西原駅 (三重県)

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西原駅
にしはら
NISHIHARA
美旗新田 (2.0 km)
(2.3 km) 蔵持
地図
所在地 三重県名張市西原町
所属事業者 近畿日本鉄道
所属路線 伊賀線
キロ程 21.5 km(伊賀上野起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1922年大正11年)7月18日
廃止年月日 1964年昭和39年)10月1日
備考 無人駅
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西原駅(にしはらえき)は、三重県名張市西原町にかつてあった近畿日本鉄道(現・伊賀鉄道伊賀線の駅(廃駅)である。

沿革

駅構造

ホーム1面1線の無人駅。最末期の伊賀神戸 - 西名張間は旅客電車は1日5往復まで減少していたため、利用者も少なくホームは荒れた状態だったという[1]

廃止後

現在では、駅跡地や周辺は、痕跡をほとんどとどめず、田園地帯となっている。駅は現在の名張市立北中学校の北側にあった。また、線路跡が国道368号線などの道路に転用されている。当駅 - 美旗新田駅間は宅地開発と農地の区画整理により、近鉄大阪線をアンダークロスする部分(道路に転用されている)以外の廃線跡をたどることは困難になっているが、その中で小波田川を渡る鉄橋が残っていた。この鉄橋跡は並行する近鉄大阪線の車窓からも確認できたが、現在は橋桁が撤去され、橋台のみが残っている。

隣の駅

近畿日本鉄道
伊賀線
美旗新田駅 - 西原駅 - 蔵持駅

脚注

  1. ^ 白井健「近鉄伊賀線 伊賀神戸 - 西名張間ついに廃止さる」『鉄道ファン』1964年12月号(No.42)P.58

外部リンク