赤城村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。赤城山下 (会話 | 投稿記録) による 2016年2月10日 (水) 17:43個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

赤城村
廃止日 2006年2月20日
廃止理由 新設合併
渋川市、伊香保町小野上村
子持村赤城村北橘村渋川市
現在の自治体 渋川市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 群馬県
勢多郡
市町村コード 10302-1
面積 78.29 km2
総人口 11,898
(2006年2月1日)
隣接自治体 沼田市北橘村
富士見村子持村
昭和村
村の木 マツ
村の花 ヤマユリ
赤城村役場
所在地 379-1192
群馬県勢多郡赤城村大字敷島568-1
赤城村役場(現・渋川市役所赤城総合支所)
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

赤城村(あかぎむら)は、群馬県中部に存在していた勢多郡である。

2006年2月20日渋川市北群馬郡伊香保町小野上村子持村、勢多郡北橘村とともに対等合併した。合併後は「赤城町(あかぎまち)」として残る。

地理

赤城山の西麓に位置し、西に隣接する子持村との村境に利根川が流れている。

利根川沿いの河岸段丘が地形上の大きな特徴であり、隣接する昭和村沼田市にも同様の特徴がある。また、昭和村および沼田市と接する綾戸峡は古くから交通の難所となっている。

隣接している自治体

歴史

沿革

行政

歴代村長

  1. 木暮佐市(1956年10月6日 - 1957年2月10日)※在任中に死去
  2. 永井丑之助(1957年3月9日 - 1961年3月7日)
  3. 下田八洲太(1961年3月8日 - 1985年3月7日)
  4. 三富晴雄(1985年3月8日 - 1989年2月10日)※在任中に死去
  5. 齋藤光雄(1989年3月5日 - 2001年3月4日)
  6. 永井良一(2001年3月5日 - 2006年2月19日)※渋川市の発足後、市長選出まで市長職務執行者を務める。

地域

大字一覧

  • 勝保沢(かつほざわ)
  • 上三原田(かみみはらだ)
  • 北上野(きたうえの)
  • 北赤城山(きたあかぎさん)※「きたあかぎやま」ではない。
  • 栄(さかえ)
  • 敷島(しきしま)※敷島村時代および赤城村発足時は「猫(ねこ)」であった。1957年1月に名称変更。
  • 滝沢(たきざわ)
  • 棚下(たなした)
  • 樽(たる)
  • 津久田(つくだ)
  • 長井小川田(ながいおがわだ)
  • 溝呂木(みぞろき)
  • 見立(みだち)
  • 南赤城山(みなみあかぎさん)※「みなみあかぎやま」ではない。
  • 三原田(みはらだ)
  • 宮田(みやだ)※一部の道路地図などで振り仮名が「みやた」になっているが、これは誤りである。
  • 深山(みやま)
  • 持柏木(もちかしわぎ)

教育

  • 小学校
    • 村立南雲小学校
    • 村立三原田小学校
    • 村立三原田小学校栄分校
    • 村立刀川小学校
    • 村立津久田小学校
  • 中学校
    • 村立北中学校
    • 村立南中学校
  • 廃校
    • 村立棚下小学校 - 1998年閉校。現在では「赤城工房」として使われている。

交通

鉄道路線

道路

名所・旧跡・観光スポット

文化財・天然記念物

国指定

  • 石造不動明王立像(重要文化財)※毎年1月28日が開帳日である
  • 上三原田歌舞伎舞台(重要有形民俗文化財)
  • 滝沢遺跡(史跡)
  • 敷島のキンメイチク(天然記念物)

県指定

  • 津久田の人形舞台および人形(重要有形民俗文化財)※敷島のキンメイチクと同一敷地内にある。
  • 長井坂城跡(史跡)※直下を通る関越自動車道の長井坂トンネルの名の由来である。
  • 桜森のヒガンザクラ(天然記念物)※敷島のキンメイチクと同一敷地内にある。
  • 溝呂木の大ケヤキ(天然記念物)
  • ヒメギフチョウ(天然記念物)

村指定

  • 上記以外の指定文化財が15、合併後に渋川市の指定を受けた文化財が1つある。

出身有名人

参考文献

  • 合併30周年記念村勢要覧(1986年、赤城村役場企画課)
  • 赤城村勢要覧(2002年、赤城村役場企画課)
  • 赤城村閉村記念誌(2006年、赤城村役場企画課)

関連項目

外部リンク



このページはウィキプロジェクト 日本の市町村のテンプレートを使用しています。