松本引越センター

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松本引越センター株式会社
MATSUMOTO INTERNATIONAL MOVERS
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
大阪府四條畷市江瀬美町14-8
設立 1961年4月20日
業種 陸運業
事業内容 引越し業
代表者 破産管財人 西暢彦[1]
資本金 5000万円
売上高 65億0605万円(2007年6月期)
従業員数 約200人(パートを含めると約430人)
決算期 6月期
関係する人物 松本博文(創業者)
特記事項:大阪陸運局許可 第大陸6764号
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松本引越センター株式会社(まつもとひっこしセンター)は、大阪府四條畷市(大阪本社)と東京都国立市(東京本社)に本社を置いていた日本貨物輸送運輸業者である。

ゾウのマークの松本引越センター」の愛称でその名を知られていた。引越し専業の業者としては国内5位であった。TOKYUポイント加盟店。 その後、2010年4月9日に、「株式会社まつもと」が引継ぎ、「New松本引越センター」として再出発した[2][3]

沿革

手形裏書問題

松本博文会長(当時)名義の額面計6億円の手形取締役会の了承を経ずに作成し、会長がグループ会社2社に対して裏書保証させていたことが2007年9月に発覚した。松本会長は、同年10月1日付けで解任された。手形は回収され会社に実害はなかったが、会社の信用力が低下した。この結果、顧客が続々と離れて次第に運転資金がショートし、破産手続へと繋がった。

テレビCM

バブル初期は京都在住の悪役俳優五味龍太郎扮する社長がそわそわしながらコミカルな演技を見せて電話をしかけるが出来ないといったCMや、関西演劇界のベテラン俳優の北見唯一がネジリ鉢巻きをしめて「宿替え」に奔走するおじいちゃん役を演じるCMが、それぞれシリーズ化され話題を呼んだ。松本さんに電話するはずが梅本さんに電話してしまったというのがあり、実際に「梅本」姓の人が出演したこともある。

その後で女の子が電話で「キリンさんが好きです、でもゾウさんのほうがもっと好きです」と喋るCMが知られ、1994年から2002年まで全国で放映され、その後も一部の地域で放映されていた。

また、1997年からは高橋英樹がイメージキャラクターとして起用されていた。

スポンサー番組(いずれも過去)

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b 松本引越センターが破産廃止決定 物流ウイークリー 2014年7月29日
  2. ^ 株式会社まつもと のご挨拶
  3. ^ 会社案内 (近運自貨第97号)
  4. ^ 松本引越センター社長が自殺 引越手続・準備・手順ガイド
  5. ^ 47NEWS

関連項目