井原駅

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井原駅
井原駅駅舎(2006年4月
いばら
Ibara
早雲の里荏原 (3.7 km)
(1.8 km) いずえ
所在地 岡山県井原市七日市町
北緯34度35分34.49秒 東経133度28分8.23秒 / 北緯34.5929139度 東経133.4689528度 / 34.5929139; 133.4689528
所属事業者 井原鉄道
所属路線 井原線
キロ程 30.5 km(総社起点)
電報略号 イハ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1999年平成11年)1月11日[1]
備考 直営駅[1]
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プラットホーム

井原駅(いばらえき)は、岡山県井原市七日市町にある、井原鉄道井原線である。

駅構造

島式1面2線のホームを持ち列車交換が可能な地上駅直営駅かつ井原線最大の拠点駅となっており、駅舎のデザインは井原にゆかりのある那須与一の弓矢を模している。また、近年建築された新線にしては珍しく、ホーム西側には改札とを結ぶ遮断機付きの構内踏切がある[1]

天井が高くガラス張りの開放的な駅舎内には改札窓口に自動券売機、そのほかには売店・飲食店・特産品展示販売スペース等がある。また、中央のコミュニティホールでは各種イベントが開かれ鉄道利用者以外にも開放されている。

井原駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 井原線 下り 神辺方面
2 井原線 上り 清音総社方面

2番線を上下本線、1番線を上下副本線とした一線スルー構造であるが、実際の運用では、井原線に各駅停車しか運行されていないため、方向別にホームを使い分けている。

設備

パークアンドライド用に、駅南側に第一・第二あわせて153台分の駐車場がある。

歴史

駅の名物・名産品

ラーメン店のみ営業)

  • いばららーめん
    井原線沿線の食材を使用した醤油ラーメン。
  • ごんぼうバーガー
    井原線沿線の食材を使用したハンバーガー。井原線バーガー第1弾。

井原産デニム直売所

駅周辺

観光施設

公共施設

商業施設

交通施設

路線バス

その他

駅の700m北北西にある井原バスセンターは、かつての井笠鉄道井原駅であり、本線神辺線はそこでスイッチバックを行っていた。その後、井笠鉄道の鉄道線は廃止となり、線路敷が井原鉄道井原線の用地に転用された際、スルー運転とするために、旧本線と旧神辺線の分岐点に現在の井原駅が建設された。井笠鉄道は2012年10月31日限りで事業を停止し、中国バスに暫定的に引き継がれたが、土地、建物は井原市が買い取り、2015年に全面改築した。中国バスの子会社として設立された井笠バスカンパニーと、井笠鉄道から事業停止直前に独立した北振バスが使用している。

隣の駅

井原鉄道
井原線
早雲の里荏原駅 - 井原駅 - いずえ駅

脚注

  1. ^ a b c d e 「井原鉄道の旅立ち」『鉄道ジャーナル』第33巻第4号、鉄道ジャーナル社、1999年4月、70-74頁。 

関連項目