イオンタウン古川

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イオンタウン古川
ÆON TOWN FURUKAWA
地図
地図
店舗概要
所在地 989-6232
宮城県大崎市古川沢田字筒場浦15番外
座標 北緯38度35分51.4秒 東経140度58分19.8秒 / 北緯38.597611度 東経140.972167度 / 38.597611; 140.972167 (イオンタウン古川)座標: 北緯38度35分51.4秒 東経140度58分19.8秒 / 北緯38.597611度 東経140.972167度 / 38.597611; 140.972167 (イオンタウン古川)
開業日 1999年3月20日
正式名称 イオンタウン古川
施設所有者 イオンタウン株式会社
施設管理者 イオンタウン株式会社
敷地面積 134,328 m²
商業施設面積 28,870 m²
中核店舗 ザ・ビッグ古川店
DCM古川北店
駐車台数 2,700台
前身 ロックタウン古川
商圏人口 約313,000人
最寄駅 陸羽東線 古川駅
最寄IC 東北自動車道 古川IC
外部リンク 公式サイト
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イオンタウン古川(イオンタウンふるかわ)は、宮城県大崎市にある、イオンタウンが管理・運営するショッピングセンターである。

沿革[編集]

ロック開発による当地への出店計画が明らかになったのは1996年であった。当初の計画は敷地面積10万7000平方メートル、店舗面積3万平方メートル規模で、1997年秋には開店を目指していた[1]。しかし実際に出店申請が行われたのは1997年3月で、敷地面積は14万平方メートル、店舗面積4万1063平方メートルと当初案より拡大、開店は1998年7月の予定とされた[2]。申請内容のまま認められれば県内最大のショッピングセンターとなるはずであったが[3]、地元商店会は出店に反対の姿勢を示し[4]、1998年2月には出店拒否の意向を盛り込んだ意見書を大規模小売店舗審議会東北審議部会に提出した[5]。しかし3月、審議部会は店舗面積を2万4093平方メートルに減らすことで出店を認める審判を出し[6]、10月には現地で起工式が行われた[7]

1999年3月、ジャスコ(当時)が運営する「マックスバリュ古川店」と、地元企業であるタカカツが運営する「タカカツホームプラス古川店」(のちに、「ホームセンターたかかつ古川店」に改称)、ましま家具店が運営する「ホームランドマシマ古川店」を核店舗として開業した[8]

2011年9月1日にイオン株式会社がロック開発株式会社のすべての株式を取得・100%子会社化して社名をイオンタウン株式会社に変更したことに伴い、施設名のロックタウン古川をイオンタウン古川に改称されている。[要出典]

テナント[編集]

  • ザ・ビッグ古川店
    開業当初は「マックスバリュ古川店」。2008年8月にイオンからイオンリテールに移管され、2010年2月にはイオンリテールからマックスバリュ南東北に移管され、2024年3月にはマックスバリュ南東北を吸収合併したイオンビッグに運営が移管。[要出典]
    2011年7月にザ・ビッグ古川店に業態変更した。[要出典]
  • DCM古川北店
    開業当初はタカカツ運営のホームセンター「ホームセンターたかかつ古川店」であった。[要出典]タカカツがホームセンター部門から撤退したことに伴い[12]2008年6月より同部門の譲受先であるホーマックの店舗に転換し、「ホーマックスーパーデポ古川北店」になった。ホーマックが譲受してブランド転換した5店舗の中で、唯一のスーパーデポ店であった。なお、同市内の古川旭に「ホーマック古川店」(現・DCM古川店)が営業していたため、店名が「古川店」に変更されている。[要出典]
    その後、ホーマックの親会社であるDCMホールディングスの命名方針により、[要出典]2015年(平成27年)3月1日に「DCMホーマック古川店」に改称。更に、DCMホーマックが2021年(令和3年)3月にDCMに吸収合併された後、2022年(令和4年)9月1日にDCMの運営するホームセンターのブランド統一に伴い[広報 2]「DCM古川北店」に再改称している(看板の更新は店名変更に遅れて実施)。[要出典]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 「ロック開発 古川に大型店出店 今月にも申請 来秋オープン目指す」『河北新報』平成8年(1996年)6月1日付朝刊9面。
  2. ^ 「「ロック開発」が古川に出店申請」『河北新報』平成9年(1997年)3月28日付朝刊22面。
  3. ^ 「古川ジャスコ系SC 面積41.3%減で結審 大規模小売店舗審部会」『日本経済新聞』1998年(平成10年)3月28日付地方経済面(東北B)。
  4. ^ 「「ロック」出店 反対を表明 古川商店会連合会」『河北新報』平成9年(1997年)5月9日付朝刊22面。
  5. ^ 「古川商議所 ロックショッピングタウン古川 「店舗面積ゼロに」 意見書まとめる 事実上の出店拒否」『河北新報』平成10年(1998年)2月8日付朝刊19面。
  6. ^ 「「ロック古川」の店舗面積 大店審、41.3㌫削減」『河北新報』平成10年(1998年)3月28日付朝刊9面。
  7. ^ 内藤陽「「ロック開発」が大型商業施設 古川で起工式 来春オープン」『毎日新聞』1998年(平成10年)10月28日付朝刊24面(宮城)。
  8. ^ a b 「巨大SCが開業 ロックタウン古川 スーパー核26店舗」『河北新報』平成11年(1999年)3月18日付朝刊21面。
  9. ^ ロックタウン古川の変更届出について (法第6条第1項)[リンク切れ]
  10. ^ 「消費者の節約に対応 大崎」『河北新報』平成23年(2011年)8月13日付朝刊18面。
  11. ^ イオンタウン古川[リンク切れ]
  12. ^ 藤田祐子「タカカツ ホームセンター事業譲渡 ホーマックへ 住宅事業などに専念」『毎日新聞』2008年(平成20年)4月10日付朝刊21面(宮城)。

広報資料・プレスリリースなど一次資料[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]