タイ・リーグ1
ハイラックス レボ・タイ・リーグ Hilux Revo Thai League | |
---|---|
加盟国 | タイ |
大陸連盟 | AFC |
創立 | 1996 |
参加クラブ | 16 |
リーグレベル | 第1部 |
下位リーグ | タイ・リーグ2 |
国内大会 |
タイFAカップ タイ・チャンピオンズカップ |
リーグカップ | タイ・リーグカップ |
国際大会 | AFCチャンピオンズリーグ |
最新優勝クラブ | ブリーラム・ユナイテッド (9回目) (2022-23) |
最多優勝クラブ | ブリーラム・ユナイテッド (9回) |
公式サイト | 公式サイト |
2023-24 |
タイ・リーグ1(タイ語: ไทยลีก1, 英語: Thai League 1, 略称: T1)は、タイ王国におけるプロサッカーの最上位リーグである。スポンサーであるトヨタ自動車の車種名を冠し、ハイラックス レボ・タイ・リーグ(英語: Hilux Revo Thai League)とも呼ばれる。
歴史
[編集]タイ・プレミアリーグが創設されるまで、タイのクラブサッカーにおいてはトーナメント戦のコー・ロイヤルカップ(1916-1995)が最高レベルの大会だった。タイ・プレミアリーグはタイサッカー協会(FAT)により1996年に発足し、それまでコー・ロイヤル・カップに参加していた18クラブが名を連ねた。この最初のシーズンのみ、リーグ戦のあとに上位4クラブによるチャンピオンシッププレーオフを実施して優勝クラブを決めた[1]。
2007年、プロ・リーグ1がプレミアリーグとタイ・ディヴィジョン1リーグに統合された。この年からクラブ数が16クラブに増えた。2011年、クラブ数が18クラブに増えた。2012年2月17日、Jリーグとパートナーシップ協定を締結した[2]。
2017年にタイ・リーグのリブランディングが行われ、タイ・プレミアリーグはタイ・リーグ1に改名した。2019年からクラブ数を16クラブに減らすため、2018シーズンに限り5クラブがタイ・リーグ2に降格することとなった。
2020年、COVID-19パンデミックによって4節消化時点でリーグを一旦中断。4月14日にタイ・リーグ1およびタイ・リーグ2のクラブ代表者による会議で、9月再開翌年5月閉幕とする秋春制への移行を決定した[3]。また、AFCチャンピオンズリーグ2021の出場権は2020年末時点でのリーグ戦上位4クラブに与えられることが決まり、グループステージから参加の2クラブがBGパトゥム・ユナイテッドFCとポートFCに、プレーオフラウンドから参加の2クラブがチェンライ・ユナイテッドFCとラーチャブリー・ミトポンFC(いずれも後にグループステージからの参加に変更)となった[4]。
大会形式
[編集]全16クラブが参加し、各チーム2回戦総当たりで行われる。上位2クラブはAFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ出場権、3位、4位クラブはプレーオフの出場権を獲得する。下位3クラブはタイ・リーグ2に降格する。
リーグ名の変遷
[編集]シーズン | リーグ名 | スポンサー |
---|---|---|
1996-1997 | ジョニー・ウォーカー・タイランド・サッカーリーグ (จอห์นนี วอล์กเกอร์ ไทยแลนด์ ซอกเกอร์ลีก / Johnnie Walker Thailand Soccer League) |
ジョニー・ウォーカー |
1998-2000 | カルテックス・プレミアリーグ (คาลเท็กซ์ พรีเมียร์ลีก / Caltex Premier League) |
カルテックス |
2001/02-2002/03 | GSMタイ・リーグ (จีเอสเอ็ม ไทยลีก / GSM Thai League) |
アドバンスト・インフォ・サービス |
2003/04-2004/05 | タイ・リーグ (ไทยลีก / Thai League) |
- |
2006-2008 | タイランド・プレミアリーグ (ไทยแลนด์ พรีเมียร์ลีก / Thailand Premier League) |
- |
2009 | タイ・プレミアリーグ (ไทยพรีเมียร์ลีก / Thai Premier League) |
- |
2010-2012 | スポンサー・タイ・プレミアリーグ (Sponsor Thai Premier League) |
スポンサー |
2013-2015 | トヨタ・タイ・プレミアリーグ (Toyota Thai Premier League) |
トヨタ・モーター・タイランド(トヨタ自動車タイ法人) |
2016-2021 | トヨタ・タイ・リーグ (Toyota Thai League) |
トヨタ・モーター・タイランド |
2022-現在 | ハイラックス・レボ・タイ・リーグ (Hirux Revo Thai League) |
トヨタ・モーター・タイランド |
所属クラブ
[編集]- 2023–24シーズン
チーム名 | ホームタウン | ホームスタジアム | 前年成績 |
---|---|---|---|
ブリーラム・ユナイテッド | ブリーラム県 | ブリーラム・スタジアム | T1優勝 |
バンコク・ユナイテッド | バンコク | タイ・ジャパニーズ・スタジアム | 同2位 |
ポート | バンコク | PATスタジアム | 同3位 |
ムアントン・ユナイテッド | ノンタブリー県 | サンダードーム・スタジアム | 同4位 |
チェンライ・ユナイテッド | チエンラーイ県 | チェンライ・ユナイテッド・スタジアム | 同5位 |
チョンブリー | チョンブリー県 | チョンブリー・スタジアム | 同6位 |
ポリス・テロ | バンコク | ブーニャチンダ スタジアム | 同7位 |
ラーチャブリー | ラーチャブリー県 | ラーチャブリー・スタジアム | 同8位 |
BGパトゥム・ユナイテッド | パトゥムターニー県 | レオ・スタジアム | 同9位 |
ラムプーン・ウォリアー | ラムプーン県 | ラムプーン・スタジアム | 同10位 |
プラチュワップ | プラチュワップキーリーカン県 | サム・アオ・スタジアム | 同11位 |
スコータイ | スコータイ県 | タレー・ルアン・スタジアム | 同12位 |
コーンケン・ユナイテッド | コーンケン県 | コーンケンスタジアム | 同13位 |
ナコーンパトム・ユナイテッド | ナコーンパトム県 | ナコーンパトム市立スポーツスクールスタジアム | T2優勝 |
トラート | トラート県 | トラート・スタジアム | 同2位 |
ウタイターニー | ウタイターニー県 | ウタイターニー県競技場 | 同3位 |
- パタヤ・ユナイテッドは、本拠地を移転してサムットプラーカーン・シティとして参戦している。
歴代優勝クラブ
[編集]クラブ別優勝回数
[編集]クラブ | 優勝 | 準優勝 | 優勝年度 |
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ブリーラム・ユナイテッド | 2008, 2011, 2013, 2014, 2015, 2017, 2018, 2021-22, 2022-23 | ||
ムアントン・ユナイテッド | 2009, 2010, 2012, 2016 | ||
エアフォース・ユナイテッド | 1997, 1999 | ||
ポリス・テロ | 2000, 2001-02 | ||
クルン・タイ・バンク | 2002-03, 2003-04 | ||
チョンブリー | 2007 | ||
バンコク・ユナイテッド | 2006 | ||
BBCU | 1998 | ||
バンコク・バンク | 1996-97 | ||
TTMチエンマイ | 2004-05 | ||
チェンライ・ユナイテッド | 2019 | ||
BGパトゥム・ユナイテッド | 2020-21 |
歴代得点王
[編集]脚注
[編集]- ^ Thai Premier League 1996 Summary fat.or.th
- ^ タイプレミアリーグ(TPL)とのパートナーシップ協定締結について - Jリーグ公式サイト、2012年2月17日
- ^ 長沢正博 (2020年8月3日). “コロナで秋春制移行のタイ。シーズン中に中継なくなる恐れ”. フットボリスタ. 2021年8月30日閲覧。
- ^ 本多辰成 (2020年12月14日). “タイの来季ACL出場4チームが決定…細貝萌所属のバンコク・ユナイテッドは出場逃す”. サッカーキング. 2021年8月30日閲覧。
関連項目
[編集]- タイのサッカー
- Jリーグ アジアチャレンジ(J1リーグと当リーグの交流戦)