あー夏休み
「あー夏休み」 | ||||
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TUBE の シングル | ||||
初出アルバム『N・A・T・S・U』 | ||||
B面 | AQUARIAN GIRL | |||
リリース | ||||
規格 |
CD カセット CDビデオ | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | CBS/Sony | |||
プロデュース | 長戸大幸 | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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TUBE シングル 年表 | ||||
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「あー夏休み」(あーなつやすみ)はTUBEの通算11作目のシングル。CDコードはCSDL3104、CTは15KH5283、CDVはCSFM7022。また、本シングルをオフヴォーカルで再収録した作品を同年6月21日にリリース。名称は「あー夏休み オリジナル・カラオケ」であり、オフヴォーカルであることと全曲名に「(オリジナル・カラオケ)」と付与された以外に変更点は無い。
概要
- TUBEのシングルとして初めてタイトルに「夏」という言葉が使用されたナンバー。
- ジャケットには、オーストラリアの画家、ケン・ドーンのイラストが使用された。
- 2003年にsnappeasがカヴァー、2005年にはS.T.F feat sean&Kimがアルバム『ビキニトランス』でカヴァーしている。
- 2013年7月現在、1992年のライヴ映像を元にリクルートホットペーパーグルメのCMソングに起用されている。
逸話
1990年のシングル曲制作では、当初1980年代のシングル「シーズン・イン・ザ・サン」、「SUMMER DREAM」を踏襲する流れのシングル曲を予定し、アルバム『N・A・T・S・U』に収録されている「THE SURFIN'IN THE WIND」を第一候補に、「90'S DOOR」を第二候補に1990年のシングル曲にする予定であったという[1]。しかしプロデューサーの長戸大幸はすべて反対し、長戸自らギターを持ち出して、TUBEのメンバーの目の前で弾き語りをし、「このような曲、おまえたち作れないか?」とメンバーに打診[1]。そのプロデューサーの提案にTUBEのメンバーは納得がいかずに反対であった。楽曲制作では前田が「Oh! Summer Holiday」という歌詞を完成させたが、これも長戸に却下される。メンバーに葛藤があったというが、完成した曲はタイトルを日本語の「あー夏休み」に替えると、プロデューサー長戸は一発OKを出したため、前田はヤケクソで歌詞をすべて書き直した。すると「衣装は浴衣でいこう」と売り方までも指示された。メンバー自身は、この指示とシングル曲との方向性に納得がいかずに解散を覚悟したという。なお、楽曲制作での葛藤に関する話題は、2010年に「TUBE、「あー夏休み」で解散危機」と題し、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)内のトークで当時を振り返った。
背景にこのようなやり取りがあったにも関わらず、「ヤケクソで作成した」曲は軽いノリと歌詞が受けてヒットした。メンバーの意識もプロデューサーとのやり取りで再確認されたことになりあらゆる意味でターニングポイントの曲となった[2]。2014年7月に発表された音楽雑誌の「夏ソングランキング」では、ゆずやサザン、TUBEの他のヒット曲を抑えてこの曲が1位を獲得している[3]。
収録曲
参加ミュージシャン
収録アルバム
- N・A・T・S・U
- TUBEST II
- TUBEST III(ミックスの異なるバージョン)
コンピレーションアルバム
- GOLDEN J-POP 1989〜90(1997年7月1日発売)
- そ 1990(1999年7月23日発売)
- 青春歌年鑑'90 BEST30(2000年11月22日発売)
- Summer(2006年7月5日発売)
- BEST HIT BEING(2009年12月発売、通販のみ)
脚注
- ^ a b 学習研究社「BLUE MEMORIES TUBE」ISBN4-05-400354-0 (1994年)
- ^ http://japan.techinsight.jp/2010/07/tube-matuyasumi-kaisan.html
- ^ http://www.musicvoice.jp/news/20140709015961/photonews14070908/