ガヴァメント・イシュー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
ガヴァメント・イシュー
Government Issue
Stabb.jpg
基本情報
別名 G.I.
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ワシントンD.C.
ジャンル ハードコア・パンク
活動期間 1980年 - 1989年
レーベル ディスコード
共同作業者 マイナー・スレットライツ・オブ・スプリングジョーボックスバーニング・エアラインズ
メンバー ジョン・スタブ

ガヴァメント・イシュー(Government Issue)は、アメリカハードコア・パンクバンド1980年ワシントンD.C.にて結成。そのキャリアを通してメンバーは流動的であり、結成から解散まで在籍したオリジナルメンバーはヴォーカリストのジョン・スタブのみである。ワシントンD.C.のハードコア・シーン黎明期のバンドでありながら、後年にヘヴィメタルサイケデリック・ロックニューウェーヴなどの要素を織り交ぜた音楽性を展開し、後続のバンドに影響を与えた。

来歴[編集]

パンクバンドThe Stabb解散後、1980年ボーカルのジョン・シュローダー(John Schroeder)が名前をジョン・スタブ(John Stabb)名義に変え[1][2]、スタブとドラマーのマーク・アルバースタットがギタリストにジョン・バリー、ベーシストにブライアン・ゲイを誘いガヴァメント・イシューを立ち上げる。12月に初公演。2度目の公演は警察によって中断された[3]1981年9月にデビューEP『Legless Bull』をディスコード・レコードよりリリース。ベーシストのゲイが大学進学のため脱退し、マイナー・スレットのブライアン・ベイカーが加入。ギタリストのバリーもその後脱退し、ベイカーがギターを担当。トム・ライルがベーシストとして加入。

1982年に2ndEP『Make an Effort』をリリースし、ベイカーがマイナー・スレットに復帰。ライルがギターを担当し、ベーシストとしてミッチ・パーカーが加入。1983年に1stアルバム『Boycott Stabb』をリリース。ロブ・モスが一時的にベーシストを担当し、ギタリストにマイク・フェローズが加入し1984年に2ndアルバム『Joyride』をリリース。フェローズはライツ・オブ・スプリングに加入し、ジョン・レオナードがギタリストとして加入、1985年に3rdアルバム『The Fun Just Never Ends』、EP『Give Us Stabb or Give Us Death』、ライヴ・アルバム『Live on Mystic』をリリース。

4thアルバム『Government Issue』レコーディング中にアルバースタットとレオナードが脱退、新ドラマーにショーン・セイリー、新ベーシストに元マイナー・スレットのスティーヴ・ハンスゲンが加入しアルバムを完成。スタブはよりメロディアスな音楽性を模索した。セイリーとハンスゲンはまもなく脱退し、J.ロビンスとピーター・モフェットが加入。1987年に5thアルバム『You』、1988年にラストアルバム『Crush』をリリースし、1989年に解散した。

解散後[編集]

ギタリストのライルは1992年にソロアルバム『Sanctuary』をリリース。J.ロビンスはジョーボックスを結成し、モフェットはウールに加入、二人は後にバーニング・エアラインズを結成した。スタブはワシントンD.C.エリアのバンドに参加し2000年にザ・ファクトリー・インシデントを結成。

2007年7月17日、スタブは自宅近くで5人の男から暴行の被害に遭い、口腔外科で手術を受ける[4]。手術費用と奪われた金銭を賄うため9月23日にスタブ・ベイカー、ライルの3人とドラマー、ウィリアム・ナップの4人で「Government Re-Issue」の名で再結成慈善コンサートが開かれた[5]

2010年12月11日にワシントンD.C.で2度目の再結成公演。売上金はローカルDJが立ち上げた医療基金に寄付された。2014年4月11日にも再結成し、ワシントンD.C.で開かれたダメージド・シティ・フェスティバルに参加し演奏を行った。

作品[編集]

スタジオアルバム[編集]

  • Boycott Stabb (1983年)
  • Joyride (1984年)
  • The Fun Just Never Ends (1985年)
  • Government Issue (1986年)
  • You (1987年)
  • Crush (1988年)

EP[編集]

  • Legless Bull (1981年)
  • Make an Effort (1982年)
  • Give Us Stabb or Give Us Death (1985年)
  • Strange Wine E.P. (1988年)
  • The Punk Remains the Same (2009年)

コンピレーション・アルバム[編集]

  • No Way Out 82 (1990年)
  • Finale (1991年)
  • Beyond (1991年)
  • Joyride / The Fun Just Never Ends (1995年)
  • The Mystic Years (1995年)
  • Complete History Volume One (2000年)
  • Complete History Volume Two (2002年)

ライヴ・アルバム[編集]

  • Live on Mystic (1985年)
  • Best of Government Issue Live (1994年)
  • Strange Wine: Live at CBGB August 30th, 1987 (2003年)

出典[編集]

  1. ^ Huey, Steve. “Government Issue Biography”. オールミュージック. 2015年2月13日閲覧。
  2. ^ Burgess, Aaron (October 2005). “I Don't Know, Ask That Guy: Please Understand: Government Issue Is the Only DC Hardcore Band You Still Need to Hear”. Alternative Press (Cleveland: Alternative Press Magazines Inc.) (207). ISSN 1065-1667. http://www.altpress.com/askthatguy/govtissue.htm. 
  3. ^ Government Issue”. ディスコード・レコード. 2015年2月13日閲覧。
  4. ^ John Stabb of Government Issue assaulted, undergoing surgery”. Punknews.org (2007年7月22日). 2015年2月13日閲覧。
  5. ^ Most of Government Issue to reunite for upcoming John Stabb benefit”. Punknews.org (2007年8月31日). 2015年2月13日閲覧。