爆走コンボイ伝説〜男花道アメリカ浪漫〜

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爆走コンボイ伝説〜男花道アメリカ浪漫〜』(ばくそうコンボイでんせつ おとこはなみち アメリカろまん)は2004年1月22日にスパイクからPlayStation 2にて発売されたトラックレースゲーム

メディアはCD-ROMセミトレーラーに乗り、アメリカにある架空の5つの町を横断しながら、ライバル達と競い合う。イギリスEutechnyx2002年に開発した『Big Mutha Truckers』の日本版で、海外ではPlayStation 2版の他、ニンテンドーゲームキューブXboxWindowsゲームボーイアドバンスニンテンドーDSなどでも発売されている。日本未発売だが、続編『Big Mutha Truckers 2』がPlayStation 2、Xbox、Windowsにて発売されている。

ストーリー[編集]

アメリカ南部にある架空のヒック・ステート・カウンティ(州郡)にあるジャクソン家が営むトラック運送会社「Big Mutha Truckers」のオーナーのママが引退。後継者になるため長男アール、次男ローカス、三男クリータス、長女ボビースーが大型トレーラーを運転し、60日間の期限まで、5つの町キャピタルシティ、ソルトシーシティ、スモークスタックハイツ、グリーンバック、スキーターズクリークの間を走り、取引して、妨害行為を行って来るポリスカー、ライバルトラック、無法者のバイカー集団を振り切り、荷物を届けたり購入、販売、稼いだりして、一番稼いだ者が後継者になる。

概要[編集]

セガから発売された『エイティーン・ホイーラー』に似た内容のゲームとなっている。

ライバルトラックとのレースやバーでスロットマシンで遊んで、金を賭けたり、高利貸しを受けたりする事が出来る。

ガレージの中で、グラフィックツールを使って自由にロゴを作ったり、購入したり、パーツやペイントをしたりアップグレードが出来る。

日本版ではシークレットでの隠し要素で自トラックをデコトラ風に出来たり、ゲーム中にBGMが聴けるラジオ局で演歌が流れる局があったりと、「爆走コンボイ伝説」と言う日本版のタイトル名から、同スパイクからも発売されている爆走デコトラ伝説シリーズのアメリカントラック版を意識した、日本語版ローカライズがされている事が分かる。

BGMとラジオ局[編集]

トラックから流れる。有名グループの歌などが収録されている。

YAK FM[編集]

深南部のDJのコメディアンによるトークが聴ける。

YEEHAWY! FM[編集]

カントリーブルースが流れる。

K ROK[編集]

ロックが流れる。

  • ステッペンウルフ -「Born To Be Wild」(このゲームのテーマ曲にも採用されており、オープニングでも流れている)
  • ディープ・パープル -「Smoke on the Water」
  • ベラ・クルーズ -「Keep All the Lies」
  • ウィスキー・ビスケット -「Kids Hangin' Out」

SPACE 108[編集]

テクノが流れる。

MC ESCHER[編集]

ファンクが流れる。

DYNAMITE ENKA[編集]

演歌が流れる。日本版ではYAK FMからこちらに変更。