ユー・ライク・ミー・トゥ・マッチ

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ユー・ライク・ミー・トゥ・マッチ
ビートルズ楽曲
英語名You Like Me Too Much
リリース
録音
ジャンルポップ・ロック[1]
時間2分35秒
レーベル
作詞者ジョージ・ハリスン
作曲者ジョージ・ハリスン
プロデュースジョージ・マーティン
ヘルプ! 収録曲
イッツ・オンリー・ラヴ
(B-2)
ユー・ライク・ミー・トゥ・マッチ
(B-3)
テル・ミー・ホワット・ユー・シー
(B-4)

ユー・ライク・ミー・トゥ・マッチ」(You Like Me Too Much)は、ビートルズの楽曲である。作詞作曲はジョージ・ハリスンが手がけた。アメリカでは1965年6月14日に発売されたキャピトル編集盤『ビートルズ VI』に、イギリスでは8月6日に発売された5作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『ヘルプ!』に収録された[2]

曲の構成、レコーディング[編集]

曲のキーはGメジャーで、4分の4拍子で演奏される[2]。アラン・W・ポラックは、即興演奏を思わせるイントロ、ブリッジとブレイクの両方を含む曲構成、音楽と歌詞の両方の面でヴァースとブリッジがわずかに融合しているなど、複数の要素を本作の特徴として挙げている[2]。曲中では、6度や7度を使用した和音が多く含まれており、ジャズの雰囲気を持っている[2]

「ユー・ライク・ミー・トゥ・マッチ」のレコーディングは、1965年2月17日に行われ[3]、8テイク録音された[4]。同日には「ザ・ナイト・ビフォア」のレコーディングも行なわれており、いずれもジョン・レノンエレクトリックピアノを演奏している。翌日、ジョージ・マーティンエンジニアノーマン・スミスケン・スコット英語版によってモノラル・ミックスが作成され、2月23日にスミスとマルコム・デイビーズによってステレオ・ミックスが作成された[5]

クレジット[編集]

※出典[3]

カバー・バージョン[編集]

ランディ・バックマン英語版は、アルバム『By George by Bachman』で本作をカバーしている[6]

なおボブ・ディランは、1966年に発表した楽曲「時にはアキレスのように」で、本作のピアノのイントロを再現している[3]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ Unterberger, Richie. “You Like Me Too Much - Song Review”. AllMusic. All Media Network. 2011年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月24日閲覧。
  2. ^ a b c d Pollack, Alan W.. “Notes on "You Like Me Too Much"”. soundscapes.info. 2021年7月24日閲覧。
  3. ^ a b c Womack 2014, p. 1047.
  4. ^ Guesdon & Margotin 2014, p. 291.
  5. ^ Lewisohn 1988, p. 56.
  6. ^ By George by Bachman - Randy Bachman | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2021年7月24日閲覧。

参考文献[編集]

  • Guesdon, Jean-Michel; Margotin, Philippe (2014). All The Songs: The Story Behind Every Beatles Release. Running Press. ISBN 1-6037-6371-6 
  • Lewisohn, Mark. The Beatles Recording Sessions (2nd ed.). New York: 1988. ISBN 978-0-517-57066-1 
  • Womack, Kenneth (2014). The Beatles Encyclopedia: Everything Fab Four [2 Volumes]. ABC-CLIO. ISBN 0-3133-9172-6 

外部リンク[編集]