君は100%

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君は100%
ポルノグラフィティシングル
初出アルバム『PANORAMA PORNO
B面
GET IT ON
リリース
規格 マキシシングル
録音 2010年
日本の旗 日本
ジャンル J-POPロック
時間
レーベル SME Records
作詞・作曲 岡野昭仁
新藤晴一
チャート最高順位
  • 週間2位(オリコン
  • 2010年10月度月間11位(オリコン)
  • 2010年度年間135位(オリコン)
ポルノグラフィティ シングル 年表
瞳の奥をのぞかせて
(2010年)
君は100%
(2010年)
EXIT
2011年
ミュージックビデオ
「君は100%(short ver.)」 - YouTube
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君は100%」(きみはひゃくパーセント)は、日本ロックバンドポルノグラフィティの31作目のシングル2010年10月6日SME Recordsから発売された。

概要[編集]

  • アルバム『∠TRIGGER』から約7か月ぶりの新作。シングルとしては「瞳の奥をのぞかせて」(同年2月10日)以来約8か月ぶりに発売された、2010年第2弾シングル。
  • この胸を、愛を射よ」以来5作振りとなるノンタイアップ作品であったためか、(オリコン集計による)初動・累計売上は前作を下回った。
  • 2012年1月25日ソニー・ミュージックによりYouTubeにポルノグラフィティの公式チャンネルが開設され、「君は100%」のビデオクリップが公開された[1][2][3]
  • このシングルだけ二人の顔写真がない。

収録曲[編集]

  1. 君は100% [4:05]
    疾走感あるメロディと未来を予感させる前向きな世界観[1]の歌詞はキャッチーでシンプルな、すべての人に向けたポジティブな応援歌[1][4]
    「アップテンポ」をコンセプトに作られた曲で、ライヴツアー『11th LIVE CIRCUIT “∠ TARGET”』の後半で初めて披露された。元々はソカのリズムを採り入れた曲であったが、シングルの候補になった際に“ポルノ”らしさ(ポピュラリティ)”を求めたところ、現在の形になった(ドンドコドラムはその名残である)[5][6]
    タイトルは昭仁とスタッフが悩んでいたところに「これくらい弾けちゃえば?」と晴一が提案しそのまま採用された[7]
    ビデオクリップでは、演奏とともにパーセンテージ(%)が「0%」から「100%」へとなっていく(ダウンロードのような)中で演奏するという、シンプルな形になっている[1]
    2010年10月29日放送の『ミュージックステーション』でテレビ初披露。同年12月31日の『第61回NHK紅白歌合戦』でも披露されたが、「スカイツリー楽しみっす!」という一言に気を取られて1コーラス目の最後で歌詞を間違えてしまい、曲の途中と演奏終了後に昭仁が謝罪する一幕があった[8]。後日それを観ていた東京スカイツリーの関係者からグッズが昭仁宛に届けられたという[9]
  2. [4:04]
    ak.hommaが編曲に参加していない楽曲のひとつである。この共同アレンジは、後の「2012Spark」へとつながった[10]
  3. GET IT ON [4:41]
    • 作詞・作曲:Marc Bolan、編曲:ak.homma・Porno Graffitti
    T・レックスのアルバム『電気の武者』の収録曲「Get It On」のカバー(CMでのクレジットや配信限定時代のタイトルは原曲と同様であった)。
    ポルノグラフィティ名義のCD作品にカバー曲が収録されるのは初である。

収録アルバム[編集]

タイアップ[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d pornograffittiSMEJ (2012年1月25日). “ポルノグラフィティ 『君は100%』”. ポルノグラフィティ Official YouTube Channel. YouTube. 2012年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月7日閲覧。
  2. ^ アミューズホームページ編集部 (2012年1月24日). “☆☆「ポルノグラフィティOfficial YouTube Channel」開設!☆☆”. INFORMATION. AMUSE INC.. 2012年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月7日閲覧。
  3. ^ love up! スタッフ (2012年1月24日). “いよいよ、「2012Spark」ビデオクリップ解禁!!”. スタッフレポート. 2012年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月7日閲覧。
  4. ^ もりひでゆき「SPECIAL FEATURE ポルノグラフィティ――「いろいろな角度からのポルノを楽しめるアルバムが完成!!」」『PATiPATi 2012年4月号(VOL.328)』第28巻第4号、ソニー・マガジンズ、2012年3月9日、094-095頁、JAN 4910075550422、雑誌 07555-04。 
  5. ^ 藤井美保「INTERVIEW ポルノグラフィティ「02. Album『PANORAMA PORNO』全曲解説(解説:岡野昭仁、新藤晴一)」」『WHAT's IN? 2012年4月号(No.298)』第25巻第4号、ソニー・マガジンズ、2012年3月14日、036頁、JAN 4910198550422、雑誌 19855-04。 
  6. ^ 大畑幸子「INTERVIEW ポルノグラフィティ「SELF LINER NOTES↓」(解説:岡野昭仁)」『CD&DLでーた 2012年3>4月号(2012 No.2)』第24巻第2号、エンターブレイン、2012年3月14日、050頁、JAN 4910043610424、雑誌 04361-04。 
  7. ^ カフェイン11 2010年10月4日放送より
  8. ^ ちなみに、昭仁は2005年の『第56回NHK紅白歌合戦』で「ジョバイロ」を披露した際にも歌詞を間違えている。
  9. ^ 公式サイトスタッフレポート2011年1月26日更新分より
  10. ^ もりひでゆき「ポルノグラフィティ「Spark 激しくも鮮やかなニューシングルをリリース!!」」『PATiPATi 2011年3月号(VOL.327)』第28巻第3号、ソニー・マガジンズ、2012年2月9日、040-041頁、JAN 4910075550323、雑誌 07555-03。 
  11. ^ 2010年6月から放送されたCMにはメンバーが出演していた。

外部リンク[編集]