ロメオの心臓

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ロメオの心臓
BLANKEY JET CITYスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル ポリドール
プロデュース BLANKEY JET CITY
チャート最高順位
BLANKEY JET CITY アルバム 年表
国境線上の蟻
(1998年)
ロメオの心臓
(1998年)
Harlem Jets
(2000年)
『ロメオの心臓』収録のシングル
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ロメオの心臓』(ロメオのこころ)は、BLANKEY JET CITYポリドールから1998年6月24日にリリースした7作目のスタジオ・アルバム

内容

インダストリアル打ち込みを積極的に取り入れた意欲作。レディオヘッドの影響があったと伝えられる。元々のタイトルは「パンティー・ストッキング」。

公式発表では「ロメオの心臓」と書いて「ロメオのこころ」と読むが、メンバー自身は度々インタビューで「ロメオのしんぞう」と呼んでいる。アルバムの内容に関しては、「すごいかっこいい」「映画のサントラのように聞いて欲しい」と語っている。

レコーディングは東京で行い、約3か月で完成した。

チャート成績

本作の売上枚数はBJC史上最高の30万枚以上。オリコンチャート7位を記録した。

アートワーク

初回限定盤のみ横長の紙製デジパック仕様。三ツ折になっており開くとメンバーが野球をしている写真がパノラマで見られる。

収録曲

特記以外作詞・作曲:浅井健一

  1. パイナップルサンド
    シングル「小さな恋のメロディ」のC/W。
    SEのサイレン音は、映画『マッドマックス』からサンプリングされている。
  2. ぼくはヤンキー
    作曲:浅井健一・中村達也
    中村達也が楽曲作りに参加。
  3. VIOLET FIZZ
    今までに無い、打ち込みが前面に出ている。
  4. 彼女は死んだ
    作曲:照井利幸・浅井健一
    照井がウッドベースを使用している。
  5. 君の手のひらに
  6. スクラッチ
    作曲:照井利幸・浅井健一
    リズムは全て打ち込みの楽曲。
    照井がウッドベースを使用している。
  7. 赤いタンバリン
    11thシングル。
    今までの作品に比べ、ポップだと言われることが多いが、メンバーは、特にポップな曲を書こうという意識は無く、単にかっこいいと思い作った。後のベスト・アルバム『Blankey Jet City 1997-2000』に収録される。
  8. ロメオ
    「左ききのBaby」C/W曲。アルバム表題曲。
    ユアン・マクレガーが出演するボブソンジーンズのCMタイアップが先に決まり、そのために書き下ろした。
    後のベスト・アルバム『Blankey Jet City 1997-2000』に収録される。
  9. HAPPY SUNDAY MORNING
    作曲:照井利幸・浅井健一
  10. 古い灯台
    作曲:浅井健一・照井利幸・中村達也
    Instrumental
    ライジング・サン・ロックフェスティバルで、各バンド入場曲に使用された。後のベスト・アルバム『Blankey Jet City 1997-2000』に収録される。
  11. 幸せな人
    作曲:照井利幸
  12. ドブネズミ
  13. 小さな恋のメロディ
    12thシングル。
    同タイトルの映画が基になっている。
    家族そろってボキャブラ天国」エンディングテーマ曲。
  14. ハツカネズミ
    作曲:浅井健一
    12曲目「ドブネズミ」のInstrumental。

脚注

  1. ^ BLANKEY JET CITY/ロメオの心臓”. tower.jp. 2022年9月19日閲覧。