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わたしはロランス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
わたしはロランス
Laurence Anyways
監督 グザヴィエ・ドラン
脚本 グザヴィエ・ドラン
製作 シャルル・ジリベール
ナタナエル・カルミッツ
リズ・ラフォンティーヌ
製作総指揮 グザヴィエ・ドラン
ガス・ヴァン・サント
出演者 メルヴィル・プポー
音楽 Noia
撮影 イヴ・ベランジェ
編集 グザヴィエ・ドラン
配給 日本の旗 アップリンク
公開 フランスの旗 2012年5月18日CIFF
日本の旗 2013年9月
上映時間 168分
製作国 カナダの旗 カナダ
フランスの旗 フランス
言語 フランス語
英語
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わたしはロランス』(Laurence Anyways)は、グザヴィエ・ドラン監督・脚本による2012年のカナダ・フランスのドラマ映画である。

あらすじ

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文学の講師をするロランスは、恋人のフレッドに秘密を打ち明ける。自分は心と体が一致していなくて、ゲイでもホモセクシャルでもないが、男として生きることが苦しいと言う。突然のことに動揺するフレッドだったが、女として生きようとする彼に協力することを決意し、服やメイクなどのアドバイスをする。 しかし化粧をし、スカートで登校するロランスに周囲の視線は冷ややかで、職場でカミングアウトすると精神病と判断され解雇される。街では男に絡まれ、好奇心で話しかける人の無神経な言葉に傷つく。母親にも受け入れてもらえず、二人は破局してフレッドは男性との恋に傾いていく。 数年後、フレッドはアルバートという男性と家庭を持って母になり、ロランスは理解者のシャルロットと暮らしている。 そして、ロランスは出版した詩集の中にさりげなく「彼女の家」のことを書いて、それをフレッド宛てに送る。メッセージに気付いたフレッドはロランスに手紙を送り二人は再会する。 フレッドの存在を知ったシャルロットは家を出ていき、フレッドは家族に嘘をついて二人は旅に出るが、シャルロットがアルバートにロランスのことを話したため、全てが知られてしまう。悩んだフレッドは、欲しいのは男との家庭だとロランスに別れを告げ、翌朝起きるとロランスはいなかった。 3年後、作家として名をあげたロランスは完璧な女装になり、フレッドは離婚していた。久しぶりに会ったロランスとフレッドは、もう昔の二人には戻れない、そう感じて別々の道を歩もうと決意した。

キャスト

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評価

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第65回カンヌ国際映画祭ある視点部門で上映され[1][2]スザンヌ・クレマンが同部門の女優賞を受賞した[3]。またクィア・パルム賞も獲得した[4]

第37回トロント国際映画祭ではカナディアン作品賞が贈られた[5]

参考文献

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  1. ^ 2012 Official Selection”. Cannes. 2012年4月21日閲覧。
  2. ^ Dolan in two minds over Cannes”. Times Colonist. 2012年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月21日閲覧。
  3. ^ Cannes (2012年5月27日). “Awards 2012”. festival-cannes.fr. Cannes Film Festival. 2012年5月27日閲覧。
  4. ^ AFP (2012年5月27日). “Queer Palm 2012: 'Laurence Anyways' de Xavier Dolan distingué à Cannes” (French). France 24. 2012年5月29日閲覧。[リンク切れ]
  5. ^ Toronto International Film Festival: Awards”. tiff.net. 2012年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月16日閲覧。

外部リンク

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