アナイアレイター
| アナイアレイター | |
|---|---|
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ドイツ・ニュルンベルク公演 (2017年11月) | |
| 基本情報 | |
| 出身地 |
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| ジャンル | スラッシュメタル、ヘヴィメタル、プログレッシブ・メタル、グルーヴ・メタル |
| 活動期間 | 1984年 - |
| レーベル |
ロードランナー・レコード エピック・レコード CMC International ミュージック・フォー・ネイションズ SPV/Steamhammer AFMレコード イヤーエイク・レコード UDR Silver Linings/Neverland Music |
| 公式サイト |
www |
| メンバー |
ジェフ・ウォーターズ (G/Vo) アーロン・ホンマ (G) リッチ・ヒンクス (B) ファビオ・アレッサンドリーニ (Ds) ステュー・ブロック (Vo) |
| 旧メンバー | 本文参照 |
アナイアレイター(Annihilator)は、カナダ出身のスラッシュメタル・バンド。
1984年、同国のミュージシャン ジェフ・ウォーターズを主宰に結成[1]。カナダ産スラッシュの草分け的存在として知られ、40年以上に渡って活動している。
背景・略歴
[編集]1984年、ジェフ・ウォーターズ(ギター)とジョン・ベイツ(ボーカル)を中心に、カナダの首都オタワで結成された。
メンバーは、初期のメガデスのようなテクニカル・スラッシュメタルを目指し制作を進めていたが、5年後にアルバムデビューした段階で、オリジナル・メンバーはウォーターズのみとなっていた。雛形だったデモ曲は、ファースト・アルバムやセカンド・アルバムに使用されている。
1990年代中頃までにはアルバム・デビュー時のメンバー達も去り、以降はギターヒーローとしての名声を持つジェフ・ウォーターズが主宰するプロジェクトの側面が濃くなっていった。また、専任のボーカルを置かず、自身が兼任する時期もあった。
2000年代に入るとデイブ・パデン(ボーカル/リズムギター)が加入し、2014年までウォーターズとの二頭体制が続いた。
2015年から、再びボーカルをウォーターズが兼任し、以降も精力的に活動を続けた[1]。
2021年、イントゥ・エタニティーやアイスド・アースのボーカルを務めたステュー・ブロックが客演を経て加入し、コバーン・ファー以来6年ぶりに専任ボーカルが復活した。
サウンド・スタイル
[編集]時代の変遷で作風に差異があるものの、ツインギターによるメタル・サウンドのスタイルを一貫している。デビューから制作のほぼ全面をオリジナル・メンバーのジェフ・ウォーターズが担っており、楽曲のリードギターも自身のみが務めている[2]。
エピソード
[編集]「Only Be Lonely」(『King of the Kill』収録のボーナストラック)のジェフ・ウォーターズの歌声に感動したファンが「他のボーカルを入れずにこれからはずっとジェフ本人自身に全ての素晴らしい曲を歌って欲しい。ジェフの歌は素晴らしい! あなたが歌うべきだ!!!」という気持ちをぶつけた。しかし、本人はそのファンレターへの返信で「本当は歌いたくない。もう歌うことはないだろう」と『King of the Kill』リリース時に『never and ever』という強い否定表現で「今後歌うことは絶対にない、ありえない!」とファンに返答している。
しかし、この『あなたが歌うべきだ』と直言し続けた日本人ファンの情熱は、その後のジェフのキャリアに決定的な影響を与えた。実際、彼は数年後、自らの意思で再びマイクを握ることとなる。
なお、この日本人ファンとは、当時ジェフと深い信頼関係にあったRAY-CO・SHINDO氏のことである[3]。 またその彼女は、その年の1995年のすべてのアナイアレーターのサインプレゼントに当選するという逸話の持ち主でもある【ex、BURRN!prayer、他】 1995年、雑誌『BURRN!』の読者プレゼントにおいて、ジェフ・ウォーターズ本人が日本のファンと読者へ感謝を綴った直筆メッセージ入りのサイン色紙【Thanks to the wonderful people and Readers of BURRN!】を、RAY-CO・SHINDOが当選・所有している 尚、サイン色紙については著作権が絡むため公開閲覧制限があるとのこと
メンバー
[編集]※2024年7月時点
現ラインナップ
[編集]- ジェフ・ウォーターズ(Jeff Waters) - リードギター/ボーカル (1984年- )
- アーロン・ホンマ(Aaron Homma) - リズムギター (2015年- )
- リッチ・ヒンクス(Rich Hinks) - ベース (2015年- )
- ファビオ・アレッサンドリーニ(Fabio Alessandrini) - ドラムス (2016年- )
- ステュー・ブロック(Stu Block) - リードボーカル (2021年- )
-
ジェフ・ウォーターズ (G/Vo) 2018年
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アーロン・ホンマ (G) 2018年
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リッチ・ヒンクス (B) 2018年
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ファビオ・アレッサンドリーニ (Ds) 2018年
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ステュー・ブロック (Vo) 2017年
旧メンバー
[編集]- ボーカル
- ジョン・ベイツ(John Bates) (1984年-1985年)
- デニス・デュボー(Dennis Dubeau) (1988年-1989年)
- ランディー・ランペイジ (Randy Rampage) (1988年-1989年、1998年-2000年) ♰RIP.2018年
- コバーン・ファー(Coburn Pharr) (1990年-1992年、2015年)
- アーロン・ランドール(Aaron Randall) (1992年-1994年)
- ジョー・コモー(Joe Comeau) (2000年-2003年)
- デイブ・パデン(Dave Padden) (2003年–2014年) 兼リズムギター
- ギター
- K.C.トウーズ(K.C. Toews (1987年-1988年)
- アンソニー・グリーンハム(Anthony Greenham) (1988年-1989年)
- デイヴ・デイビス(Dave Davis) (1989年-1991年、1993年-2001年)
- ニール・ゴールドバーグ(Neil Goldberg) (1992年-1993年)
- カラン・マーフィー(Curran Murphy) (2002年-2005年)
- ベース
- デイヴ・スコット(Dave Scott) (1984年-1985年)
- ウェイン・ダーリー(Wayne Darley) (1989年-1993年)
- キャム・ディクソン(Cam Dixon) (1994年-1995年, 2015年)
- ルー・ヴィドーソ(Lou Bujdoso) (1995年-1997年)
- ラッセル・バークィスト(Russell Bergquist) (1999年-2003年、2005年-2007年)
- サンドル・デ・ブレタン(Sandor de Bretan) (2004年)
- ブライアン・デーモン(Brian Daemon) (2007年)
- アルベルト・カンプサノ(Alberto "Al" Campuzano) (2010年-2014年)
- オスカー・レンジェル(Oscar Rangel) (2014年-2015年)
- ドラムス
- ポール・マレック(Paul Malek) (1984年-1985年、1986年)
- リチャード・デス(Richard Death) (1985年)
- レイ・ハートマン(Ray Hartmann) (1987年-1992年、1999年-2001年)
- ランディー・ブラック(Randy Black) (1993年-1996年、2002年-2003年)
- マイク・マンジーニ(Mike Mangini) (1993年、2004年-2005年、2007年)
- デイヴ・マチャンダー(Dave Machander) (1996年) ♰RIP.2010年
- ロブ・ファルサノ(Rob Falzano) (2004年)
- トニー・シャペル(Tony Chappelle) (2005年)
- アレックス・ランデンバーグ(Alex Landenburg) (2007年)
- カルロス・カンタトーレ(Carlos Cantatore) (2010年)
- マイク・ハーショウ(Mike Harshaw) (2012年-2016年)
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]- 『アリス・イン・ヘル』 - Alice in Hell (1989年)
- 『ネヴァー・ネヴァーランド』 - Never, Neverland (1990年)
- 『セット・ザ・ワールド・オン・ファイアー』 - Set the World on Fire (1993年)[4]
- 『キング・オブ・ザ・キル』 - King of the Kill (1994年)
- 『リフレッシュ・ザ・ディーモン』 - Refresh the Demon (1996年)
- 『リメインズ』 - Remains (1997年)
- 『クライテリア・フォー・ア・ブラック・ウィドウ』 - Criteria for a Black Widow (1999年)
- 『カーニヴァル・ディアボロス』 - Carnival Diablos (2001年)
- 『ウェイキング・ザ・フューリー』 - Waking the Fury (2002年)
- 『オール・フォー・ユー』 - All for You (2004年)
- 『スキッツォ・デラックス』 - Schizo Deluxe (2005年)
- 『メタル』 - Metal (2007年)
- 『アナイアレイター』 - Annihilator (2010年)[5]
- 『フィースト』 - Feast (2013年)[6]
- 『スーサイド・ソサイアティ』 - Suicide Society (2015年)[7]
- 『フォー・ザ・ディメンテッド』 - For the Demented (2017年)
- 『バリスティック、サディスティック』 - Ballistic, Sadistic (2020年)[8]
- 『メタル2』 - Metal II (2022年) ※『メタル』の再録盤
ライブ・アルバム
[編集]- 『イン・コマンド (ライヴ1989-1990)』 - In Command (1996年)
- 『ダブル・ライヴ・アナイアレイション』 - Double Live Annihilation (2003年)
- 『ライヴ・アット・マスターズ・オヴ・ロック』 - Live at Masters of Rock (2009年)[9]
コンピレーション・アルバム
[編集]- 『バッグ・オブ・トリックス』 - Bag of Tricks (1994年)
- 『ザ・ベスト・オヴ・アナイアレイター』 - The Best Of Annihilator (2004年)
- Total Annihilation (2010年)
- 『トリプル・スレット』 - Triple Threat (2017年)
映像作品
[編集]- Ten Years in Hell (2006年)
- Live at Masters of Rock (2009年)
来日公演
[編集]- World on Fire tour(1993年)
- 9月16日 川崎 CLUB CITTA'
- King of the Kill Tour(1995年)
- 3月6日 大阪 W'OHOL
- 3月7日 名古屋 THE BOTTOM LINE
- 3月9日 札幌 PENNY LANE 24
- 3月11日・12日 川崎 CLUB CITTA'
- LOUDNESS CLUB CIRCUIT with ANNIHILATOR "HEAVEN OF HEAVINESS"(2001年)
- 9月1日 名古屋 Club Diamond Hall
- 9月2日 大阪 Zepp 大阪
- 9月4日 札幌 Zepp 札幌
- 9月7日 東京 Zepp 東京
- THRASH DOMINATION 2007(2007年)
- 9月23日・24日 川崎 CLUB CITTA'
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b アナイアレイター - AVALON
- ^ ANNIHILATOR - METALGATE JAPAN
- ^ しかし、この『あなたが歌うべきだ』と直言し続けた日本人ファンの情熱は、その後のジェフのキャリアに決定的な影響を与えた。実際、彼は数年後、自らの意思で再びマイクを握ることとなる。 なお、この日本人ファンとは、当時ジェフと深い信頼関係にあったRAY-COしん氏のことである。
- ^ アナイアレイターの1993年作がボーナス・ディスク付きで再発 - CDjournal
- ^ ANNIHILATOR、レーベル移籍第1弾アルバムをリリース! - CDjournal
- ^ アナイアレイターの新作『Feast』が日本でも発売に - amass
- ^ ANNIHILATORがニュー・アルバム「Suicide Society」をリリース!ヴォーカルはジェフ・ウォーターズ! - LiveLand
- ^ “アナイアレイターが新アルバム『Ballistic, Sadistic』を2020年1月発売”. amass (2019年10月11日). 2020年5月12日閲覧。
- ^ ANNIHILATOR、最新ライヴ・アルバムが登場! - CDjournal