるところ。旧ソ連各地では、ハイキングや野外パーティーなどで人気のあるご馳走として定番となっている。レストランであまり見かけない地域もあるが、それでも街角の屋台や路上で売られる場合は多い。

日本にもシャシリクを出すロシア料理店がある。

基本レシピ[編集]

新鮮で脂身のついた肉を三センチ角程度に切り分け、刻んだタマネギ・ニンニクと好みでパセリローリエとともに、塩・胡椒・レモン汁などで調味したワインに一晩あるいは一昼夜漬け込む。漬け込んだ肉を串に刺して火などの直火や、オーブン、フライパンなどで焼く。

関連項目[編集]