東照宮

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東照宮(とうしょうぐう)とは、東照大権現たる徳川家康を祀る神社である。

解説

江戸幕府によって建立された日光久能山などをはじめとして、各地の徳川松平一門大名家、さらには譜代大名や徳川家と縁戚関係がある外様大名家も競って建立し、全国で500社を超える東照宮が造られた。当初は東照社、東照大権現などと称していたが、1645年(正保2年)に宮号の宣下があり、以降は東照宮と称するようになった。

明治維新以後に廃社や合祀が相次ぎ、現存するのは約130社とされる。

日光東照宮、久能山東照宮の二社ともう一社をもって日本三大東照宮とする東照宮は多く、仙波東照宮鳳来山東照宮滝山東照宮などが最後の一社として名乗っているようである。

全国の東照宮

外部リンク

脚注

  1. ^ 国宝指定久能山東照宮社殿特設ページ