アン・ヘッシュ

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アン・ヘッシュ
Anne Heche
Anne Heche
本名 Anne Celeste Heche
生年月日 1969年5月25日(44歳)
出生地 オハイオ州オーロラ
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
配偶者 コリー・ラフーン (2001-2009)
ジェームズ・タッパー(2009-現在)

アン・ヘッシュAnne Heche, 1969年5月25日 - )は、アメリカ人女優英語では苗字をヘイシュと発音する。[1]アメリカ合衆国オハイオ州オーロラ出身。主にアメリカ映画を中心に活躍し、中性的で研ぎ澄まされた繊細なオブジェのような魅力で実力派女優のひとりである。

プロフィール[編集]

5人兄弟の末っ子[2][3]。子供時代は何度も引っ越し、アーミッシュのコミュニティに住んだこともある[4]。ヘッシュは後に、父ドナルドがどうやって収入を得ていたのか分からないと語っている[5]。経済的な困難が理由で12歳の時にニュージャージーに落ち着き、働き始める[6][7]。しかし家賃が払えずに家を追い出され、知人宅に居候することになった[3]。1983年、父親がエイズで死亡した。父親は亡くなるまで認めなかったが、ゲイであったという[5]。また、父親から性的虐待を受けていたとも語っている[8]。その後、長男である兄が交通事故で死亡し[3]、母や妹達を食べさせるために女優の道へと進んだ。

高校時代からモデルをしながら舞台に立ち、1987年からTVシリーズ『アナザーワールド』に出演してエミー賞を受賞する。1991年には映画デビューするも上手くいかなかったが、ダスティン・ホフマンと共演した『ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ』で注目された。その後は『ボルケーノ』でヒロインの博士役に抜擢され、『6デイズ/7ナイツ』ではハリソン・フォードの相手役という大役を掴んだ。

プライベート[編集]

バイセクシュアルであることを公言し、周囲の反対と無理解を乗り越えて1997年に堂々と女優エレン・デジェネレスとの交際を宣言した。その勇気ある行動には多くの共感の声が寄せられたが2000年に破局[9][10]。2001年にカメラマンで男性のコリー・ラフーンと結婚した[7]。男児(ホーマー)をもうけるも、2007年に離婚が申請され[11]、2009年に成立した[12]。2007年から俳優ジェームズ・タッパーと生活を共にし、2009年に男児を出産した[13]

主な出演作品[編集]

映画[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
1992 開拓 オー!パイオニア
O Pioneers!
マリー テレビ映画
1993 ハックフィンの大冒険
The Adventures Of Huck Finn
メアリー・ジェーン・ウィルクス
1994 ハリウッド・トラブル
I'll Do Anything
クレア
ウォール・オブ・アッティカ 史上最大の刑務所暴動
Agginst The Wall
シャロン テレビ映画
ガールズ・プリズン
Girl In Prison
ジェニファー テレビ映画
ミルク・マネー
Milk Money
ベティ
1995 キング・フィッシュ 大統領への挑戦
KingFish A Story Of Huey P. Long
アイリーン テレビ映画
ワイルド・サイド
Wild Side
アレックス・リー/ジョハンナ
1996 陪審員
The Juror
ジュリエット
あなたに逢いたい
Pie In The Sky
エイミー
スリーウイメン この壁が話せたら
If These Walls Could Talk
クリスティン テレビ映画
1997 フェイク
Donnie Brasco
マギー
ボルケーノ
Volcano
エミー・バーンズ博士
ラストサマー
I Know What You Die Last Summer
メリッサ
ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ
Wag The Dog
ウィニフレッド
1998 6デイズ/7ナイツ
Six Days Seven Nights
ロビン・モンロー
リターン・トゥ・パラダイス
Return To Paradise
ベス・マクブライド
サイコ
Psycho
マリオン・クレイン
1999 奇蹟の詩 サード・ミラクル
The Third Miracle
ロクサーヌ
2000 恋と疑惑の果てに
One Kill
メアリー・ジェーン・オマリー テレビ映画
2001 私は「うつ依存症」の女
Prozac Nation
スターリング博士
2002 ジョンQ -最後の決断-
John Q
レベッカ・ペイン
2004 記憶の棘
Birth
クララ
デッドマン・コーリング
The Dead Will Tell
エミリー・パーカー テレビ映画
2008 PANDEMIC 感染惑星
Toxic Skies
テス・マーティン
2009 愛とセックスとセレブリティ
Spread
サマンサ
2010 アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!
The Other Guys
パメラ・ボードマン クレジットなし
2011 バッドトリップ! 消えたNO.1セールスマンと史上最悪の代理出張
Cedar Rapids
ジョーン
ランパート 汚れた刑事
Rampart
キャサリン

テレビシリーズ[編集]

放映年 邦題
原題
役名 備考
2001 アリー my Love
Ally My Love
メラニー・ウェスト 7エピソード
2004-2005 エバーウッド 遥かなるコロラド
Everwood
アマンダ・ヘイズ 10エピソード
2005 NIP/TUCK マイアミ整形外科医
Nip/Tuck
ニコール・モレッティ 3エピソード
2006-2008 Men in Trees マリン・フリスト 36エピソード
2009-2011 Hung ジェシカ・ハクソン 30エピソード
2012 L.A.ブラックアウト
Blackout
デブラ・ウェステン 3エピソード

製作他[編集]

公開年
放映年
邦題
原題
担当 備考
2000 ウーマン・ラブ・ウーマン
If These Walls Could Talk 2
監督・脚本 テレビ映画
2001 ハリウッド・クライシス
On the Edge
監督・脚本 テレビ映画
2004 デッドマン・コーリング
The Dead Will Tell
出演・製作 テレビ映画

脚注[編集]

  1. ^ [1]
  2. ^ Alex Witchel (2009年7月31日). “Anne Heche Is Playing It Normal Now”. New York Times. http://www.nytimes.com/2009/08/02/magazine/02heche-t.html?_r=1&pagewanted=all 
  3. ^ a b c Gill Pringle (2011年5月1日). “Anne Heche: 'There was no joy in my family'”. The Daily Telegraph. 2013年5月18日閲覧。
  4. ^ Nancy Heche: When the Truth Comes Out CBN.com
  5. ^ a b Anne Heche Discusses Her New Book, 'Call Me Crazy'”. CNN.com (2001年9月6日). 2013年5月18日閲覧。
  6. ^ Amy Longsdorf (1998年6月7日). “"Six Days, Seven Nights" Actress Anne Heche As Much A Survivor In Life As In Film”. The Times Leader. 2013年5月18日閲覧。
  7. ^ a b Anne Heche Biography”. Yahoo! Movies. 2008年11月1日閲覧。
  8. ^ Anne Stockwell (2001年11月6日). “The Agony and the Ecstasy of Anne Heche”. The Advocate. 2013年5月18日閲覧。
  9. ^ Wolf, Buck (2000年8月22日). “The End of Ellen DeGeneres and Anne Heche”. ABC News. 2011年9月19日閲覧。
  10. ^ “ハリウッドの同性愛カップルが破局”. シネマトゥデイ. (2000年8月28日). http://www.cinematoday.jp/page/N0000020 2013年5月18日閲覧。 
  11. ^ “アン・ヘッシュの夫が離婚を申請”. シネマトゥデイ. (2007年2月6日). http://www.cinematoday.jp/page/N0009903 2013年5月18日閲覧。 
  12. ^ “「アリーmyラブ」のアン・ヘッシュ、離婚成立”. シネマトゥデイ. (2009年3月11日). http://www.cinematoday.jp/page/N0017266 2013年5月18日閲覧。 
  13. ^ “アン・ヘッシュとジェイムズ・タッパーに男児誕生”. シネマトゥデイ. (2009年3月12日). http://www.cinematoday.jp/page/N0017274 2013年5月18日閲覧。 

外部リンク[編集]