アボッツフォード
アボッツフォード | |
![]() (ブリティッシュコロンビア州内の位置) | |
座標:北緯49度02分 西経122度14分 | |
基礎データ | |
国 | ![]() |
州 | ![]() |
行政区 | フレイザーバレー地域 |
都市名 | アボッツフォード |
英語名 | City of Abbotsford |
創設日 | 1892年(設立) 1995年(市制) |
面積 | 359.36 km² |
- 広域圏 | 625.94 km² |
標高 | 0 海抜 m |
人口 | (2006年[1][2]) |
- 市域 | 123,864 人(国内37位) |
- 人口密度 | 344.7 人/km² |
- 広域圏 | 159,020 人 |
時間帯 | 太平洋標準時(PST)、UTC-8 |
夏時間 | 太平洋夏時間(PDT)、UTC-7 |
郵便番号 | V3G、V2S、V2T、V4X |
市外局番 | +1-604、+1-778 |
公式サイト |
アボッツフォード(英語:Abbotsford)は、カナダのブリティッシュコロンビア州南西部にある都市であり、メトロバンクーバーと接している。アボッツフォード国際空港 (Abbotsford International Airport) があり、バンクーバー国際空港の代替空港として機能している。
歴史[編集]
土地の最初の開発は、ゴールドラッシュの時期にあたる1858年に、イギリス軍によってフレーザー川流域の測量が行われたことに始まる。1860年代後半、入植者はタバコ、牛乳、バターなどの乳製品を生産していた。1891年、カナダ太平洋鉄道が建設され、ミッションからスマスまでが鉄道で結ばれた。1910年にはBCエレクトリック鉄道が開通した。
地理[編集]
アメリカの国境としており、都市から南東100km未満のところにベーカー山がある。
人口動勢[編集]
都市の人口はおよそ12万4,000人で州内第5位、国内37位の人口規模をもつ。都市圏人口はおよそ15万9,000人で、都市圏人口では国内23位。
民族[編集]
アボッツフォードはトロント、バンクーバーに次いでカナダ国内では3番目に民族構成が多様な都市である。少数民族では南アジア系が全人口の14.9%と最も多く、ヨーロッパ系は79.6%、先住民族は2.2%となっている。また、人口の23.8%が国外を出生地としている[3]。
言語[編集]
英語を第一言語とする人々は71.2%で、次いで話されている言葉はパンジャーブ語である。
宗教[編集]
宗教では、キリスト教が61.4%と最も多く、その多くがプロテスタントや再洗礼派である。2番目に多いのがシク教の13.4%で、カナダ国内で最初に建てられたシク教寺院がある。
行政[編集]
議会はシティ・マネージャー制を採用しており、現在の議会は2005年11月19日の選挙で選ばれたメンバーである。現職市長はジョージ・ピアリー(George Peary)。
教育[編集]
- ユニヴァーシティオブザフレーザーヴァリー (en:University of the Fraser Valley(UFV))
- サミット・パシフィック・カレッジ (en:Summit Pacific College)
- コロンビア・パイブル・カレッジ (en:Columbia Bible College)
交通[編集]
- アボッツフォード国際空港 (空港コード:YXX)
- バンクーバー国際空港の代替機能をもち、ウエストジェット航空が定期便を運航している。アボッツフォード国際航空ショー(en:Abbotsford International Airshow)も各年行われている。
姉妹都市[編集]
脚注[編集]
外部リンク[編集]
- アボッツフォード市公式サイト (英語)