コリンダ・グラバル=キタロヴィッチ

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コリンダ・グラバル=キタロヴィッチ
Kolinda Grabar-Kitarović
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コリンダ・グラバル=キタロヴィッチ(2017)

任期 2015年2月19日
首相 ゾラン・ミラノヴィッチ英語版
ティホミル・オレシュコヴィッチ英語版
アンドレイ・プレンコビッチ英語版

クロアチアの旗 クロアチア
外務・欧州担当大臣
任期 2005年2月17日2008年1月12日
首相 イーヴォ・サナデル

クロアチアの旗 クロアチア
欧州統合大臣
任期 2003年12月23日2005年2月17日
首相 イーヴォ・サナデル

出生 (1968-04-29) 1968年4月29日(51歳)
ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア
Flag of Croatia (1947–1990).svg クロアチア社会主義共和国リエカ
政党 HDZ logo.svg クロアチア民主同盟
出身校 ザグレブ大学・人文社会科学部
ウィーン外交アカデミー英語版
配偶者 ヤコヴ・キタロヴィッチ
子女 ルカ、カタリナ

コリンダ・グラバル=キタロヴィッチ[1]クロアチア語: Kolinda Grabar-Kitarović1968年4月29日 - )は、クロアチア外交官政治家である。2015年1月11日クロアチア共和国の大統領選挙で当選し、同年2月19日より大統領に就任する[2]。グラバル=キタロヴィッチはクロアチアで初の女性大統領である[2]

2011年から2014年まで、北大西洋条約機構(NATO)の広報外交担当の事務次官補であり[3]、NATOで初の女性の事務次官補であった。イーヴォ・サナデルクロアチアの首相を務めたとき、欧州担当大臣(2003年 - 2005年)、外務・欧州担当大臣(2005年 - 2008年)、アメリカ合衆国駐箚クロアチア大使(2008年 - 2011年)を務めた[4]

クロアチア民主同盟に属し、三極委員会の一員である。

出自[編集]

ユーゴスラビア社会主義連邦共和国クロアチア社会主義共和国リエカに生まれ、少年期をアメリカ合衆国で過ごしロスアラモスの高等学校を卒業する[5]。その後ザグレブ大学人文社会科学部で学び、1992年に学士号を取得する[3]。1995年から1996年にかけて、ウィーン外交アカデミーに在籍し、2000年にザグレブ大学政治科学部の修士課程を修了する[6][3]

2002年から2003年にかけてジョージ・ワシントン大学フルブライト・プログラムに参加する[7][8]ハーバード大学ケネディスクールのルクシッチ奨学金研究員、ジョンズ・ホプキンス大学ポール・H・ニッツェ高等国際関係大学院の客員研究員を務めた[3]

来歴[編集]

1992年、クロアチア科学技術省で国際協力を担当する顧問官となった[9]。1993年には外務省に転籍する[9]。1995年には外務省北アメリカ局長に就任し、1997年までその地位にあった[9]。1997年にカナダ駐箚クロアチア大使館参事官、1998年10月に公使参事官となり[10]、2000年までカナダに駐在した。


2001年、外務省の参事官となり、2003年まで務めた[10]。2003年11月、クロアチア民主同盟(HDZ)の一員としてクロアチア議会英語版の議員に選出された[11]。2003年12月にイーヴォ・サナデルを首班として組閣された際、欧州統合担当大臣に任命され、2004年からクロアチアの欧州連合加盟交渉を率いる[3]。その後、2005年2月に外務省と欧州統合省を合併して外務・欧州担当省が新設されると、同省の大臣に任命された[9]。在任中、クロアチアの欧州担当およびNATOへの加盟交渉などが重要課題であった[3]

2008年1月、前年の総選挙を受けて内閣が再編された際、外務・欧州担当大臣の地位はゴルダン・ヤンドロコヴィッチ英語版へと継承された[12]

大統領選挙[編集]

2012年9月、日刊紙ユタルニ・リスト英語版は、グラバル=キタロヴィッチが2015年の大統領選挙におけるクロアチア民主同盟の立候補者候補となっていると報じた[13][14]。2014年、クロアチア社会民主党に属する現職のイヴォ・ヨシポヴィッチへの対立候補として、クロアチア民主同盟はグラバル=キタロヴィッチを擁立したことが発表された[15]。2014年12月の第1回目の投票ではヨシポヴィッチに次ぐ37.22%の得票率を得て決選投票への進出を決め[16]、ヨシポヴィッチとの決選投票では50.4%の得票率で当選を果たした[17][18]

私生活[編集]

1996年にヤコヴ・キタロヴィッチ(Jakov Kitarović)と結婚し、カタリナ(Katarina)、ルカ(Luka)の2児を持つ[19][20]クロアチア語のほか、英語スペイン語ポルトガル語を流暢に話し、またドイツ語フランス語イタリア語の基礎知識も持つ[3][9]

脚注[編集]

公職
先代:
イヴォ・ヨシポヴィッチ
クロアチアの旗 クロアチア共和国大統領
第4代:2015年 -
次代:
(現職)