愛知新城大谷大学短期大学部
愛知新城大谷大学短期大学部 | |
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校舎(2013年8月) | |
大学設置 | 1999年 |
創立 | 1827年 |
廃止 | 2011年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人尾張学園 |
本部所在地 | 愛知県新城市川路字萩平1-125 |
学部 | 介護福祉学科 |
愛知新城大谷大学短期大学部(あいちしんしろおおたにだいがくたんきだいがくぶ、英語: Aichi Shinshiro Otani University Junior College)は、愛知県新城市川路字萩平1-125に本部を置いていた日本の私立大学である。1999年に設置され、2011年に廃止された。
概観
大学全体
- 愛知新城大谷大学短期大学部は、愛知県新城市内にあった日本の私立短期大学。
- 新城市が用地を造成・提供する公私協力方式で学校法人尾張学園により1999年、愛知新城大谷短期大学として開校し、愛知新城大谷大学開学により学名変更され、最終的に1学科のみの単科短大となっていた。
- 平成22年度より大学と共に学生の募集を停止することを決定し、短期大学部は2011年7月7日に廃止認可され[1]、2013年に尾張学園は新城市から経営を撤退した。
建学の精神(校訓・理念・学是)
- 愛知新城大谷大学短期大学部における建学の精神は「宗祖親鸞聖人の 御教えに基づき、いのちを大切にし、真実に生きる、人間形成を目指す」となっていた。
- 学訓は「真実を求め いのちに出会う」だった。
教育および研究
- 愛知新城大谷大学短期大学部は介護福祉士を育成することに力を入れていた。「仏教福祉」といった本短大の特色を活かした授業科目もあった。
学風および特色
- 愛知新城大谷大学短期大学部を運営していた尾張学園は1827年創立の閲蔵長屋が起源となっており、親鸞が開いた浄土真宗の教えに基づいた教育がベースとなっている。従って、大谷グループの短大の一つとなっていた。
- 仏教系の短大である特色から、「報恩講」といった宗教的イベントがあった。
沿革
- 1999年 愛知新城大谷短期大学として開学。
- 社会福祉学科
- 人間福祉専攻
- 介護福祉専攻
- 社会福祉学科
- 2004年 愛知新城大谷大学短期大学部に改組。社会福祉学科介護福祉専攻を介護福祉学科に改組。
- 2010年 学生の新規募集を停止。
- 2011年 短期大学部の廃止認可[1]。
- 2013年 3月 愛知新城大谷大学が閉学。尾張学園が新城市から撤退する。
基礎データ
所在地
- 本部キャンパス(愛知県新城市川路字萩平1-125)
交通アクセス
教育および研究
組織
学科
- 介護福祉学科
学科の変遷
- 人間福祉学科
- 人間福祉専攻:募集は2003年度まで。翌年より大学へ移行。
- 介護福祉専攻→短期大学部化後の介護福祉学科にあたる。
専攻科
- なし
別科
- なし
取得資格について
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
学園祭
- 愛知新城大谷大学短期大学部の学園祭は、毎年大学と合同で、概ね11月に行われていた。
大学関係者と組織
大学関係者一覧
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大学関係者
- 中久郎:初代学長
施設
- 短期大学部が主として使用する施設としては、介護実習室・入浴実習室・調理被服実習室などがある「実習棟」となっていた。
対外関係
姉妹校
系列校
社会との関わり
- 「市民大学講座」や「でまえ講座」と称した講座などを実施していた。
卒業後の進路について
就職について
- 社会福祉学科
編入学・進学実績
校地の変遷と継承
土地・建物を所有する新城市は尾張学園撤退後、撤退時に公立大学化が相次いだ他の公私協力大学と違って、独立行政法人を設置して大学・短大運営は行わず、外部から新たな校地継承者を募った。その結果、大智学園高等学校を経営する株式会社コーチング・スタッフに土地・建物を貸与することを決め、2014年4月愛知新城大谷大学跡地に「穂の香看護専門学校」が開校された。
脚注
- ^ a b 平成23年度廃止大学等一覧 (PDF) - 文部科学省、2021年12月31日閲覧。
参考文献
- 『全国学校総覧』
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『愛知新城大谷短期大学』入学案内小冊子
- 『愛知新城大谷大学 愛知新城大谷大学短期大学部』入学案内冊子