エンタープライズ (CVN-80)

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エンタープライズ
USS Enterprise (CVN-80) artist depiction.jpg
基本情報
建造所 ニューポート・ニューズ造船所
運用者  アメリカ海軍
種別 航空母艦原子力空母
艦級 ジェラルド・R・フォード級航空母艦
前級 ニミッツ級航空母艦
経歴
起工 2018年(予定)
進水 2023年(予定)
就役 2025年-2027年(予定)
要目
満載排水量 101,605[1]トン
全長 332.84m[1]
全幅 78m[1]
吃水 12m
機関 A1B加圧水型原子炉 2基
主機 蒸気タービン 4基
推進 スクリュープロペラ 4軸[1]
最大速力 30ノット
乗員 4,539-4,660[1]名(航空要員含む)
兵装 ファランクスCIWS 3基
ESSM短SAM8連装発射機 2基
RAM近SAM21連装発射機 2基
レーダー AN/SPY-3 多機能型 1基
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CVN-80 PCU エンタープライズ[注釈 1]英語: PCU Enterprise)とは、アメリカ海軍で計画中の航空母艦原子力空母)である。

新型空母ジェラルド・R・フォード級の3番艦。ニミッツ級2番艦「ドワイト・D・アイゼンハワー」(CVN-69)の後継として2025年-2027年までの就役が予定されている[2][3]

命名[編集]

2012年12月1日、「CVN-65 エンタープライズ」(先代のエンタープライズ級ネームシップ)の退役式典前のスピーチで、レイ・マバス英語版海軍長官がCVN-80を「エンタープライズ」と命名すると述べた。[4]

エンタープライズ」(「冒険」の意)を艦名に冠するアメリカ海軍所属艦艇としては9代目、空母としては3代目にあたる[3]。また、「エンタープライズ」は1966年就役の「アメリカ」(CV-66)以来、艦名が人名に由来しない初めての艦となる。

建造[編集]

「エンタープライズ」はバージニア州にあるハンティントン・インガルス・インダストリーズニューポート・ニューズ造船所で建造される。

2018年建造開始、2025年就役を予定しているが、建造コスト削減のため2番艦「ジョン・F・ケネディ」同様建造期間を長くすることも検討されている。もしこの案が採用された場合、「エンタープライズ」の就役は2027年となる[5]

注釈・脚注[編集]

注釈
  1. ^ アメリカ海軍の現役艦艇は名称に「USS」(United States Ship、米国艦艇)の艦船接頭辞をつけるが、本艦はまだ就役していないため代わりに「PCU」(Pre-Commissioning Unit、未就役ユニット)をつける。
脚注
  1. ^ a b c d e 多田智彦 2012, p. 14
  2. ^ Navy To Name Next Ford Class Carrier Enterprise” (2012年7月26日). 2012年12月1日閲覧。
  3. ^ a b News Release - Navy’s Next Ford-Class Aircraft Carrier to be Named Enterprise”. U.S. Navy (2012年12月1日). 2012年12月1日閲覧。
  4. ^ USS Enterprise Public Affairs (2012年12月1日), “Enterprise, Navy's First Nuclear-Powered Aircraft Carrier, Inactivated” (プレスリリース), Navy News Service, NNS121201-03, http://www.navy.mil/submit/display.asp?story_id=70899 2015年12月10日閲覧。 
  5. ^ Ronald O'Rourke (2012年7月26日). “Navy Ford (CVN-78) Class Aircraft Carrier Program: Background and Issues for Congress”. Congressional Research Service. 2012年12月1日閲覧。

参考文献[編集]

  • 河津幸英 『図説 徹底検証 アメリカ海軍の全貌 対中国作戦と新型艦艇』 アリアドネ企画、2016年ISBN 978-4-384-04677-9 
  • 多田智彦 『世界の戦闘艦カタログ』 アリアドネ企画、2012年、978-4-384-04527-7頁。 

外部リンク[編集]