イーグルス・オブ・デス・メタル

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2009年

イーグルス・オブ・デス・メタル(Eagles of Death Metal)はアメリカロックバンドである。1998年カリフォルニア州パームデザートにてジョシュ・オム(クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ)とその友人ジェス・ヒューズによって結成された。バンド名に「デス・メタル」を掲げているが、デスメタルでなく明るいロックンロールを得意としている。

2015年11月13日フランスパリバタクラン劇場におけるコンサート中にテロ事件が発生し、89名の死傷者が出た。死者の中にはバンドのマーチャンダイズ・マネジャーも含まれた。メンバーはステージ奥のドアから避難して無事であった[1]

経歴[編集]

バンド名の由来については二説ある。ひとつは、とあるバーでスコーピオンズの『ウィンド・オブ・チェンジ』に合わせて踊っていた男が「これはデスメタルだ!」と叫んだというもの[2]。もうひとつは、ジョシュの友人がポーランドのバンド、ヴェイダーを説明する際に使ったというもの[3]

ジョシュはクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジで先に成功を収め、そちらが「本職」のためこのバンドのツアーには帯同しないが、これはサイド・プロジェクトではなく、自分は音楽的に分裂症であり、2つのバンドに同時に在籍しているに過ぎないと説明している[4]

2006年にガンズ・アンド・ローゼズの前座を務めた際にはアクセルにPigeons of Shit Metalと揶揄され首になった。

発言[編集]

反イスラエル団体への抗議
イスラエル団体Boycott, Divestment and Sanctions (BDS:ボイコット、売却と制裁) からの圧力にも関わらず、イスラエルで公演を行った。元ピンク・フロイドロジャー・ウォーターズはボイコットするようにと、メンバーに向けて書いていたが、「ボイコットなんてする訳ないだろ。俺の返事を教えてやろうか。どこかのクソ野郎が自分についてどう思うかを気にするのは時間の無駄だ、だ。」と返答した[5]
パリ同時多発テロ事件
「パリに戻るのが待ちきれない。また演奏するのが待ちきれない。バタクランが再オープンする時、俺はそこで演奏する最初のバンドになりたい。そこでああいうことが起こる時、そこにいたから。我々の仲間はそこにロックンロールを観に行って死んだんだ。俺はそこに戻ってこの生を生きたいんだ。」[6]

メンバー[編集]

  • ジェス・ヒューズ Jesse Hughes (1998年~)
  • ジョシュ・オム Josh Homme (1998年~)

ライヴ・メンバー[編集]

  • ジェス・ヒューズ – ヴォーカル、ギター
  • Dave Catching – ギター
  • Matt McJunkins – ベース
  • Julian Dorio – ドラム
  • Eden Galindo – ギター

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

  • Peace, Love, Death Metal(2004)
  • Death by Sexy(2006)
  • Heart On(2008):Independent Albumsチャート3位[7]
  • Zipper Down(2015)

シングル[編集]

  • I Only Want You
  • Speaking in Tongues
  • Shasta Beast
  • I Want You So Hard (Boy's Bad News)
  • I Gotta Feelin' (Just Nineteen)
  • Cherry Cola
  • Wannabe in L.A.:オルタナティヴ・ソングスチャート 38位[8]
  • Secret Plans
  • High Voltage
  • Anything 'Cept the Truth
  • Complexity

DVD[編集]

  • DVD by Sexy (2006)

CMソング[編集]

使用されたCM 使用曲
Microsoft Zune cherry cola
Microsoft Windows 8 Only Want You
ポンティアック・GTO 2006 Flames Go Higher
Sonyプレイステーション20周年 Don’t Speak
ナイキ take it to the next level Don't Speak(I Came To Make A Bang)
ナイキ サッカー激戦上等 Miss Alissa

その他[編集]

出典[編集]

  1. ^ Singer for Eagles of Death Metal escapes Paris attack, abc7.com (Los Angeles). Accessed online November 13, 2015.
  2. ^ https://www.youtube.com/watch?v=_9AEh5s3wdw
  3. ^ Putting some fun in death metal – Stage – Night & Day”. The Prague Post (2009年3月12日). 2011年7月18日閲覧。
  4. ^ Eagles of Death Metal Part 1: Joshua Homme”. SuicideGirls.com (2008年10月30日). 2008年10月31日閲覧。
  5. ^ "I would never boycott a place like this ... You know what I wrote back? Two words ... Never waste your time worrying about what an asshole thinks about you." -- Concert review: The Eagles of Death Metal”. Jerusalem Post. 2015年7月12日閲覧。
  6. ^ "I cannot wait to get back to Paris. I cannot wait to play. I want to be the first band that plays the Bataclan when it opens back up because I was there when it went silent for a minute. Our friends went there to see rock 'n' roll and died. I want to go back there and live." -- Eagles of Death Metal Discuss Paris Terror Attacks”. Vice (2015年11月25日). 2015年11月25日閲覧。
  7. ^ Eagles of Death Metal Album & Song Chart History: Independent Albums”. Billboard. Prometheus Global Media. 2011年8月25日閲覧。
  8. ^ Eagles of Death Metal: Band in Paris Attack's Chart History
  9. ^ 「ニード・フォー・スピード カーボン」の収録曲が明らかに

外部リンク[編集]