エヴァン・レイチェル・ウッド
エヴァン・レイチェル・ウッド Evan Rachel Wood | |
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トロント国際映画祭にて(2009年) | |
生年月日 | 1987年9月7日(36歳) |
出生地 | ノースカロライナ州ローリー |
国籍 | アメリカ合衆国 |
活動期間 | 1994年 - |
活動内容 | 1998年:映画デビュー |
配偶者 | ジェイミー・ベル (2012 - 2014) |
主な作品 | |
『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』 『アクロス・ザ・ユニバース』 |
エヴァン・レイチェル・ウッド(Evan Rachel Wood, 1987年9月7日 - )は、アメリカ合衆国の女優。
来歴
生い立ち
ノースカロライナ州ローリー出身にてユダヤ教徒の両親のもとに生まれる。父親のアイラ・デヴィッド・ウッド3世は俳優兼舞台監督、母親のサラ・リン・ムーアは女優。2人の兄がおり、デーナはミュージシャン、アイラは俳優をしている。叔父のキャロル・ウィンステッド・ウッドはプロダクション・デザイナー。幼い頃から父親が主宰する舞台に出演していた。
キャリア
1994年の映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』でキルスティン・ダンストと少女クローディア役を最後まで競い合うが、役を得られずに終わった。その後はテレビドラマなどに出演した。1997年に両親が離婚し、母親と兄(アイラ)と共にロサンゼルスへ引越す。1998年に『ウィズ・ユー』で映画デビューする。
2003年に多感な13歳の少女を演じた『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』が批評家の高い評価を受け、ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)や全米映画俳優組合賞主演女優賞などにノミネートされ、一躍ハリウッド期待の若手女優となる。
2007年公開のビートルズの楽曲を扱ったミュージカル映画『アクロス・ザ・ユニバース』ではヒロインを演じ、翌年公開のヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞した『レスラー』ではミッキー・ロークの娘役を演じた。
私生活
15歳で高校を卒業。テコンドーの黒帯を取得している。
グリーン・デイのミュージック・ビデオで共演したのをきっかけに、俳優のジェイミー・ベルと交際していたが1年ほどで破局[1][2]。その後、2007年から19歳年上のミュージシャンマリリン・マンソンのボーカル、マリリン・マンソンと交際を始め、マンソンと共にミュージック・ビデオ『Heart-Shaped Glasses』に出演。マンソンとの交際をはじめてから、地毛の金髪を黒く染めるなどメイクや服装も変わったため、コラムニスト達はウッドがマンソンの前妻ディタ・フォン・ティースに似てきていると指摘した[3]。2009年1月に婚約したと報じられたが[4]、最終的に破局した。
その後ジェイミー・ベルと復縁し、2012年10月、結婚した[5]。2013年7月には男児を出産した[6]。しかし2014年5月、ウッドとベルは別居を公表した[7]。
また、ジェイミーと結婚する以前には、理想の恋人について「すてきな男性でもいいし、すてきな女性でもいい。どちらでも構わない」と、自身がバイセクシュアルである事をカミングアウトしている[8]。最近では、『Lの世界』の女優キャサリン・メーニッヒと交際、11月には破局したと報道された。
フィルモグラフィー
映画
年 | 邦題/原題 | 役名 | 備考 |
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1998 | ウィズ・ユー Digging to China |
ハリエット・フランコヴィッツ | |
プラクティカル・マジック Practical Magic |
カイリー・オーウェンス | ||
2002 | ひみつの番人 Little Secrets |
エミリー・リンドストローム | |
シモーヌ S1m0ne |
レイニー・クリスチャン | ||
2003 | ミッシング The Missing |
リリー・ギルクソン | |
サーティーン あの頃欲しかった愛のこと Thirteen |
トレイシー・フリーランド | ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)ノミネート | |
2005 | ママが泣いた日 The Upside of Anger |
ラベンダー・“ポパイ”・ウルフマイヤー | |
2006 | ハサミを持って突っ走る Running with Scissors |
ナタリー・フィンチ | |
ダウン・イン・ザ・バレー Down in the Valley |
トーブ | ||
2007 | カリフォルニア・トレジャー King of California |
ミランダ | |
アクロス・ザ・ユニバース Across the Universe |
ルーシー | ||
ダイアナの選択 The Life Before Her Eyes |
高校生の頃のダイアナ・マクフィー | ||
2008 | レスラー The Wrestler |
ステファニー | |
2009 | 人生万歳! Whatever Works |
メロディ | |
2010 | 声をかくす人 The Conspirator |
アンナ・サラット | |
2011 | スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜 The Ides of March |
モリー・スターンズ | |
2013 | バレット・オブ・ラヴ Charlie Countryman |
ギャビー・イバネスク |
テレビドラマ
年 | 邦題/原題 | 役名 | 備考 |
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1998 - 1999 | プロファイラー/犯罪心理分析官 Profiler |
クロエ・ウォーターズ | 6エピソード |
2002 | ザ・ホワイトハウス The West Wing |
ホーガン・クレッグ | 1エピソード |
2003 | CSI:科学捜査班 CSI: Crime Scene Investigation |
ノラ・イーストン | 1エピソード |
2009 - 2011 | トゥルーブラッド True Blood |
ソフィー=アン・レクラーク | 8エピソード |
2011 | ミルドレッド・ピアース 幸せの代償 Mildred Pierce |
ヴィーダ・ピアース(17歳〜) | ミニシリーズ 2エピソード |
ミュージック・ビデオ
参考文献
- ^ O'Toole, Lesley (2006年6月24日). “Distress princess”. Guardian Unlimited 2006年6月24日閲覧。
- ^ Maher, Kevin (2007年9月27日). “Evan Rachel Wood's hard day’s night”. Times Online 2007年9月27日閲覧。
- ^ Backseat Cuddler (2008年4月16日). “Evan Rachel Wood is Turning into Dita von Teese”. Backseat Cuddler
- ^ シネマトゥデイ (2009年1月8日). “マリリン・マンソン、『レスラー』のエヴァン・レイチェル・ウッドと婚約”. 2009年1月8日閲覧。
- ^ “『リトル・ダンサー』の名子役ジェイミー・ベルが結婚! お相手は女優エヴァン・レイチェル・ウッド”. シネマトゥデイ. (2012年11月1日) 2013年1月5日閲覧。
- ^ Saad, Nadine (2013年7月30日). “Actress Evan Rachel Wood, husband Jamie Bell welcome baby boy”. LA Times. 2013年7月30日閲覧。
- ^ Blumm, K.C. (2014年5月28日). “Evan Rachel Wood and Jamie Bell Separate”. People. 2014年5月28日閲覧。
- ^ “マリリン・マンソンの元婚約者でもあるエヴァン・レイチェル・ウッド、バイセクシャルであることをカミングアウト”. シネマトゥデイ. (2011年4月19日) 2013年1月5日閲覧。
外部リンク
- Evan Rachel Wood - IMDb(英語)
- エヴァン・レイチェル・ウッド - allcinema
- エヴァン・レイチェル・ウッド (@evanrachelwood) - X(旧Twitter)
- エヴァン・レイチェル・ウッド - Rotten Tomatoes(英語)