クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ

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クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ
QOTSA mg 5853.jpg
左からジョシュ・オム、ディーン・フェルティタ、マイケル・シューマン
基本情報
別名 QOTSA
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州パームデザート
ジャンル ハードロック
オルタナティヴ・ロック
ストーナーロック
活動期間 1997年 -
レーベル インタースコープ・レコード
マタドール・レコード
公式サイト www.qotsa.com
メンバー ジョシュ・オム
トロイ・ヴァン・リューウェン
ディーン・フェルティタ
マイケル・シューマン
ジョン・セオドア

クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジQueens of the Stone Age、略称はQOTSA)は、アメリカ合衆国カルフォルニア州パームデザート出身のハードロックバンド1997年カイアスのギタリストだったジョシュ・オムを中心に結成された。

来歴[編集]

ストーナーロックの雄だったカイアスの解散後、ギタリストのジョシュ・オムスクリーミング・トゥリーズのサポートメンバーを務めたる傍らで新バンドの結成を模索。1996年に「ガンマ・レイ」名義で活動を開始するが、同名のジャーマン・メタルのバンドが存在することが判明。改名を余儀なくされ、音楽プロデューサーでジョシュ・オムの旧友であるクリス・ゴスの発案により、「石器時代のおかま」を意味する「クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ」と名乗ることになった。

1997年パール・ジャムのストーン・ゴッサードが設立したレーベル「ルーズグルーヴ」よりセルフタイトルのデビューアルバムを発表。その直後にカイアス時代の盟友、ニック・オリヴェリが加入。2000年にはインタースコープ・レコードに移籍し、2ndアルバム『R指定』をリリース。同アルバムはNME誌のアルバム・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、一躍注目を集める。2002年にはデイヴ・グロールをドラマーとして迎え、3rdアルバム『ソングス・フォー・ザ・デフ』を発表。全世界で100万枚以上のセールスを記録し、続くツアーで世界的な人気を確立した。しかし、2004年にオリヴェリが脱退。ジョシュ・オムは一時は解散も考えたが、バンドの存続を決意する[1]

新体制の下、2005年の4thアルバム『ララバイズ・トゥ・パラライズ』は全米チャート初登場5位を記録。2007年には5枚目のアルバム『エラ・ヴルガリス』をリリース。同年にはジョシュ・オムがザ・ディスティラーズのメンバーとして知られるブロディ・ドールと結婚。2008年レディング&リーズ・フェスティバル出演の後、活動を小休止する。

2012年11月6日、ジョシュ・オムは現在6枚目のアルバムを制作中であること、脱退したジョーイ・カステロに代わってデイヴ・グロールがドラムで参加していることを明らかにした[2]。また、トレント・レズナーや元メンバーのニック・オリヴェリも制作に加わっている[3]。制作終盤にはドラマーとしてジョン・セオドア(元マーズ・ヴォルタ)が参加し、そのままメンバーとなった。

2013年6月、6枚目のアルバム『ライク・クロックワーク』をマタドール・レコードよりリリース[4]。同アルバムはアメリカでは発売初週に9万1000枚を売り上げて(うち13%に相当する1万2000枚がヴァイナルLPである)Billboard 200で1位を獲得した。バンドにとって、そしてマタドール・レコードにとっても初の出来事である [5]。また、全英アルバムチャートでも初登場2位[6]を記録している。2014年に行われた第56回グラミー賞ではリンジー・バッキンガム、デイヴ・グロール、ナイン・インチ・ネイルズのメンバーと共にパフォーマンスを披露。さらに同年にはレディング&リーズ・フェスティバルパラモアと共にヘッドライナーを務めた。

現在のメンバー[編集]

結成時からのメンバーでバンドの大黒柱のジョシュ・オム

元メンバー/コラボレーター[編集]

2ndおよび3rdアルバムに参加したニック・オリヴェリ。
ボーカル
ギター
  • ビリー・ギボンズ : ZZトップのメンバー。「ララバイズ・トゥ・パラライズ」にゲスト参加。
  • クリス・ゴス : マスターズ・オブ・リアリティのメンバー。結成以来、全ての作品にゲスト参加。「R指定」と「エラ・ヴルガリス」ではプロデュースも務めた。
  • デイヴ・キャッチング : イーグルス・オブ・デス・メタルのメンバー。「クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ」、「R指定」、「ソングス・フォー・ザ・デフ」、「ララバイズ・トゥ・パラライズ」に参加。
  • ディーン・ウィーン : ウィーンのメンバー。「ソングス・フォー・ザ・デフ」に参加。
ベース
  • ニック・オリヴェリ - 元カイアスのメンバー。「クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ」、「R指定」、「ソングス・フォー・ザ・デフ」、「ライク・クロックワーク」に参加。一部の曲でリード・ボーカルも担当。
  • アラン・ヨハネス - 元イレブンのメンバー。「ソングス・フォー・ザ・デフ」以降の作品にベースやギター、キーボードで参加しているマルチプレイヤー
ドラムス/パーカッション
  • デイヴ・グロール : フ―・ファイターズ、ニルヴァーナのメンバー。「ソングス・フォー・ザ・デフ」、「ライク・クロックワーク」のレコーディングおよび2002年にはライヴに参加。
  • ジョーイ・カステロ : 「ララバイズ・トゥ・パラライズ」から「ライク・クロックワーク」のレコーディングおよび2002年から2012年までのライヴに参加。
  • ジーン・トラウトマン : 「R指定」、「ソングス・フォー・ザ・デフ」のレコーディングおよび1999年から2002年までのライヴに参加。
  • アルフレッド・ヘルナンデス : 元カイアス。「クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ」に参加。
  • マット・キャメロン : サウンドガーデン及びパールジャムのメンバー。結成初期から2008年ごろまで散発的にライヴに参加。
  • ジャック・ブラック : シングル『Burn The Witch』で手拍子と足踏みを披露している。
  • ジョシュ・フリーズ : 「ララバイズ・トゥ・パラライズ」にゲスト参加。
キーボード
  • ナターシャ・シュナイダー : 故人。元イレブンのメンバー。「ソングス・フォー・ザ・デフ」に参加。2005年、2006年にアラン・ヨハネスと共にライヴに参加。

ストリングス

  • パズ・レンチャンティン : ピクシーズのメンバー。元ア・パーフェクト・サークル、ズワンのメンバー。「ソングス・フォー・ザ・デフ」に参加。
  • アナ・レンチャンティン : パズ・レンチャンティンの姉で「ソングス・フォー・ザ・デフ」に参加。

ディスコグラフィー[編集]

アルバム[編集]

タイトル アルバム詳細 チャート最高位 認定
US
[7]
AUS
[8][9]
AUT
[10]
CAN
[11]
FRA
[12]
GER
[13]
IRL
[14]
NLD
[15]
NOR
[16]
SWI
[17]
UK
[18]
1998 Queens of the Stone Age 122 34 75 138 25 99 32 80 48
2000 Rated R
  • 発売日: 2000年6月6日
  • レーベル: Interscope
  • フォーマット: CD, LP, cassette, digital download
106 63 143 72 89 35 54
2002 Songs for the Deaf
  • 発売日: 2002年8月27日
  • レーベル: Interscope
  • フォーマット: CD, LP, cassette, digital download
  • 全米売上: 98.6万枚[21][22]
17 7 19 12 9 32 12 2 20 4
2005 Lullabies to Paralyze
  • 発売日: 2005年3月22日
  • レーベル: Rekords, Interscope
  • フォーマット: CD, LP, digital download
  • 全米売上: 34.2万枚[26]
5 2 5 5 10 8 1 4 1 4 4
  • AUS: ゴールド[27]
  • CAN: ゴールド[24]
  • UK: ゴールド[19]
2007 Era Vulgaris
  • 発売日: 2007年6月12日
  • レーベル: Rekords, Interscope
  • フォーマット: CD, LP, digital download
  • 全米売上: 19.8万枚[28]
14 4 4 5 22 5 2 7 5 4 7
  • CAN: ゴールド[24]
  • UK: ゴールド[19]
2013 ...Like Clockwork
  • 発売日: 2013年6月4日
  • レーベル: Matador
  • フォーマット: CD, LP, digital download, USB
  • 全米売上: 9.1万枚[29]
1 1 3 2 8 7 1 3 2 2 2
  • AUS: ゴールド[30]
  • CAN: ゴールド[24]
  • UK: ゴールド[19]
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。

ライヴアルバム[編集]

  • Over the Years and Through the Woods (2005年) CD + DVD : 同年にロンドンのブリクストン・アカデミーとココにて行われたライブの模様を中心に収録。
  • Rated R Deluxe Edition (2010年) CD : 2000年のレディングフェスティバルに出演した際の音源をフルで収録。なおディスク2の6曲目からがそのライブ音源となっている。
  • iTunes Festival: London 2013 (2013年) iTunes : 同年に出演したiTunes Festival(現Apple Music Festival)でのライブより6曲を収録。
  • ...Like Cologne (2013年) Spotify : 同年にドイツのケルンにて行われたアコースティック・ライブより3曲を収録。

来日公演[編集]

  • 2002年 フジロック・フェスティバル : グリーンステージに出演。デイヴ・グロールもドラムスとして出演。ちなみにこのライブがデイヴ・グロールにとってクイーンズでの最後のライヴとなっている。
  • 2003年1月 : 単独公演のために来日し、福岡、東京、大阪、名古屋の4都市でライブを行った。
  • 2005年 フジロック・フェスティバル (キャンセル
  • 2008年 サマーソニック (キャンセル
  • 2011年 フジロック・フェスティバル (キャンセル

脚注[編集]

  1. ^ クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オム「2004年にバンドの解散を考えた」 ro69.jp 2010年9月3日
  2. ^ デイヴ・グロール、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの新作に参加していることが明らかに ro69.jp 2012年11月7日
  3. ^ クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの新作レコーディングに元ベースのニック・オリヴェリが参加 ro69.jp 2012年11月29日
  4. ^ Queens of the Stone Age & Matador Records ...Like Clockwork”. マタドール・レコード (2013年3月26日). 2013年4月6日閲覧。
  5. ^ Queens of the Stone Age Get First No. 1 Album on Billboard 200 Chart”. ビルボード (2013年6月12日). 2013年6月12日閲覧。
  6. ^ 2013-06-15 Top 40 Official UK Albums Archive”. Official Charts Company. 2013年6月12日閲覧。
  7. ^ Queens of the Stone Age – Chart History: Billboard 200”. Billboard. Prometheus Global Media. 2013年4月15日閲覧。
  8. ^ Peak chart positions for albums in Australia:
  9. ^ ARIA Report 571”. 2013年7月1日閲覧。
  10. ^ Discographie Queens Of The Stone Age”. 'austriancharts.at'. Hung Medien. 2013年4月15日閲覧。
  11. ^ Queens of the Stone Age Album & Song Chart History: Canadian Albums”. Billboard. 2012年11月27日閲覧。
  12. ^ Discographie Queens Of The Stone Age”. 'lescharts.com'. Hung Medien. 2013年4月15日閲覧。
  13. ^ Chartverfolgung / Queens of the Stone Age / Longplay” (German). 'musicline.de'. PhonoNet. 2013年4月15日閲覧。
  14. ^ Discography Queens Of The Stone Age”. 'irish-charts.com'. Hung Medien. 2013年4月15日閲覧。
  15. ^ Discografie Queens Of The Stone Age”. 'dutchcharts.nl'. Hung Medien. 2013年4月15日閲覧。
  16. ^ Discography Queens Of The Stone Age”. 'norwegiancharts.com'. Hung Medien. 2013年4月15日閲覧。
  17. ^ Discography Queens Of The Stone Age”. 'swisscharts.com'. Hung Medien. 2013年4月15日閲覧。
  18. ^ Queens of the Stone Age – Official Charts Company (select "Albums" tab)”. Official Charts Company. 2013年4月15日閲覧。
  19. ^ a b c d e f Certified Awards Search (To access, enter the search parameter "Queens of the Stone Age", select "Search by Artist" and check the "Exact match" checkbox)”. British Phonographic Industry. 2013年4月15日閲覧。
  20. ^ a b Accreditations – 2003 Albums”. Australian Recording Industry Association. 2013年4月15日閲覧。
  21. ^ Jonathan Cohen (2007年6月2日). “Queens of the Stone Age enter new "Era"”. Billboard. 2008年7月10日閲覧。
  22. ^ IFPI Platinum Europe Awards - Q2 2008”. IFPI (2008年7月). 2008年7月閲覧。
  23. ^ American certifications – Queens of the Stone Age”. Recording Industry Association of America. 2013年4月15日閲覧。
  24. ^ a b c d Gold Platinum Database – Queens of the Stone Age”. Music Canada. 2013年11月27日閲覧。
  25. ^ "Norwegian certifications – Queens of the Stone Age" (in Norwegian). IFPI Norway. April 15, 2013閲覧. 
  26. ^ QOTSA Rocks Hard, Fast On 'Era Vulgaris'”. Billboard (2005年3月15日). 2007年6月18日閲覧。
  27. ^ Accreditations – 2005 Albums”. Australian Recording Industry Association. 2013年4月15日閲覧。
  28. ^ Cohen, Jonathan (2007年3月15日). “QOTSA Rocks Hard, Fast On 'Era Vulgaris'”. Billboard. 2007年6月17日閲覧。
  29. ^ Queens of the Stone Age Get First No. 1 Album on Billboard 200 Chart”. Billboard. 2013年7月1日閲覧。
  30. ^ Accreditations - 2013 Albums”. Australian Recording Industry Association. 2014年7月1日閲覧。

外部リンク[編集]