アエロスヴィート航空
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設立 | 1994年3月25日 | |||
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運航開始 | 1994年 | |||
運航停止 | 2013年 | |||
ハブ空港 | ボルィースピリ国際空港 | |||
マイレージサービス | Meridian Club | |||
保有機材数 | 17機 | |||
就航地 | 38都市 | |||
本拠地 | ウクライナ ボルィースピリ |
アエロスヴィート航空(ウクライナ語:Авіакомпанія "АероСвіт"アヴィアコムパーニヤ・アエロスヴィート;英語:AeroSvit AirlinesまたはAeroSvit Ukrainian Airlines;ロシア語:Авиакомпания "АэроСвит"アヴィアカムパーニヤ・アエロスヴィート)は、かつて存在したウクライナの航空会社。アエロスビット・ウクライナ航空とも呼ばれる。「АероСвіт」とは、ウクライナ語で「航空世界」といった意味の造語。ロシア語正書法に転写すれば「АэроСвит」、ロシア語に翻訳すれば「АэроСвет」となり、この名称が使用されることもある。
概要
[編集]アエロスヴィートは、キエフに本社を置き、ボルィースピリ国際空港を根拠地としていた。ウクライナ国内の他、ロシア、イスラエル、トルコ、ブルガリア、ギリシャ、キプロス、ハンガリーなどウクライナ人にとって馴染みの深い国を中心に26ヶ国へ路線を展開していた。また、いくつかの国際線チャーター便も運航していた。
アエロスヴィートは、独立ウクライナ最初の航空会社のひとつである。会社は、共同資本により1994年3月25日に創立され、同年4月より運航を開始した。当初の就航路線はキエフ・ボルィースピリからテルアビブ、オデッサ、テッサロニキ、アテネ、ラルナカで、ウクライナ航空との共同運航であった。10月からはボーイング社からボーイング737-200のドライ・リースが開始され、モスクワなどへも路線を延ばすようになった。
アエロスヴィートはウクライナ国内での保有率が62 %に達しているが、オランダのGilward Investmentsも38 %を保有している。
航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している。 [1]
2012年12月、資金繰り悪化が表面化し、各国での空港利用料の不払い累積から、多くの定期路線を運休し、ウクライナ国際航空に路線を移管した。
2012年7~8月において、東京(成田空港)-キエフ(ボリースピリ国際空港)間の定期チャーター便を週一便で運航を行ったことがある。
保有機材
[編集]アエロスヴィート航空のすべてのボーイング社製機材は以下の航空機で構成されていた(2009年5月13日現在)[2]が、2013年の運航停止後は多くがウクライナ国際航空へ移管された。
- An-148B 1 機(UR-NTA)、9 機発注
- ボーイング737-200型機 1 機(UR-BVY)
- ボーイング737-300型機 2 機(UR-VVA、UR-VVR)
- ボーイング737-400型機 4 機(UR-VVE、UR-VVL、UR-VVM、UR-VVP)
- ボーイング737-500型機 4 機(ES-ABC、ES-ABD、UR-VVB、UR-VVD、UR-VVQ)
- ボーイング737-800型機 7 機、7 機発注(UR-PSA、UR-PSB)
- ボーイング767-300ER型機 3 機(UR-VVF、UR-VVO、UR-VVT)
- サーブ 340A 1 機(UR-CGQ)
脚注
[編集]- ^ “Airlines using Amadeus” (英語). アマデウスITグループ. 2015年9月27日閲覧。
- ^ CH-Aviation - Airline News, Fleet Lists & More
関連項目
[編集]- 南航空(Південні авіалінії)
- ウクライナの航空会社