まめバス

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まめバスの車両

まめバスは、千葉県野田市茨城急行自動車に委託して運行しているコミュニティバスである。正式名称は野田市コミュニティバスであるが、旅客向け案内では「まめバス」が多用されている。

概要

一般公募からまめバスという愛称が名付けられた。小回りのきく小さいバスであることや、市民にこまめに乗ってもらいたいこと、枝豆の出荷量が全国一になることなどが理由となっている。

関宿町との合併する際の新市の建設計画の中で、「都市基盤の整備」という項目においてコミュニティバスの運行が盛り込まれた。その後、合併協議会やそれに伴う住民説明会などにおいて市民の意見などを取り入れながら運行計画案をまとめ、実際の運行となった。

インターネットラジオ配信サイトの音泉で配信されているほめられてのびるらじおPPの2010年8月26日配信分の第179回にて「そうだ、ニッポンを知ろう!」のコーナーで取り上げられた。

略歴

  • 2004年1月9日 - まめバスの運転を開始する。
  • 2004年5月26日 - 一部ルートを変更する。
  • 2005年4月1日 - 新ルート開設を行う。
  • 2007年10月1日 - 新ルート(新南・新北ルート)開設。
  • 2011年4月1日 - 各ルートのルート・ダイヤ改正。

運賃

  • 中高生・大人:100円。
  • 小学生:50円。
  • 乳幼児は無料。
  • 障害者手帳の提示により50円(介護人も50円)。
  • PASMOSuicaは利用できない。
  • 1日乗車券大人200円、小学生100円。バス車内のみで販売する。日付は乗務員が手書きする。
    • 1日乗車券販売開始に伴い、従来の乗り継ぎ券は平成23年3月31日で廃止された。

現行路線

年末年始12月29日 - 1月3日)は全便運休する。

関宿城ルート(土・休日運休)

北ルート

関宿中央ターミナルと市役所を結ぶ路線である。清水公園駅を経由する清水経由と、堤台向山・イオンタウンを経由する堤台経由が運転されている。

  • 関宿中央ターミナル - いちいのホール - 七光台 - 北コミセン入口 - 川間駅南口 - 清水公園駅 - 欅のホール - 愛宕駅 - 市役所
  • 関宿中央ターミナル - いちいのホール - イオンタウン - 北コミセン入口 - 川間駅南口 - 堤台向山 - 欅のホール - 愛宕駅 - 市役所

新北ルート(土・休日運休)

いちいのホールと市役所を結ぶ路線である。

中ルート(土・休日運休)

小山を起終点とする小山経由と、堆肥センター入口・USS流通会場前を起終点とする木野崎経由が運転されている。

  • 小山 - イオンタウン - 清水公園駅東口 - 愛宕駅 - 欅のホール - 愛宕駅 - 市役所 - 前耕地 - 小山
  • 堆肥センター入口・USS流通会場前 - イオンタウン - 清水公園駅東口 - 愛宕駅 - 欅のホール - 愛宕駅 - 市役所 - 斎場前 - 堆肥センター入口・USS流通会場前

南ルート

老人福祉センターを起終点とする循環ルートである。

  • 老人福祉センター - 野田梅郷住宅 - 市役所 - 愛宕駅 - 欅のホール - 仲町 - 梅郷駅 - みずき通り - 老人福祉センター

新南ルート

みずき4丁目公園と大利根温泉を結ぶ路線である。今上上中(いまがみ かみなか)を経由する今上経由と、花井を経由する花井経由が運転されている。

車両

  • ポンチョ日野自動車
    枝豆を意識した黄緑色をベースとし、大豆ベージュ色、小豆の小豆色が使われており、上部には、枝豆のオブジェが置いてある。また、前方部分には100円を意識したイラストが、側面と後方部分にはイメージキャラクターが描かれている。またナンバープレートの一連指定番号がすべて100である。
    定員29名の2代目ポンチョ・ショートが10台まめバス専用にあり、平日は9台、土休日は5台で運行されている。
    旧型車は、出入口は30cm、床は段差がなく、車椅子は、横と後ろのスロープで2台まで乗ることができる。

利用状況

利用者数は増加傾向にある。2007年9月に利用者が100万人になった。

  • 2004年1月 - 2005年3月期:25万9,000人
  • 2005年度:29万4,000人
  • 2006年度:30万7,000人
  • 2007年度:34万8,000人

2012年6月3日に利用者数260万人突破。

関連項目

外部リンク