航空宇宙産業
航空宇宙産業 (Aerospase Industry) とは、航空機や航空機の部品、ミサイル、ロケット、宇宙船を製造する産業である。この産業には、設計、製造、テスト、販売、整備などの工程がある。その規模が大きければ部分的に関わる企業、組織が存在する。
ヨーロッパでは、EADS、BAE システムズ、タレス、ダッソー、サーブ、フィンメッカニカといった大手の航空宇宙企業がシェアを占める中、その最大のカスタマーは欧州宇宙機関で、多数の国が参加している組織である。ロシアではオブロンプロムと統一航空機製造会社が最大の組織、アメリカ合衆国では国防総省とNASAが代表的なカスタマーであり、ボーイング、ユナイテッド・テクノロジーズ、ロッキード・マーティンなどが主要な企業である。
それら民間企業の拠点は、アメリカのシアトルとセントルイス、イギリスのランカシャーとブリストル、カナダのモントリオール、ドイツのハンブルク、フランスのトゥールーズ、ブラジルのサン・ジョゼ・ドス・カンポスなどがある。
関連項目
文献
- ジョン ニューハウス著 航空機産業研究グループ訳 『スポーティーゲーム―国際ビジネス戦争の内幕』學生社 (1988/12) ISBN 978-4311600142
- John,Newhouse. The Sporty Game: The High-Risk Competitive Business of Making and Selling Commercial Airliners 1982. ISBN 978-0394514475
外部リンク
- “Aerospace Industries Association” (英語). 2009年10月16日閲覧。 - 航空宇宙工業会
- “航空宇宙産業”. Microsoft(R) Encarta(R) Online Encyclopedia 2009. MSN エンカルタ. 2009年10月16日閲覧。