ハツカダイコン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。JAnDbot (会話 | 投稿記録) による 2012年5月29日 (火) 07:02個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.2) (ロボットによる 除去: ne:मूला)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ハツカダイコン
ハツカダイコン
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: フウチョウソウ目 Brassicales
: アブラナ科 Brassicaceae
: ダイコン属 Raphanus
: ダイコン(原種) R. sativus
変種 : ハツカダイコン var. sativus
学名
Raphanus sativus var. sativus
和名
ハツカダイコン(廿日大根、二十日大根)
英名
Radish
ハツカダイコン、生、根
100 gあたりの栄養価
エネルギー 66 kJ (16 kcal)
3.40 g
糖類 1.86 g
食物繊維 1.6 g
0.10 g
0.68 g
ビタミン
チアミン (B1)
(1%)
0.012 mg
リボフラビン (B2)
(3%)
0.039 mg
ナイアシン (B3)
(2%)
0.254 mg
パントテン酸 (B5)
(3%)
0.165 mg
ビタミンB6
(5%)
0.071 mg
葉酸 (B9)
(6%)
25 µg
ビタミンC
(18%)
14.8 mg
ミネラル
カリウム
(5%)
233 mg
カルシウム
(3%)
25 mg
マグネシウム
(3%)
10 mg
リン
(3%)
20 mg
鉄分
(3%)
0.34 mg
亜鉛
(3%)
0.28 mg
%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDIの割合。
出典: USDA栄養データベース(英語)

ハツカダイコン(廿日大根、二十日大根、学名:Raphanus sativus var. sativus)はアブラナ科ダイコン属の野菜。ラディッシュとも呼ばれる。

特徴

主として肥大した胚軸を食用とする。原産はヨーロッパで、明治時代に日本に伝播した植物である。

根の形状はたいてい2cm程度の球形~楕円形(長い品種でも10cm程度)で、皮の色はが多い(赤以外にも、白、黄色、紫色などの色がある)。この種は、大根の中でも最も小型で、収穫までの時期が短く、それほど環境を選ばない為に全国で栽培されている。

和名は播種もしくは萌芽から収穫までが早くて20日程度であることから。

主な品種

  • コメット(早蒔き)
  • レッドフォーシング(遅蒔き)
  • サクサ(耐高温) 

利用法

ハツカダイコンは、生食または酢の物が主な食べ方である。

保存法

菜付きのものは、買ってすぐに菜を切り落として密封し、冷蔵庫で保存する。